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プロが教える!“キッズ&ベビースペース作り”で知っておきたいこと

めいっこにリングガール、おいっこにフラッグボーイをお願いしたい! 赤ちゃんのいる親友にも安心して出席してほしい! などなど。キッズ&ベビーゲストを迎える予定のカップルのために、パパママはもちろん、他ゲストにもWelcomeの気持ちが伝わるキッズ&ベビースペースの作り方を伝授。キッズ&ベビーのお迎えを得意とする会場のプランナーさんに聞いてみました!

教えてくれるのは……

キッズ&ベビーフレンドリーな会場所属のお二人のプランナー
プランナー

BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomirai
木村貴子さん

「キッズやベビーのためのスペースを作ることで、小さなお子さまがいるからと参列をちゅうちょしていたような方などにも喜んでいただけると思います。スペースがあることで、お子さま同士で仲良くなったり、飽きてぐずり出したりすることも少なくなるのでパパママも安心して結婚式に参列してもらえると思いますよ」

プランナー

アニヴェルセル立川
大枝光子さん

「キッズ&ベビースペースは、お招きした大切なゲストにおもてなしの心が伝わるアイデアであると考えます。お子さま連れの方は周りに気を使われることも多いため、スペースがあることで安心してパーティを楽しんでいただけると思います」

プランナー大枝さんVoice「スペースがあることで生まれるもの」

「以前担当したお式で、新婦の親御さまから『キッズスペースがあったことで子ども同士が仲良くなり、それをきっかけに関係性の垣根を越えて、ゲスト同士の繋がりが広がってうれしかった』とのご感想をいただきました。また、ゲストの2歳くらいお子さまと親戚の小学生のお姉さんがいっしょに遊んでくれていて、その様子を見ていた友人ゲストから、『の姿をほほえましく見ながらゆっくり過ごせてよかった』と新郎新婦にお声を掛けてもらえたことも。こんなうれしい反応がいただけるのも、キッズ&ベビースペースならではだと思っています」

キッズ&ベビーゲストのためのスペースって?

「キッズ用」、「ベビー用」で押さえておきたいポイントは異なる!

キッズ&ベビーとひと言で言っても、年齢や月齢、就園(就学)児かどうかなどにより必要なスペースや内容は異なるよう。具体的にどんな違いがあるのかお二人に聞いてまとめてみました。

キッズスペースとは……

キッズスペース

●概要:パパママの目が届く、安心して遊ばせてあげられる披露宴会場の一角に設置したプレイスペース
●対象年齢:おおよそ2歳くらいから小学校低学年くらいまでの、2時間半の披露宴中ずっと座っていられない年頃の子ども
●用意グッズ例:けが防止のためのマット、音の出ないおもちゃや絵本、ブロックやキッズテントなど。ほかには子どもが見て楽しい映像を流せる小型のテレビなど
●その他:スペース内にテーブルなどを用意する場合は、角が丸いテーブルを選んだり、下にマットを敷いたりと子どもがけがをしないようにする工夫も

写真提供/BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA

ベビースペースとは……

ベビーベッド

●概要:授乳室(スペース)やおむつ替えスペース、パパママ席の近くにベビーベッドを置くなど
●対象年齢:新生児から3歳くらいまでの、パパママが絶対に目を離せないくらいの年齢の子ども
●用意グッズ例:授乳用のお湯の確保、おもちゃなど
●その他:ベビーベッドを置く場合は、パパママ席を会場の端や窓際など人の出入りが多くない所に設けると安心

写真提供/アニヴェルセル立川

キッズ卒業間近の子どもゲストには?

まだ子どもではあるけどきちんと座っていられたり、自分で行動ができる年頃のキッズゲストの場合のスペースはどうすればいいの? そんな疑問をプランナーさんにぶつけてみました。

<プランナーズアンサー>
「そのくらいの年頃のお子さまなら年齢に応じたプレゼントのご用意やメッセージなどをお席にご用意し、おもてなしの気持ちをご本人にも伝えましょう。インスタントカメラなどを用意しフォトグラファー役や何か具体的な役目をお願いすると、楽しんでいただけますよ」(大枝さん)

キッズ&ベビーのためのスペースを用意したいと思ったら1

会場にどのような対応が可能か確認を

スペース
キッズ

まずは会場にキッズやベビー招待の対応が可能かの確認を。授乳やおむつ替えスペースの確保の可否や、キッズスペースであればどの程度の広さのスペースが可能かなどの確認も併せて行いたい。

プランナーズVoice

プランナー

すべてのゲストに結婚式を楽しんでもらうためには、キッズ&ベビースペースを会場外につくってはあまり意味がないと思います。お子さまが退屈しないように遊べるのはもちろん、パパママにも披露宴をすべて楽しんでもらうためには、会場内にが必須です。招待人数によっては大きなスペースはつくれないとしても、どれくらいなら用意できるか事前に確認しましょう(木村さん)

プランナー

会場内に設置することが一番ですが、会場の広さやゲストの人数によっては、どうしても設置できないことも。その場合はウエルカムスペースや控室内などで、代わりになるスペースを確保したり、パパママの席付近で対応できることを検討するなどの必要が。キッズ&ベビーゲストのためのスペースをと考えている場合は、早めに担当者に相談して状況を把握しましょう(大枝さん)

[写真]lemon01さんのインスタントカメラなどを用意したキッズゲスト対応テーブル

先輩花嫁Voice

用意しました、キッズ&ベビースペース
花嫁

ゲストにどんなものがあれば安心か聞いて、会場でどの程度用意してもらえるか何度も確認しました。授乳室を確保し、マットを敷いてもらってキッズスペースを用意。おもちゃ、絵本、ベビーベッドなども「たくさん用意してもらえて助かった」と喜ばれました(mikanさん)

花嫁

会場選びの段階で、子どもゲストへの対応ができることを確認。授乳室を確保し、子どもゲストの卓はキャンドルを置かないようにしたり、インスタントカメラを用意するなどしました。授乳室は子どもが騒いだときなどにも活用してくれたようで、スタッフさんがおいっこやめいっこの名前を覚えて声をかけてくれたことに親族は感動していました(lemon01さん)

キッズ&ベビーのためのスペースを用意したいと思ったら2

パパママゲストにスペースやグッズなどの事前確認、情報共有を

キッズ

キッズ&ベビーをお迎えするスペースを用意したいと思ったら、参列予定のパパママゲストにスペースの要不要などの事前確認を。またスペースの用意が決まったら、どのようなスペースにどんなグッズを準備予定かなどについて情報共有も。そうすることで安心して参列してもらえるし、持参するキッズ&ベビーグッズの準備もわかりやすくなり、より喜んでもらえるスペースに。グッズについては、併せて会場側にどんなものがあるのかについても確認しておきたい。

プランナーズVoice

プランナー

お子さま連れのゲストも安心してお越しいただけるよう、事前確認やお伝えはとても大切。おもちゃをおふたりでご用意いただく場合は、そのお子さまの好きなおもちゃやキャラクターもリサーチしておくと、より楽しんでいただけます(大枝さん)

プランナー

会場によっては、備品としてマットやおもちゃなどの用意がある場合もあるので事前に確認を。特に持参アイテムの多いベビーゲストが多い場合は、会場側でどんなものが用意できるのか早めに確認し、準備できるものが何か早めに伝えておくことで負担がより軽く、満足いただける時間、空間になると思います。お子さまも楽しめてパパママも楽しめるのが一番だと思います(木村さん)

[写真]lemon01さんの用意した授乳室の様子

先輩花嫁Voice

用意しました、キッズ&ベビースペース
花嫁

ベビーゲストのためにベビーベッドと授乳室を確保。パパママゲストの席は、ベビーベッドに近いテーブルに配置。おもちゃなどは用意しませんでしたが、子ども連れ予定のゲストには他にもベビーやキッズがいること、子どもたちの声は披露宴中でも気にしない人が多いことも伝え、安心してもらえるよう配慮しました。ベビーベッドは結局使う機会はありませんでしたが、「そこにあるだけで安心した」と喜んでもらえました(リエさん)

キッズ&ベビーのためのスペースを用意したいと思ったら【番外編】

スペースをつくれない場合でも工夫次第で対応可能

ベビー

スペースを用意したいけれど、会場によっては場合も。そんなときはパパママ席の横にキッズチェアやベビーベッドを用意したり、自席におもちゃなどを用意するなど、スペース以外のおもてなしも可能。どんな対応が可能かプランナーさんに相談、確認をしたい。

プランナーズVoice

プランナー

ご自分の席で楽しめる小さなおもちゃを用意しておくとよいと思います。お菓子のセットやお絵描きセットなどもおすすめ。また小さなお子さまがいるゲスト同士を近くの席にするなどの工夫も。そうすることで、自然とお子さま同士、パパママ同士との会話が生まれ、和やかな空間になると思いますよ(木村さん)

プランナー

キッズならお子さま椅子を、ベビーならクーファン(持ち手付きの赤ちゃん用かご型簡易ベッド)の用意や、ベビーカーを置けるスペースをパパママ席の横につくりましょう。席におもちゃやプレゼントを用意したり、メイン卓が見えやすい配席にするなどいろんな工夫が可能です。またお世話をされながらでもお料理が食べやすいよう、お肉などカットしておくなどの対応も可能なので事前に必要か確認しておくというアイデアも(大枝さん)

写真提供/BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA

From 編集部

まずはパパママゲストとの情報共有からはじめてみよう!

何歳くらいの子どもに何が必要なのか、分からなくて当たり前。「迷惑を掛けないかな」と不安に思っているパパママゲストもいるので、どんなキッズ&ベビースペースやアイテムがあれば安心できるか直接まずは確認してみて。そして会場とゲストにこまめに連絡を取って、当日はキッズ&ベビー、パパママはもちろん、他ゲストもいっしょに楽しめる和やかな結婚式に!

取材・文/竹本紗梨 取材協力/アニヴェルセル立川
(TEL:0120-900-088)、BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomirai(TEL:0037-6169-1364) 構成/松隈草子(編集部)
※記事内のコメントは2018年5月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー27人が回答したものです
※掲載されている情報は2018年6月時点のものです

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