メール・はがき対応【結婚報告文例集】基本から応用まで
結婚報告をしなくてはと思いつつも、文面を考えるのって結構面倒な作業ですよね。ましてや目上の人や友人、式に招待する人・しない人と、あらゆる状況に応じて文面を変える必要も出てきそうです。そんな悩める皆さんのために、メールやはがきでの報告の際に使える結婚報告の文例集をご紹介。基本から応用編まで押さえているので、ぜひ参考にしてください。
[結婚が決まったとき]メールでの結婚報告
1.職場の上司編
職場の上司には本来口頭で報告するのがマナーですが、最近はリモートワークなどでなかなか会えないケースもあるので、スピーディーに伝える手段としてメールを活用するのは問題ありません。ただし業務外の私用なので、最初に断りを入れた上で切り出しましょう。
[マストで盛り込みたい要素は以下の6つ]
■前置き(「私事で恐縮ですが」などのひと言)
■メールでの報告をわびる言葉
■結婚する時期(式に招待する場合は日にち)
■今後の働き方(仕事を続けるかどうか)
■結婚式への招待の有無
■結びの言葉
【基本文例】結婚式に招待する場合
<Point>
結婚式に招待する予定なら、報告の際に必ず触れておきましょう。忙しい上司だと数カ月先でも予定が詰まっていることがあるので、日程や場所まで伝えておくと安心です。またスピーチをお願いしたい場合や主賓を頼みたい場合も、その旨を明記しておけば相手も心積もりができます。
【基本文例】結婚式に招待しない場合
<Point>
式に招待しない場合は、その理由までクドクドと書く必要はありません。「身内だけで」「相手側の意向で」とさらりと書いておく程度で十分です。ただし呼ばれるか呼ばれないかは気になるところなので、きちんと明記しておきましょう。
2.友人・知人・同僚編
友人・知人・同僚への報告はメールやSNSといった普段の連絡ツールで構いませんが、できれば最初のアプローチは一斉報告を避けて個別に連絡を入れましょう。
[マストで盛り込みたい要素は以下の4つ]
■冒頭のごあいさつ(いきなり本題はなし!)
■結婚する相手の情報(簡単でOK)
■結婚する時期(式に招待する場合は日にち)
■締めのごあいさつ(次につなげるひと言を)
【基本文例】結婚式に招待する場合
<Point>
結婚式に招待する場合は「ぜひ来てほしい」という気持ちが伝わるひと言を添えると相手も嬉しく思うはず。彼のことを知らない人には、どんな人でどこで知り合ったのか、短くてもいいので相手が知りたい情報も盛り込んでおきましょう。
【基本文例】結婚式に招待しない場合
<Point>
招待するほどの間柄でないなら式後の報告でもいいけれど、呼びたいけど事情で呼べない人には「身内で行うので」程度にサラリと。可能なら二次会の案内なども書き添えておくと、相手も寂しい気持ちにならずに済みます。
【応用編】文例1「婚姻届を提出済みの場合」
<Point>
結婚式を行わない場合の文例です。式を予定しているものの招待できるかどうか分からないという場合にも、「婚姻届を提出しました」というフレーズがあれば立派な結婚報告になります。今後につなげる言葉で締めることもお忘れなく。
【応用編】文例2「すでに挙式済みの場合」
<Point>
ご無沙汰気味の人や遠方に住んでいてめったに会わない人には、事後報告というケースも考えられます。寂しい気持ちにさせないよう、ここも「身内だけで」という言葉と、今後の変わらぬお付き合いを願うひと言を添えて送りましょう。
[結婚式を挙げた後]はがきでの結婚報告
1.基本編
ここからは「結婚報告はがき」の文例です。報告はがきは一般的に式が終わってから2カ月以内に出すのがマナーですが、少し待てば年賀状や暑中見舞いのタイミングと重なる場合は2カ月を多少過ぎても問題ありません。なお、結婚報告はがきは招待状と同様、句読点を付けないことも覚えておきましょう。
[マストで盛り込みたい要素は以下の5つ]
■冒頭の結婚あいさつ(「結婚しました」など)
■結婚式を挙げた日付
■これからの抱負
■感謝や今後のお付き合いを願う言葉
■連絡先(新居の住所や電話番号など)
【基本文例】オーソドックスな結婚報告
<Point>
メールと比べると、はがきにはある程度のフォーマルさが求められるため、目上の人・友人といった関係性で文面を変える必要はありません。こちらをベースにふたりらしくアレンジしてみてください。
【基本文例】年賀状を兼ねた結婚報告
<Point>
年賀状を兼ねて出す場合は、冒頭と結びのごあいさつだけ年賀状のフレーズにし、中身を結婚報告でまとめるケースが一般的です。「ふたりで迎える初めてのお正月です」など、楽しい新婚生活が垣間見える言葉もぜひ盛り込んでみてはいかがですか?
2.応用編 さまざまなケースの文例
[結婚報告が遅れてしまった場合]
目安は式から投函まで半年以上空いている場合。おめでたい報告ですし、多少遅れたからといって気を悪くする人もいないので必要以上にわびなくても大丈夫。「ご報告が遅れました」とひと言添えておけば問題ありません。
[婚姻届は出したものの式が未定の場合]
将来的に結婚式を行う予定はあるものの、先の見通しが立たない場合は婚姻届を提出したタイミングで報告を。その際、時期などがはっきりしたら招待するつもりであることを書き添えておくといいでしょう。
★その他、こんなケースも!
[再婚する場合]
再婚であることをあえて詳しく書く必要はないので、一般的な結婚報告はがきの文面(基本の文例)で構いません。ただし相手や自分に子どもがいる場合は、「家族3人で新しい生活を始めました」と書き添えることで、察してもらう方法もあるので、相手と相談しながら文面を考えてみてください。
From 編集部
結婚報告は状況に合わせてフレキシブルに!
さまざまなパターンの結婚報告文例をご紹介しましたが、いかがでしたか?送る相手やタイミングは人それぞれ異なるので、ふたりの状況に合わせたベストな文面で仕上げてくださいね。
構成・文/南 慈子 イラスト/moeko 監修/岩下宣子 D/mashroom design
※掲載されている情報は2022年3月時点のものです
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