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ビューティー
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幸せボリュームに埋もれたい!「ワイルドブーケ」今旬SNAP

おしゃれ感度の高い花嫁がこぞってオーダーしている30cmを優に越えるような「ワイルドブーケ」。とびきり華やかなのに程よく抜け感があって、写真映えも◎。インスタでご自慢の「ワイルドブーケ」を披露していた花嫁さんに、その魅力とオーダー方法をリサーチしました。おすすめの持ち方も参考に!

360度すてき! チューリップが主役の春色ブーケ

ブーケ企画
ブーケ
ブーケ

「挙式では、ダーズンローズの後バラのみのシンプルなブーケを持つため、パーティのブーケでは対照的に大ぶりなものをお願いしました。
メインのチューリップは、新郎が当時赴任していたオランダの代表花。そこへ挙式日の5月ならではの花材を使ってもらいました。特にピオニーは大好きな花です。
花の種類はたくさんなのにまとまりがあって、見る角度によって印象が変わるのも魅力的。イメージ以上にかわいくて、パーティ中もずっと抱えていました。」(mzh_wedさん)

【主な花材】
チューリップ、ピオニー(シャクヤク)、デルフィニューム、ブルーファンタジア、クレマチス、ベロニカなど

【オーダー方法】
会場装花とマッチしつつ、抜け感が出るようにと依頼。参考にしたのは、ピンタレストの海外ウエディング写真。さらに同じドレスでワイルドブーケを持っている画像を見つけ、大きさの目安としてフローリストに渡した。

ふわふわのミモザだけ! 幸せの黄色いブーケ

ブーケ
ブーケ

「結婚式のお花は全てミモザ。ブーケもミモザのみを大きく束ねてもらいました。
もともとコロンとかわいいミックスブーケよりも、モード感のあるスマートなものが持ちたいと思っていました。ドレスはノーレースのシンプルなデザイン。そのクールさをミモザ1種類で表しつつ、明るいイエローで圧倒的な華やかさを演出しました。
チャペルのドアが開いた瞬間、パッと黄色の花束が目に飛び込んでくる。ゲストに幸福感のあるインパクトをお届けできたと思っています。」(あいさん/取材協力TRUNK BY SHOTO GALLERY)

【主な花材】
ミモザ

【オーダー方法】
結婚式のテーマカラーは黄色、緑、グレー。会場装飾とブーケを全てミモザで統一してもらった。ボリュームは、シンプルなドレス姿に、ブーケで1点華やかさを与えるバランスを計算してもらった。

大人のパーティを格上げ! 深赤×グリーンのエレガントブーケ

ぶーけ
ブーケ

「目指したのは、コットンクラブのように大人が集い楽しむリッチなナイトパーティ。格式高くもリラックスできる雰囲気に似合うブーケをと、信頼の置けるプランナーさんとフローリストさんにお任せで作ってもらいました。
テーマカラーには深みのある赤とグリーンが選ばれました。バラ、ダリア、カラーの異なる赤がミックスされ、グリーンはつる系がたっぷり。花材もボリュームもリッチなブーケは、ゲストからもとても好評でした。」(aya_wd0327さん)

【主な花材】
バラ、ダリア、カラーなど

【オーダー方法】
フローリストとプランナーへお任せし、花嫁のイメージで作ってもらった。

夏がお似合い! 鮮烈カラーのトロピカルブーケ

ブーケ
ブーケ
ブーケ

「8月上旬、夏真っ盛りの結婚式。お色直しでは、思いっきり躍動感のあるカラフルブーケを持ちました。
花の形もカラーのいろいろで、『なるべく大きいのを』とオーダー。バサッと花を束ねたような豪快なブーケに仕立ててもらいました。あちこちから飛び出しているのも植物のパワーを感じます。
自分自身が元気をもらえて、目にするゲストにもパワーを与えられるブーケ。結婚式のテーマ『自然を感じる』にもぴったりでした。」(sachiさん/取材協力TRUNK BY SHOTO GALLERY)

【主な花材】
オンシジューム・デルフィ二ウム・アマランサス・ひまわり・ケイトウ・ベロニカ・エピデンドラムなど

【オーダー方法】
テンションの上がるようなビタミンカラーのブーケをリクエスト。「繊細さはいらない、バサッと明るく持ちたい」とイメージを伝えた。

凛とみずみずしく! 海辺に似合わせた清涼ブーケ

ブーケ
ふたり

「海が大好き! 結婚式のテーマは海辺のBOHOウエディングです。日焼けした肌を引き立てるスレンダーラインのドレスを、遊びのあるブーケで引き立てる、そんなイメージでオーダーしました。
透明感のある白のトルコキキョウをメインに、赤茶色の枝をもつグリーンでボリュームアップ。ホワイト×グリーン×ブラウンの3色構成で、力強さの中にもラフな空気感を出してもらいました。
茎には光沢のあるリボンを巻き、リッチさを足したのもポイントです。そのまま手首にぐるぐる巻いても絵になりました。」(_____marimo_____)

【主な花材】
トルコキキョウ、ダイヤモンドリリー、キンギョソウなど

【オーダー方法】
海辺のBOHOウエディングをイメージして、ブーケは可憐な野花系ではなく、みずみずしく生命力の感じられる花材を希望。
ブーケの大きさは、フローリストが花嫁の身長やドレスラインを考慮しバランスを図ってくれた。

細身ドレスを引き立て! 柔らかグリーンの横広がりブーケ

ブーケ
ブーケ

「きらめくアクセサリーは着けず、シンプルなドレス姿に存在感のあるブーケを持つ。そんな海外の花嫁さんの着こなしを参考に、スレンダードレスの身幅からはみ出るくらいのビッグブーケを希望しました。
メインは明るいグリーンの葉。白くふわっとした花々の隙間に、赤い花を数輪潜ませています。茎にはオーガンジーのリボンを巻いてもらいました。
ブーケが着こなしのアクセントとして、ドレス姿全体を引き立ててくれました。」(mrkh1217さん)

【主な花材】
トルコキキョウ、スカビオサ、アスチルベ、ユーカリ、タマシダなど

【オーダー方法】
テーマはナチュラル、バラ以外で会場装花に合うようにとだけ伝えオーダー。細かなことはお花を熟知しているプロに委ね、写真を見ながら好きな感じ、苦手な感じの花材を話し合ったのが効果的だった。

小花いっぱい! 繊細さにうっとりの可憐ブーケ

ブーケ
ブーケ

「ベーシックな丸い形じゃないブーケにしたくて、インスタグラムで検索。海外のナチュラルウエディングではやっているワイルドブーケに決めました。
ちょうどアジサイの季節だったので、根元にピンクのアジサイを使ってもらい、他はブルーやパープル、ピンクの細かな草花系をミックス。コロンとかわいい実も入れてもらいました。
淡い色味のサーモンピンクのドレスと似合って大満足。縦に長さを出したことで、こっそりスタイルアップ効果を狙ったのもポイントです。」(625makiさん)

【主な花材】
アジサイ、アスチルベ、ヒペリカム、レースフラワー、アストランティア、ユーカリなど

【オーダー方法】
海外風のナチュラルウエディングのイメージでオーダー。グリーンをメインに、小花と実をプラスしてもらった。
情報収集はインスタグラムで。「ワイルドブーケ」でダイレクトに検索した。

ガーデンに映える! シルバーリーフ×白の爽やかブーケ

写真
ブーケ

「海外のテントウエディングみたいにゲストとわいわいおしゃべりして過ごしたくて、プログラムの緩やかなガーデンパーティを楽しみました。
ブーケは、緑豊かなロケーションで存在感が出るよう、必然的にボリュームのあるものに。たった今その辺で摘んできたようなイメージで、清楚な白い小花と淡いグリーンをざっくり束ねてもらいました。
結婚式のテーマ“freedom”にぴったりの、気取らない華やかさが気に入っています。」(_s_a_r_a_s_a_さん)

【主な花材】
バラ、ユーカリなど

【オーダー方法】
ガーデンパーティに映える白とグリーンでオーダー。「かわいい」と「きれい」両方の雰囲気にしたいと、グリーンはシルバーリーフ系でまとめ、縦に長さを出してもらった。
イメージはインスタグラムやピンタレストで画像を集め膨らませた。

【番外編】先輩花嫁直伝!
「ワイルドフラワー」はこう持つべし

ワイルドフラワーは大きさに比例して当然重い! 大きくて重いなりの持ち方ポイントを、実践した先輩からアドバイスしてもらいました。

イラスト

A「おなかでふんわり抱える」

「胸を隠すほど高く上げず、少し下で抱えるときれいです」(mzh_wedさん)、「細身のドレスの中央にあると、ブーケの大きさが強調されてかわいいと思います」(mrkh1217さん)、「おなか辺りでキープ!重いので結構大変ですが(笑)」(aya_wd0327さん)


B「重力に任せ下向きに」

「自然に下向きに持ってもかわいいとフローリストさんから聞きました。ブーケが長い場合は下腹部あたりで」(625makiさん)「茎の部分を長めに残してもらうと持ちやすくなります」(sachiさん)


C「無造作でもサマになる」

「スタッフさんから”ガサツに持つ方くらいがカッコいい”とアドバイスを受けたこともあって、特に意識せずいろんな持ち方をしていました」(_s_a_r_a_s_a_さん)「バサッとラフに持つだけでも小脇に抱えてもいい。上品な立ち居振る舞いに自信がなかったので助かりました」(_____marimo_____さん)「特に持ち方は意識しなかったけれど、後から写真を見ても変ではないので自然でいいと思います」(あいさん)

From 編集部

一生に一度のぜいたくな花束を味わおう!

美しい花々をこんなにたっぷり使えるのは花嫁ならではのチャンス。思い切って、夢みたいにビッグなブーケを奮発してみてはいかが。シーン映え、写真映えをしっかり計算して、いつまでも記憶に残るブーケをオーダーしよう。

取材・文/伊藤佳代子 イラスト/Ricco. 構成/真坂千稔(編集部)
※掲載されている情報は2017年5月時点のものです

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