【そのまま使える&アレンジOK】間違いのない「職場への結婚報告」文例集
職場での結婚報告は一つ間違えると、「できない人」というレッテルを貼られる恐れも……。みんなに快く受け入れてもらえるようにするには、マナーを守ることが大切。マナーデザイナーの岩下宣子さんのアドバイスを基に、シチュエーション別に紹介するので、ぜひご参考に。
職場での結婚報告<基礎編>
職場の上司に報告する
職場での結婚報告は、最初に直属の上司に行うのが基本。結婚式に招待する場合は、日時や会場、参列してほしい旨をしっかり伝える。結婚後の働き方についてもひと言添えて。また、直属の上司より上席の人や職場のメンバーへの報告の仕方についても、アドバイスを求めておくのがお勧め。
職場での結婚報告<応用編>
社内恋愛の場合の結婚報告
社内恋愛での結婚の場合は、ふたりが同じタイミングでそれぞれの直属の上司に報告できるように、スケジュールを調整することが大切。報告の際は、相手の部署と名前を伝える。また、後日改めてふたりで挨拶に行きたい旨も話しておこう。なお、同じ部署の所属で直属の上司も同じ場合は、ふたり揃って報告に行くのがお勧め。
未婚の女性先輩への結婚報告
未婚の女性先輩への報告は、相手の結婚願望が強ければ強いほど気を使うもの。だが、腫れ物に触るような対応はかえって失礼に当たるので、さらりと報告するのがお勧め。結婚後の働き方にも触れて締めくくるのがスマート。
結婚式には招待しない職場の人への結婚報告
結婚式に招待しない場合は、結婚についてさらりと報告をして、結婚後の働き方などについて伝えておく。あまり余計なことは言わなくてもOK。
結婚報告の基礎知識<職場編>
職場で結婚報告をする際は、相手に余裕がありそうなタイミングを見計らって。直属の上司への報告は、事前に「お話があるのでお時間を頂戴できますか?」と、面談の打診をするのがお勧め。
報告の際には、結婚後の働き方について触れるのが基本だが、妊娠していて産休や育休を取得する場合は、その旨も伝えておく。
なお、懇意にしている取引先などへの報告は、それによりお祝いなど余計な気遣いをさせてしまうことになる可能性も。わざわざ報告せずに、何かの拍子で話が出たら、「実は結婚することになりました」などと、さりげなく伝える程度でいい。
From 編集部
順番を守ってみんなに祝福してもらえるように
職場での結婚報告は、順番を間違えないことが大切。うっかり先に同僚に話してしまい、うわさが広まるといった事態にならないように注意して。報告はコンパクトにさりげなく。職場のみんなからも祝福される結婚報告にしよう。
岩下宣子 マナーデザイナー/現代礼法研究所代表
全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流小笠原清信氏の下でマナーを学ぶ。マナーデザイナーとして、マナーの指導や研修、講演、執筆活動を行う。
構成・文/粂 美奈子 イラスト/Ricco.
※掲載されている情報は2018年4月時点のものです
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