持つだけでおしゃれ。「ドライフラワーブーケ」は、いかが?
いま、おしゃれな花嫁さんたちの熱い視線を集めているのがドライフラワーブーケ。独特の風合いがあり、「持つだけでおしゃれ!」と人気が急上昇! 個性溢れるドライフラワーブーケの数々とその魅力をご紹介します。
自然を超えた鮮やかな色彩に驚き
ドライフラワーというとくすんだ色合いを想像してしまいますが、実は驚くほど色鮮やかなものもあるって知ってましたか? これはドライフラワー向きの花材を厳選し、しっかりと乾燥させているから。また、染色をして生花より鮮やかに色を付けたり、生花にはない色の花を作り出しているものもあります。
こうした色鮮やかなドライフラワーで作ったブーケは、生花ブーケにはない陰影が生まれ、なんとも表情豊かに。シャビーな雰囲気もあり、ナチュラルテイストのウエディングはもちろん、クラシカルテイストのウエディングにもお勧め。
【写真上】ドライフラワーとは思えない美しい色合いに魅了される。花材/ムギワラソウ、ユーカリ、アジサイ、ラベンダー、カスミソウなど。1万4000円~
【写真下】さまざまな色合いの花を使用しているが、ドライフラワーにしたことでトーンが統一され、まとまりのある印象に。花材/ムギワラソウ、ユーカリ、アジサイ、タタリカ、カスミソウなど。1万4000円~
ブーケ制作・写真提供/Blow in house
独特の色みが醸し出す大人かわいいナチュラルさ
ドライフラワーのブーケの魅力はその軽やかさ。生花だと持った時の重みはもちろん、見た目も重厚感が出てしまうデザインでも、ドライフラワーなら軽やかに見せることができるのもうれしいところ。
また、ドライフラワーは少しくすんだ色みが特徴でもあり、そのままで大人かわいい雰囲気が出せるのも魅力。ナチュラルテイストのウエディングはさじ加減で子どもっぽくなってしまうこともあるけれど、ドライフラワーのブーケを合わせることで大人テイストに仕上げることができます。
【写真上】黄色のミモザとみずみずしいプリザーブドグリーンの組み合わせが爽やかなリースブーケ。持ち手までこだわって仕上げてあり、カジュアルなガーデンウエディングなどにお勧め。花材/ミモザ、ティーツリー、カスミソウ、ラベンダー、ブラックベリー、ネベリアなど 2万1600円
【写真下】白とグリーンを基調に、甘さをおさえた大人テイストのブーケ。プリザーブドフラワーとも組み合わせて、みずみずしさを加えて。花材/ローズ、カスミソウ、ユーカリ、バンクシア、ブルニアなど 2万7000円
ブーケ制作・写真提供/Listen to Nature
プリザーブドフラワーと組み合わせて華やかに
ナチュラルでシャビーな雰囲気が魅力のドライフラワー。でも、それだけだと少し華やかさに欠けてしまう部分も。それを補うためにはプリザーブドフラワーを組み合わせるのがおすすめ。
プリザーブトフラワーは生花のようなしっとりとした風合いを持ち、色合いもバリエーションに富むので、ドライフラワーと組み合わせることで華やかさが生まれ、ドレスや会場装花との相性も良くなります。ドライフラワーのアンティークなおしゃれ感に華やかさもプラスしたいという欲張り花嫁には、ドライフラワー+プリザーブドフラワーのブーケがぴったり!
【写真上】ニュアンスカラーのドライフラワーと柔らかな色みのプリザーブドフラワーを組み合わせて、カジュアルな雰囲気に仕上げたリースブーケ。花材/ユーカリ、タタリカ、アンモビューム(以上ドライフラワー)、アジサイ、かすみ草、バラ(以上プリザーブドフラワー)。2万3544円
【写真下】アジサイやかすみ草、バラなどのプリザーブドフラワーのみずみずしい色合いが華やかさの秘訣(ひけつ)
ブーケ制作・写真提供/MilkyFlower*
フレッシュさと個性をプラスするフルーツ使い
プリザーブドフラワーと同じく、ドライフラワーに華やかな色みを添えてくれるのがドライフルーツ。生のフルーツはみずみずしさが勝ってしまうけれど、ドライフルーツだと程よい落ち着き感があり、ドライフラワーのおしゃれな雰囲気にも程よくマッチします。
ドライフルーツで特にお勧めなのはシトラス系。明るく、フレッシュな雰囲気を醸し出してくれ、緑に溢れた清々しい空間にもよく似合います。屋外や日差しがさんさんと降り注ぐ会場なら、ドライフルーツをアクセントに使ったブーケがおすすめ。
【写真上】ブラックベリーやユーカリをアクセントに使い、落ち着いた雰囲気に仕上げたブーケ。ざっくりと束ねてカジュアルに。花材/パインフラワー、アザミ、ユーカリ、ブラックベリー、ドライフルーツ、グラスペディア、ライスフラワー、ニゲラの実、ラグラス、タタリカ、ストーペなど。1万8360円~(ブートニア込み)
【写真下】シトラスのドライフルーツをメインにした個性的なリースブーケ。トロピカルなイメージで、リゾートウエディングや夏のウエディングにぴったり。花材/ドライフルーツ、グラスペディア、タタリカ、木の実、ユーカリの葉など。2万1600円~(ブートニア込み)
ブーケ制作・写真提供/Plus Natura
ドライフラワーブーケに人気集中の理由
乾燥したては鮮やかな色合いだけれど、時間の経過とともに徐々に色が褪せていき、ビンテージ感が漂う柔らかな風合いになるのがドライフラワーの最大の魅力。生花にはない独特の風合いがあり、ガーデンウエディングや自然光が入るナチュラルな雰囲気の会場にもぴったりマッチして、存在感を発揮してくれます。
もう一つの魅力は軽いこと。実は、生花ブーケは使用する花材によってはかなりの重さが出て、腕が疲れてしまうことも。ドライフラワーブーケなら軽いので、ブーケを持ちながらゲストの間を軽やかに動くことができるのです。
保存できるのも魅力の一つといえるけれど、ドライフラワーは永久に持つわけではないのです。実は寿命は意外に短くて、使用する花材にもよるが3カ月~1年くらい。それでも生花よりは持つので、しばらく飾って結婚式の余韻を楽しめます。
From 編集部
ドライフラワーブーケで今旬花嫁に!
いま人気のナチュラルテイストのウエディングを、さらにおしゃれにランクアップしてくれるのがドライフラワーのブーケ。これを持つだけで今っぽさがぐんとアップ。ゲストからも注目されること間違いなしなので、ぜひ取り入れてみてはいかが?
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取材・文/粂 奈美子 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2017年3月時点のものです
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