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贈り分けってどこまで必要?…etc.「引出物&内祝い」マナークイズ

結婚式の引出物や結婚祝いのお返しとしての内祝い。誰に何を贈るか決めようとしたら「これって失礼?」「どっちが正解?」と分からないことだらけ……。先輩花嫁も迷ったリアルな8つの問題を、マナー講師の岩下先生にレクチャーしてもらいました。クイズにチャレンジして贈り物のマナーを身に付けよう!

【難易度★★☆】ご祝儀を予想するのは気が引ける……

引出物1
正解1

【岩下先生のマナー解説】
ゲストからすると、新郎新婦がご祝儀の額を予想して引出物の金額を決めていると思うと気持ちよくありません。引出物をご祝儀額別に分けるよりは、ゲスト全員公平にする方がより誠実ではないでしょうか。引出物は感謝の気持ちを表すための品なので、相手の気に入ってくれそうな物を選んで贈り分けをするのはよいですが、金額は全員揃えても問題ありません。

【難易度★★☆】親は必要って言うけれど……

引出物2
正解2

【岩下先生のマナー解説】
親族の間で縁起物を入れるのがルールになっているなら、親族には入れておいた方がよいでしょう。1問目で「ゲストは公平に」と言いましたが、親族への引出物を別にしても、他のゲストから文句は出ないと思います。マナーは決まり事ではありません。周囲の意見を取り入れて臨機応変に対応することで、誰もが快く思ってもらえればOKです。

【★★★】感謝の気持ちを伝えるには?

引出物3
正解3

【岩下先生のマナー解説】
これはそのゲストと新郎新婦の関係性によるところが大きいです。幼い頃からかわいがってくれた親戚が「物入りだから取っておいて」というなら、お礼の電話をすればよいでしょう。自分たちが将来若い夫婦の結婚式に出席した際に、次の世代を応援する気持ちで少し多めに包めばよいのです。逆にそのゲストが友人や職場関係の人でいつもお返しをきちんとするタイプであれば、お返しをした方がよい場合もあります。

【★☆☆】箱の大きさ、気になる?

引出物4
正解4

【岩下先生のマナー解説】
引出物は紙袋に入れてお渡しするので、紙袋は同じ大きさにすることが大事です。引出物は袋の中なので、それぞれの箱の大きさまでは揃えなくて大丈夫。ゲストは箱の大きさで中身を想像するので、中身が小さいのに箱だけ大きくするとガッカリさせてしまいます。小細工はせずに、中身に合った大きさの箱にしましょう。

【★★☆】自分がもらうなら、どっちがうれしい?

引出物5
正解5

【岩下先生のマナー解説】
既婚者と独身で引出物の内容が違うことが分かっても、もらった人はそれぞれ自分に合うものを選んでくれたと思って喜んでくれると思います。逆に独身の友人に食器などペアの品を贈ると配慮がないと思われるかもしれないので、1人でも使える物にした方がよいでしょう。

【★★★】どこまで配慮すればいい?

引出物6
正解6

【岩下先生のマナー解説】
主賓であっても引出物は他のゲストと同じでOK。お車代はどうしても来ていただきたい人にお渡しするものなので、誠意は十分に尽くしています。主賓として招かれることはゲストにとって名誉なことなので、引出物まで他の人より豪華にする必要はないと思います。それよりも式の前日にお願いの電話を入れたり、丁寧にお礼を伝えることが大事です。

【★☆☆】特別扱いは善しあし

引出物7
正解7

【岩下先生のマナー解説】
他のゲストに「あの人だけ引出物がないのかしら?」と心配させないよう、引出物の袋は全員に用意しましょう。配送してあげたいと思うなら、スタッフから配送ができることを声掛けしてもらってください。親切という名のおせっかい、そっとしておく思いやりという言葉があるように、自分にとってよいことでも万人に通じるとは限らないこともあります。

【★★☆】いつもの贈り物とは別?

引出物8
正解8

【岩下先生のマナー解説】
たとえ金額が小さくても、結婚祝いは人生の三大礼の一つ。きちんとした形でお返しした方が、相手を尊重することになると思います。例えば、コーヒーショップのカードに「内祝」と書かれた小さなのし紙を付けてもよいですし、中身が個包装になっている菓子折りに「内祝」ののし紙を付けて「皆さまで召し上がってください」というのでもよいと思います。

引出物や内祝いは、ふたりの結婚を記念した贈り物

昔の結婚式は、家にゲストを招いて行っていました。その際にゲストの家族へのお土産として、料理や菓子を持って帰ってもらうのが引出物の由来。引出物は普通のギフトではなく、ふたりの結婚式に出席した記念の品です。選ぶときは、結婚式の時期や場所にまつわる物、ふたりの思いが伝わる物などを探すとよいでしょう。内祝いは、もらった額の2分の1から3分の1の金額の品をお返しするのが目安です。(岩下さん)

From 編集部

悩んだときは親や先輩に聞こう

引出物や内祝いは、親戚からもらったときや友人の結婚式に出席したときなど、周囲に前例があることが多い。金額や贈り分け、品物などに迷ったら親や既に結婚式をした友人や親戚などに聞いてみるのが正解。先生のアドバイスを参考にしつつ、周囲の意見もリサーチを。

先生
Profile

岩下宣子さん マナーデザイナー

現代礼法研究所主宰。NPO法人マナー教育サポート協会理事長。企業をはじめ、学校、商工会議所、公共団体などでマナー指導や講演などを行う。「マナーとは相手を思いやること」を信条に、ゼクシィでも悩める花嫁への愛あるアドバイスでおなじみ。マナーに関する著書多数。

構成・文/稲垣幸子 イラスト/タテノカズヒロ
※掲載されている情報は2018年3月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは、2018年2月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー101人が回答したアンケートによるものです

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