[教えて卒花さん]人気の会場は1年前から予約で埋まっているって本当?
人気の会場は競争率も高いので、うかうかしているとアッという間に予約でいっぱいに。特にベストシーズンの春や秋の土・日・祝日は、1年前から埋まってしまうこともあるようです。狙いを定めた会場がある人は、早めに動き出すのが鉄則! 出遅れちゃった人のための裏ワザも教えます。
まずは会場探しにまつわるデータをチェック!
★実際には1年以上前から始める人が多い「会場探し」
会場探しをスタートした時期は平均10.4カ月前となっているものの、時期別に見てみると、実は「13カ月以上前」という回答が最も多いんです。さらに36.5%の人が、1年以上前から動き始めている様子。そうと分かればグズグズしているヒマはありませんよ。希望の会場での結婚式を叶えるため、いざ行動開始!
シーズンに関係なく、人気が高い「特別日」って知ってる?
実はオフシーズンにも予約が集中する日があります。それは「2月14日(バレンタインデー)」や「7月7日(七夕)」、「12月24日(クリスマスイブ)」など。いずれも1年に1回しかないスペシャルデー。この日がたまたま土・日・祝日の場合は予約が集中するので、狙っている人は、早めに動き始めることをオススメ!
【その1】第一志望を押さえたいなら、1年前からGO!
地域によって若干の差はあるものの、全体の約6割の人たちが、比較的過ごしやすくて連休の多い9~11月と3~5月に結婚式を挙げています。当然ながら人気の会場には予約が集中し、かなり早くから埋まってしまうので、「どうしてもこの会場で、この時期に!」という強い希望がある人は、1年以上前から動き始めても決して早すぎることはありません。
1年前から動いて!
<12カ月前からスタート→ほぼ満足>
1年前から探し始めましたが、希望日の大安はすでに予約いっぱい。妥協して友引など別のお日柄で探しても、会場によっては難しい状況でした。六輝を重視する人は意外と多いので、早めに動くことをオススメします。(ベイマさん)
<7カ月前からスタート→出遅れつつ結果オーライ>
いい時期は1年前から予約でいっぱいと聞くけれど、それは本当です! 6軒見に行ってどこも確実に埋まっていました。結果的に、希望日の一つが奇跡的に空いていてすべり込めましたが、もう少し遅いと式を半年後にずらさなきゃいけないところでした。(香菜子さん)
【その2】月や時間帯に幅を持たせたら、選択肢がグンと広がる
上でも説明した通り、気候が安定していて過ごしやすいシーズンには予約が集中します。できればピンポイントではなく、「10月~11月の空いている土曜日」など日程に幅を持たせて相談を。どうしても挙げたい日がある場合、早朝や夕方以降など比較的空いている時間帯を選ぶ方法もありますよ。
日時に幅を持たせました
<9カ月前からスタート→時間帯を変更>
桜の時期を希望していましたが、同じ気持ちの人が多くて予約が殺到。どうしても希望日にその会場で式を挙げたかったので、唯一空いていた早朝に予約を取りました。(naoさん)
<10カ月前からスタート→日程を変更>
希望するシーズンは3・4・5月。ただ、10カ月前の時点ですでに土曜日の昼挙式は満杯状態。仕方なく6月まで幅を広げて確認したところ、ちょうど私たちのプロポーズ記念日が空いていたので、その日に決めました。(y・kさん)
発想を変えると、仏滅やオフシーズンも狙い目!
仏滅や、オフシーズンと呼ばれる真夏や真冬などは、式まで半年を切っていても意外と空いていることがあります。会場によっては料金的にお得なプランが用意されていることもあるので、親にも相談の上、周囲にこだわる人がいなければ選択肢の一つに加えてみては?
【その3】日時が譲れないなら、思い切って会場を変える手も
多くのカップルが優先しているのは「会場」ですが、都合でどうしても時期や時間帯をずらせない場合は、思い切って別の会場にも目を向けてみましょう。確実に希望日を押さえたいなら、先に「空いている会場」を調べて絞り込み、その上で比較検討するとスムーズです。
会場を考え直しました
<8カ月前→やや遅すぎた>
6月の式を希望していましたが、ジューンブライドということもあり、8カ月前ですでに予約でいっぱい。最終的に別の会場で行う決断をしました。(森 麻美さん)
<6カ月前→完璧に出遅れた>
「6カ月前ならまだ空いているかな?」と思ったけど甘かった。人気の会場はどこも埋まっていて、とにかく空いている会場を探さなくてはならない羽目に! 試食付フェアにも行ってみたかったのに残念です。(こいちさん)
From 編集部
ふたりがこだわりたい優先順位を決めて、会場探しに臨もう!
「会場だけはどうしても譲れない!」という人は、シーズンや曜日、時間帯といったその次に大事にしたいポイントを何にするのかを考えておきましょう。100%希望が叶えられたら理想的だけど、ほんの少し視点を変えることで満足のいく会場にめぐり合えることも。頑張ってくださいね。
構成・文/南 慈子 イラスト/七月マイ D/ロンディーネ
※掲載されている情報は2018年9月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2018年7月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー85人が回答したアンケート、および「ゼクシィ結婚トレンド調査2023」(全国推計値)によるものです
- 挙式1年前
- 結婚式場検討期
- ダンドリ
- 定番
- 安心したい
- 頑張りたい