ゼクシィ夜の★相談室[36]Hが上手になりたい! ~すぐ実践できるセリフ付き~
実は、夫婦の約4割がセックスレスといわれる日本(※)。新婚の時期は「私たちはまだ大丈夫」と予防策を取らない人が多いけれど、困ってからでは時すでに遅し! そこでこの連載では、夫婦の夜のお悩みを「ラブライフアドバイザーOliviA先生」が丁寧に解決していきます。
Hテクニックが上手になりたい!
Hの経験があまりなくて、彼にどうしてあげたらいいか分からないのですが、もうちょっと私の方から何かしてあげたいなと思っています。彼からも特に何も言われないので、正直ちょっと不安……。今後ずっとHをしていく上でも、彼を飽きさせない方法もあれば教えてほしいです。(mamiさん/パート・婚約中)
教えてOliviA先生!
彼の体を一番熟知しているのは、彼自身!
Hのテクニックを磨きたいなら、ズバリ!相手に聞いちゃうのが一番。男性って基本的に自分が気持ちよくなる方法を知っているんですよね。一人Hをしたことない男性ってほとんどいないと思うんです。だから彼の体を知るところから始めてみて。
彼とコミュニケーションを取りながらテクニックを磨こう
POINT.1 男性は自分が射精するタイミングを把握している!
女性に比べて、男性の方が一人Hするのが割と当たり前になっているのもあって、自分の体をよく知っているんです。一人でするときって、最後の射精までいくことがほとんど。だからこそ男性はどれくらいのグリップ力で、どのくらいの速さで、どのくらいじらしてetc.自分がイキやすい触り方なのかを把握しています。
ここの好みは本当に人によってさまざま! 人によってかなり違いますから、AVや雑誌に書いてあることなどをうのみにせず、彼のタイミングは彼が一番把握していることを、前提に頭に入れておくことが大事です。
POINT.2 体感形式で、触りながら微調整を
あれこれ試して気持ちよくさせてあげたい!って思っても、無言でやると、彼もきっとビックリしちゃいます。「もっと○○くんのこと気持ちよくしたいんだけど、どうしたらいいかな?」って直接聞いちゃうのが一番。
後は体感形式で進めるのが確実ですね。例えば、愛撫(あいぶ)をしながらぎゅっと握るのをA、ふわっとゆるくするのをBとして、AとBどっちが好き?と選択式にしてあげるのもスムーズ。口でするより手で触る方が好きな人もいたり、乳首より首筋の方が感じる人もいたりと、個人差があるから、どちらが好きかを選んでもらいながら、Hのテクニックを磨いていきましょう。
その日の気分によって、今日はこうして欲しいなっていうのもあるから、定期的に(月に1回くらい)アップデートするのも大事。最近はどう?的に聞いてあげると、彼が確実に気持ちよくなれる愛撫の仕方が分かるから、お気に入りとして今後もずっと残る、定番テクニックになります。
★本日の使えるセリフ★
「もっと○○くんのこと気持ちよくしたいんだけど、どうしたらいいかな?」
「こっちとこっち、どっちが好き?」
POINT.3 変化球も入れて、彼の欲望を開発
普段、攻めに徹している彼なら、たまには彼女から攻めて変化球をつけてみると、Hの幅がぐんと広がって◎。ただ、通常の攻めHになれていると、受け身ベタになっている男性も多く「俺はいいから」って逃げ腰になりがち……。
そこで提案したいのは、受け身になりにくい生理の日に「今日はHできないから、私が頑張る!」って言っちゃうこと。そうすれば、普段攻められるのが苦手な男性も、シチュエーションの一環として受け身になれます。彼だっていつもと違う、じらされる楽しさや、受け身の面白さを体で体感できたら満足度も上がるはず。お互い、攻め役、受け身役を交代する日を設けることで、Hのバリエーションも広がってマンネリ防止にも役立ちますよ。
お互い、されるがままの日を作ってみても楽しいです♪ 今日は王様の日(お姫様の日)と決めて、その日は、お店屋さんごっこのように、どちらかが徹底的にサービスする。洋服を脱がせてあげて、お風呂入って体洗って、シャンプーしてあげて、体も拭いてあげて、そのままHまでされるがまま。(お姫様の日は逆に女性がされるがままの日)これは楽しくプレーとして盛り上がれますし、お互いHの面白さを知れるいい機会になるはずです。
★本日の使えるセリフ★
「今日は私が頑張る日!」
「今日は王様の日ね♪」
From 編集部
恥ずかしがらずに一歩踏み出そう!
ふたりのHに恥ずかしいって考えはNO! 彼だって自分のこと気持ちよくさせようとしてくれる彼女に、嫌な気持ちにはならないですからね。ここは恥ずかしい気持ちはいったん飛び越え、勇気を出して聞いてみて。ふたりのHが気持ちいい方が、またしたいなって思えるいい関係になれますよ!
OliviA ラブライフアドバイザー/夫婦コミュニケーションアドバイザー/アロマセラピスト
「世の中をご機嫌な女性でいっぱいにする」をテーマに、ラブライフ向上のための情報発信やスクール運営を行う。懇切丁寧で分かりやすい指導が好評で、幅広い年齢層に支持されている。
構成・文/滝 紀子 イラスト/mio.matsumoto
※掲載されている情報は2018年10月時点のものです
(※)データ出典:日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」2014、相模ゴム工業株式会社「ニッポンのセックス 」2013
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