かっちり？ ゆるっと？ 海外挙式の帰国後パーティスタイル実例5

彼の親やお世話になった人を招いてきちんとお披露目

海外挙式には新婦の親のみ参加したため、「彼の親や両家の親族にきちんとしたお披露目の場を」と思い、10カ月前に会場を決定。帰国後の4カ月前から本格的にパーティの準備を始めた。
当日は、ガーデンに続く大階段を生かしてフラワーシャワーとブーケトスからスタート。小学校時代からの親友にスピーチをもらい、ケーキ入刀を行った。お色直しの退場は、サプライズで弟と。再入場後は、それぞれの職場の同僚が余興を披露。フォトラウンドやムービー上映を行って、花嫁の手紙を朗読した。
「多くの方からお祝いの言葉を頂き、私たちも日頃の感謝の気持ちを直接伝えられました。ドレスを何度も着られたのも幸せでした！」（みさきさん）

着席スタイルにして、リラックスしたパーティに

立食だと座れない人が出ることが気になり、パーティは着席式を選択。リラックスした雰囲気にしたくて、ゲストは友人や同僚、いとこなど同世代の人に限定した。
ハワイらしさを出すため、受付係にレイを首から下げてもらい「アロハ」のあいさつでお出迎え。BGMもハワイアンミュージックに統一。パーティはハワイ挙式のビデオ上映から始まり、ケーキ入刀や写真撮影の後は抽選会やダンス、じゃんけん大会などのゲームで盛り上がり。手伝ってくれた友人にはお礼にハワイのパイナップルクッキーを配った。
「知らないゲスト同士も仲良くなれるよう、ペンギン占いの結果を一人一人の席札に書いて、コミュニケーションツールにしました。なかなか会えない友人たちと楽しい時間を共有できたのが良かったです」(あやかさん）

親の勧めで会食メインの落ち着いたお披露目会に

海外挙式後は、両家の親の希望で親族向けのお披露目会を開くことに。ゲストは親族メインで、参加したいと言ってくれた彼の会社の人や友人数名も招待。
パーティの準備は4カ月前から。親族同士の会食ということで、装飾や演出は全体的に落ち着いた感じに。お披露目会は、祝辞から始まりゆっくりと会食した後、デザートタイムに炎の演出と友人によるピアノ演奏、ハワイ挙式のムービー上映と続き、最後にサプライズで家族からのメッセージムービーが流れた。
「なかなか会えない遠方の親族の方にもちゃんとお披露目できたのが良かったです。両家の家族も協力してくれて、改めて家族の大切さを感じました」（けいかさん）

おしゃれなドレスコードでDJと盛り上がったプールパーティ

海外のプロモーションビデオなどで見るプールパーティのような形にしたいと思っていたふたり。当初はビーチを貸し切るつもりだったが、天候の心配からプール付きのホテルに。
パーティは、ホテルのきちっとした雰囲気を覆すカジュアルなスタイル。男性はジャケット着用不可、女性はビーチドレスやワンピースというドレスコードを設定し、華やかで楽しい雰囲気に。進行は友人のMCに依頼し、有名なDJ陣を招いてパフォーマンスを披露してもらった。BGMもハワイテイストにして、新郎はウクレレを演奏。
「みんなが楽しんでくれて、ふたりらしい雰囲気のパーティになりました。友人からも『今までで一番良かった』と言ってもらえました」（史子さん）

新居のお披露目を兼ねて気の置けない友人を招待

妊娠中や幼い子どもがいる友人が多かったため、時間制限なくゆっくりできる自宅でパーティをすることに。結婚を機に購入した新居のお披露目も兼ねて、気の置けない友人を招待した。
当日は、子どもの好きなハンバーグなどをケータリングで頼み、集合時間に合わせてゆるっとパーティ開始。仕事で遅れてくる人もいたので、人数が集まったところで海外挙式で着たウエディングドレスに着替えてあいさつ。挙式のビデオを見たり、子どもと遊んだりして、終始和気あいあいとした時間に。
「久しぶりに会った友人から、おめでたのことを伝えてもらってうれしかったです。みんなが帰った後に仕事で遅れてきた人もいて、自宅にして正解でした」（あやさん）

構成・文／稲垣幸子　イラスト／Itabamoe
※掲載されている情報は2018年7月時点のものです

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