ドレス選びはケンカの元?! 彼に不満だったことTOP5
彼と一緒に衣裳選びに行ったことがある花嫁さん201人にアンケートを取ったところ、4割強の84人が「彼とケンカになったり険悪な雰囲気になった」と回答。そこで「ドレス選びで彼に不満だったこと」TOP5について、先輩花嫁の攻略術やドレスショップのスタッフさんからのアドバイスを紹介します。
【第1位】「どのドレスを着ても『似合ってる』と言って参考にならない」
「何度もドレス選びに付き合ってくれたのですが、選ぶときには『どれもいいね』という感じで参考にはなりませんでした」(いぶきさん)
「私の意見を尊重してくれたのだと思うけど、どれも可愛いと言ってばかり」(絵美さん)
「『どれも可愛いよ』のひと言で、具体的な意見がなく寂しくなった」(ちかさん)
「『好きなものを着なよ』の言葉ばかりで、仮に似合っていたらもう少し反応してほしかった」(茜さん)
結婚する相手だからこそ、自分のドレス姿に意見を言ってほしいというのが、女心。でも、男性にはハードルが高いのかも?
こんなとき、どうすればいい?
<from先輩花嫁>
【彼は買い物が苦手なので、母とショップに】
普段から洋服を買う際も私の試着に付き合えないタイプの彼。ドレス選びは絶対疲れてしまうと思い、母を誘って行きました。私の好みを熟知した母が一緒に悩んでくれて、無事にドレス決定。彼はファーストミートでドレス姿を初めて見て、笑顔で喜んでくれました。(由希奈さん)
<fromショップスタッフ>
【意見が欲しいときは同性と】
「どれも似合っている」というのは、彼の本音です。男性で細部の違いに気付く方は少数派。彼女のドレス姿に高揚して、デザインまでは目が行かない方が多いです。彼からの意見は期待しない方が、何か言われたときに嬉しいもの。意見が欲しいときには、お母さまやご姉妹、友人と一緒に行ってみてください。(innocently TOKYO 高須郷見さん)
【第2位】「試着したドレスの写真をちゃんと撮ってくれない」
「いろんな角度で撮ってほしかったのに、途中で飽きてしまって……。後から見返してがっかり」(ひとさん)
「撮ってくれるのはいいものの、きちんと全身が写っていなかったり、ぶれていたりしていた」(ようこさん)
「スマホで座って撮っていたので下から斜めのアングルばかりに」(志央里さん)
「撮るタイミングが悪くて変な顔ばっかり。見直したときに参考にならず」(ゆりさん)
撮ってくれるだけいいけれど、残念な写真のオンパレードでは悲しい……。撮影のコツってある?
こんなとき、どうすればいい?
<from先輩花嫁>
【スマホではなくカメラがGOOD】
彼は写真好きで、ドレス選びでも工夫して撮影してくれて助かりました。コツを彼に聞いたところ、「1着ずつ全身、バストアップ、後ろ姿とさまざまな角度から撮る。レースとかボタンなど気になる部分はアップで。ドレスの型番も撮影しておくと見返したときに便利。できればスマホよりカメラで撮った方がうまく撮れます!」ということでした。(まっくブーさん)
<fromショップスタッフ>
【撮影のポイントを事前に伝えて】
全身、後ろ姿、バストアップに加えて、サイドと座ったときの姿も撮影するとよいです。デザインのポイントや背中などの気になる部分も悩んだときの指標になるので、撮ってほしいと彼に伝えておくといいですね。スタッフも撮影のお手伝いをしますが、彼に撮ってもらった方が良い表情になります。(高須さん)
【第3位】「自分の好みと違うドレスを勧めてきた」
「4着着てどれが良かったか彼に聞いたら、私が気に入ったものと違うドレスを言い、余計に迷ってしまった」(すちさん)
「パステル系を探してると事前に言っていたのに、やたら原色を勧めてきた」(はるかさん)
「カラードレスを選ぶ際、自分で選ぶと面白みがないので一緒に選んでもらったら、全く好みではないものを勧めてきてびっくりした」(ちかさん)
全然趣味じゃないドレスを勧められたからといって、「私のこと、分かってないんだ……」なんて落ち込まないで~。
こんなとき、どうすればいい?
<from先輩花嫁>
【あえて試着してみて、彼も納得】
全然私のキャラじゃない原色系の花柄のドレスを彼から勧められました。パステルカラーばかり試着していたので、思い切って着てみたら彼が『なんか違う……』とひと言。試着したら似合わないことに気付いてくれ、その後は一切口出ししなくなりました(笑)。(みわさん)
<fromショップスタッフ>
【好みをスタッフに伝えて味方に】
花嫁と違い、男性は華やかで王道のスタイルに目が行く傾向があります。淡い色のカラードレスとウエディングドレスの違いが分からないことも。比べるために試着するとよいと思います。でも最終的にはご自分の気に入ったドレスを選んでください! スタッフに気持ちを伝えて味方にするのも手です。(高須さん)
【第4位】「試着の時間が長くて、待たされることに彼が不機嫌になった」
「ドレス選びに行った際、待ち時間が長いことで機嫌が悪くなり、次回からは付いてきてくれなくなった」(まなぱんださん)
「複数のドレスショップで試着をしたこともあり、待ちくたびれていた」(ちかさん)
「何着も着替えていたら、途中から退屈そうだった 」(aiさん)
衣裳選びは長丁場。時間がかかることを彼に伝えないまま一緒に行くと、さすがに暇を持て余してしまうので、ご注意を。
こんなとき、どうすればいい?
<from先輩花嫁>
【友人と候補を絞って、最終決定だけ彼と】
彼や母と行くと『着てほしい』衣裳を選びがちだと思い、冷静に私に似合うかどうかを言ってくれる友人とショップへ。一人はアパレルの仕事に関わったことがあり、もう一人は実家が呉服店の友人だったので、的確なアドバイスをもらえました。友人と2着に絞り、最終決定のときだけ彼に同行してもらいました。最後は3時間くらいで決まりました。(恭子さん)
<fromショップスタッフ>
【事前に時間がかかることを伝えて】
これはよく伺うお悩みです。ドレスの試着はブライダルインナーの試着からヘアセットなど1着にかかる時間が長め。そのことをぜひ彼に伝えておいてください。待ち時間に本を読んだり、ゲームを楽しんだり、結婚式の準備作業をしている方もいらっしゃいます。(高須さん)
【第5位】「終始、衣裳に関心がない態度を取っていた」
「無反応で感想もなし。分からないと言われました」(わかばさん)
「ずっと携帯を見ていて特に関心がない様子でちょっと悲しかったです」(nonohanaさん)
「初めてドレスを見に行った際に、彼が全く興味がないと感じたので、それ以降はひとりで見に行きました」(chocoさん)
ドレスへの思い入れは、男女で温度差があるものと心得て。お互いにネガティブな時間を過ごさないために、方法はある?
こんなとき、どうすればいい?
<from先輩花嫁>
【当日まで秘密にしてファーストミート】
最初から彼は私に任せるという姿勢。彼は普段の買い物も優柔不断なので、ドレス選びは母と行くことに。彼には当日までどんなドレスにしたのか一切明かさず。彼は『ワクワクする』と楽しみにしていました。ファーストミートの瞬間、感動して涙目になった彼の表情は、一生忘れられないものに。秘密にするのもお勧めです!(arisaさん)
<fromショップスタッフ>
【彼の衣裳も同時に試着して有意義に】
彼がドレスに関心がない場合は、ご自身の衣裳選びの時間としてもらうのはいかがでしょう。ショップにドレスとタキシードを同時に試着できるか聞いてみてください。弊社では予約時に相談してもらえれば、スタッフ2名体制で同時試着に対応します。ドレスとタキシードのバランスを見ることができて、彼も退屈せず一石二鳥です。(高須さん)
From 編集部
ドレス選びは彼と行かなくても問題なし
ドレス選びを一緒に楽しんでくれる彼ならいいけれど、いまいち興味がなかったり、彼が忙しい場合には、親や姉妹、友人などと行くのもアリ。無理に一緒に行って険悪ムードになるのは、ふたりとも本意ではないはず。彼と行くことをマストと考えず、柔軟に対応しよう。
高須郷見さん
innocently TOKYO
商品企画
クリエイティブプロデューサー
2005年入社。女性の気持ちに寄り添った提案スタイルで、800組以上の花嫁をスタイリング。その経験を生かし、現在は商品開発&バイヤー、社員教育など幅広く活躍している。
構成・文/稲垣幸子 イラスト/泰間敬視
※掲載されている情報は2018年6月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2018年5月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー94人が回答したアンケートおよび、結婚式の衣裳選びにパートナーと行ったことがある既婚女性107人が回答したマクロミル調査によるものです
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