後悔しない！ 会場を【本契約】する前のチェックリスト

［会場の担当者に確認する］

1.【見積り記載のアイテムのランクは希望通りか】
料理、装花、写真など後でランクアップしがちなアイテムは、最低ランクで見積もられていることも多いので、内容の再確認を。

2.【必要なアイテムが見積りに一通り含まれているか】
含まれていないものがあったら、それらをプラスした見積りを作り直してもらうか、最終的な総額の目安を教えてもらおう。

［自分たちで確認する］

3.【やりたいことがすべて見積りに反映されているか】
オプションの料金表などを見て、やりたいことが抜けていないかチェック。衣裳の点数や引出物の数が少なくないかなども確認を。

4.【特典やサービスが見積りに明記されているか】
明記されていなかったら、あいまいにならないように、担当者に記載してもらって。

5.【会場衣裳室の品ぞろえと価格帯は自分に合っているか】
お得な衣裳プランがあっても、好みの衣裳がなければ無意味なので、足を運んで目で確認を。

チェックしなくて失敗＆して正解

［ドレス代が後で15万円もアップ！］

契約後、試着に行って初めて気付きました。見積りの金額で借りられるものがほとんどなく、着たいドレスを選んだら15万円アップ。ドレスの価格帯まで確認しておくべきでした。（川原梨沙さん）

［映像や写真代が見積りに入っていなかった］

「どんなことをしたいのか」が決まっていなくて希望を伝えられず、見積りから映像や写真などの費用が抜けたままに。もっとイメージを固めてから契約した方がよかったかも。（ほなみさん）

［料理のランクを変えた見積りも依頼］

見積りの料理のランクと内容を契約前に確認。「違うランクにすると、どのくらい金額が変わるのか」も聞いておいたので、自分たちの希望と金銭的負担の両面から考えた合理的な選択ができました。（ぷりんさん）

［後から請求される追加費用を確認］

自分たちの希望で追加するアイテムや演出以外に、「後になって会場側からプラスで請求される費用はないか」、「見積りに含まれているもので挙式が完成するか」を聞いたおかげで、予算オーバーが防げました。（ももさん）

［会場の担当者に確認する］

6.【打ち合わせのプランナーは見学時の担当者と同じか】
実は違う会場の方が多い。その場合、ベテラン・同年代の人など希望することがあったら伝えて。

7.【打ち合わせの開始時期はいつで、全何回か】
時期をずらしたい、回数を少なくしたいという希望がある人はそれが可能かどうかの確認も。

8.【自分たちのやりたいことはできるか】
やりたいことに関しては別記事「会場決める前に読んで！　先輩が式でやりたかったけど、できなかったこと」を参照。ペット同伴の場合はペットの行動範囲に関する制限を聞いておくこと。これも会場によって違う。

9.【披露宴の所要時間と、延長はできるか】
所要時間は2時間半、3時間など会場によって異なる。30分の差でもできることに違いが出るので確認を。延長できる場合は延長料も聞いておこう。

10.【希望アイテムを持ち込めるか。持ち込み料金はいくらか】
衣裳や引出物などを会場と提携していない外部ショップで選ぶと持ち込み料がかかる会場が多い。持ち込み自体ができないことが後で分かると大きな影響があるため、とても重要。

11.【持ち込みできないアイテムは何か】
持ち込みに関する資料をもらっておきたい。

［親に確認する］

12.【式の日取りや会場の選択に問題がないか】
親が「式のことはふたりに任せる」と言っても、大安、仏滅などのお日柄を気にする親も多いので、事前に確認を。会場に関してはパンフレットを渡したり、ホームページを伝えて、見てもらおう。

チェックしなくて失敗＆して正解

［契約後、彼親が日取りにダメ出し］

親に「日取りは任せる」と言われていたので、赤口の日を選び、契約した日に伝えたら、彼親が「大安にしてほしかった」と……。契約前に聞いておけばよかった！（河内亜由美さん）

［プランナーが見学時の担当者と違って］

見学時の担当者の対応が丁寧だった会場に決めたのに、打ち合わせのプランナーは別の人。同じ人が担当してくれると思っていたから、複雑な気持ちになり……。確認が必要でしたね。（misaさん）

［ドレスの持ち込みができる会場に決定］

持ち込み料を払えば、どの会場も持ち込みOKと思っていたら、できない会場が多くてびっくり。結局、何でも持ち込みができ、オーダーのドレスなら、持ち込み料もかからない会場に決定。（まなさん）

［延長無料の会場でゆったりウエディング］

知人から「延長料は30分単位で請求される」と聞いたので、契約前に確認したら「午後の式なので、時間を気にしないで。延長料もかかりません」という返事。当日は本当に長時間ゆっくり楽しむことができ、この会場のこの時間帯にしてよかったと実感。（Aya.Oさん）

［会場の担当者に確認する］

13.【内金（申込金、予約金）は式の費用に充当されるのか、式後返金されるのか】
内金は契約時に現金で支払うのが一般的だが、その額やクレジットカードで払えるかも会場によって異なる。

14.【式費用の支払い時期と方法】
式直前に払わなくてはいけない会場が多い。後払い、式直前と直後の2度払い、カード利用可能な会場もあるので、資金に余裕がない人はこれらも会場決定の条件に。

15.【やむを得ず式を延期や中止する際のキャンセル料はいつからいくらかかるか】
理由が震災など天災であっても、会場の施設が使えない場合以外はキャンセル料がかかることが多い。このような規定は契約時にもらう書類に記載されているが、会場によって対応が違うので、事前に聞いておきたい。

チェックしなくて失敗＆して正解

［カード払いができなくて連日銀行に］

会場の式費用をクレジットカードで払うつもりでいたら、現金による前払いと発覚。ATMの引き出しの限度額が1日50万円だったので、毎日銀行に通って引き出す羽目に。（丸山怜萌さん）

［ドレスのキャンセル料が高すぎてびっくり］

仮押さえしたドレスがあまり気に入らず、他店で探そうと思ってキャンセルしようとしたら、「全額お支払いください」と言われ、やむを得ずそこで選ぶことに。キャンセル料の発生時期と料金を確認すればよかったです。（あねちゃんさん）

［カード払いでき、式後の引き落としに］

式費用は前払いの会場でしたが、引き落としが式後になるカード払いができたので、ラクに支払えました。カードの限度額をアップする方法なども担当者が教えてくれ、手続きがスムーズに。（渡邉寛子さん）

［日取りの延期が無料でできる会場に決定］

彼の仕事の関係で当初決めた日の挙式が難しくなったのですが、「日取りを2回までなら無料で延期できる」と聞いてあったため、簡単に延期できました。どんなことが起きるか分からないので、日取りの変更に関する規定も確認した方がいいですよ。（ぴーさん）

取材・文／渡邊博美　イラスト／てぶくろ星人
※掲載されている情報は2018年1月時点のものです
※記事内のコメントは2017年11月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」メンバー83人が回答したアンケート内容によるものです

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