デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.55 イニシャルガーランド
センスの良いウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんがウエディングを素敵に彩るDIYを紹介する連載企画。分かりやすいHOW TO付きで、思わず作りたくなるアイテムが満載です!
ソーイングなしで完成!
簡単★可愛いイニシャルガーランド
【製作時間】約30分 【材料費】約1500円
まるでふたりのために特注で刺しゅうしたようなガーランド! 種を明かすとイニシャルはアイロンワッペンで、難しいソーイングはなしのお手軽ガーランドです。使う道具も、両面テープやアイロンなど、家によくあるものばかり。ウエルカムスペースやフォトブースの背景、会場の扉や受付テーブルに付けても可愛い優秀アイテムです。
用意するもの
<材料>
●大きめのふたりのイニシャルワッペン 各1枚
(ネットショッピングでも入手可能)
●帆布 25×40cm
(8号の厚さがオススメ。キャンバス生地でもOK)
●10mm幅のリボン 2m以上
(飾りたい場所に必要な長さで用意)
●細い白色の毛糸 1m
●白色のポンポン 6個(100円均一でも入手可能)
●好みのレースリボン 60cm
<道具>
●はさみ
●アイロン&アイロン台
●両面テープ
●毛糸が通る太めの針
[1]フラッグの形を整える
まずは生地の下部分を好みの角度で三角にカット。上部分は後で10cmほど折り返すので、目印代わりに折り目を付けます。サイドは縦糸を3~4本抜き取ります。こうすることで布がほつれてこず、見た目もフリンジのような仕上がりに。これでフラッグのベースは完成。
[2]イニシャルワッペンをアイロンで接着
好みの位置にイニシャルワッペンをアイロンで接着します(やけどに注意!!)。イニシャルの組み合わせによりますが、文字は少し重ねて付けるとロゴっぽい印象になり、可愛らしさがUP。
[3]フラッグの上にリボンを通す
フラッグを裏返して折り返し部分に両面テープを貼り、リボンを挟むようにして生地を貼り付けます。重ねた端部分がぴらぴらしないよう、生地の端までしっかり両面テープで固定して!
[4]ポンポンに毛糸を通す
毛糸を半分の50cmずつにカットしてから針に通し、ポンポンの真ん中に通していきます。それぞれにポンポンを3個ずつ等間隔に付けたら完成まであと少し!
[5]フラッグのサイドを飾り付け
バランスを見ながら、フラッグの両サイドにポンポンを付けた毛糸やレースリボンを飾り付け。写真のように余ったリボンをちょう結びにして両面テープで貼ると一層チャーミングに♪
MAKI’S VOICE
DIYグッズが豊富に揃ってきたおかげで、大きめサイズ&素敵書体のワッペンがネットですぐ購入できる今日この頃。しかもお値段も500円前後でリーズナブル!(「イニシャル」「ワッペン」で検索を)。刺しゅう特有の立体感があるワッペンのイニシャルは、印刷物では出せない高級感と存在感をアピール。また今回こだわったのは「ソーイングなし」でできるというところ。可愛い素材さえ集めれば、即日完成★ ぶきっちょ花嫁でも心配なしのお手軽クラフトです。
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
https://vanillawhite.stores.jp/
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードのデザインや、制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作も手掛ける。皆の気持ちを一つにして、どんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
構成/磯部 彩 制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司
※掲載されている情報は2018年1月時点のものです
- 挙式2ヶ月前
- 挙式1ヶ月前
- アイテム検討期
- ふたりらしい
- ハンドメイド
- ウエルカム演出