デザイナー小杉麻希の手作りウエディングvol.19 ウエルカムボード
センスの良いウエディングアイテムを発信する「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」のデザイナー小杉麻希さんがウエディングを素敵に彩るDIYを紹介する連載企画。分かりやすいHOW TO付きで思わず作りたくなるアイテムが満載です!
絵心いらずのウエルカムボード
「絵心やセンスがないから、ウエルカムボードのハンドメイドは無理」と思っている方にもぴったり、コピーを上手に使えば、ほら、こんなに絵になる! モノクロコピーしたモチーフをイラスト代わりに使うので絵心は一切不要です。ボードをショッキングピンクや蛍光イエローなどビビッドな色にすればポップアート風に、マットな黒やブラウンにしてモダンアート風に仕上げるのもグッド。著作権フリーの写真や動物写真などを利用して、ユニークな作品に挑戦するのもおすすめです。
用意するもの
<材料>
●使いたい写真を原寸大でコピーした紙
(インクジェットプリンターで印刷した紙はにじむので、
レーザープリンターorコンビニでコピーする)
●好みのサイズの木の板
(軽くて壁にも貼りやすい、きり板がおすすめ)
●好みの色のアクリル絵の具
<道具>
●筆
●木工用接着剤
●はさみ
[1]木の板を好みの色にペイント
木の板を好みの色にペイントします。単色でなるべくマットに仕上げるのが、アートに仕上がるポイント。
[2]コピーを切り抜く
使いたい写真を丁寧に切り抜きます。お澄ましポーズだけでなく、動きのある写真を選ぶとよりアーティスティックな印象に。
[3]切り抜いたコピーを貼り付けたら完成
切り抜いたコピー写真を板に貼り付けます。木工用接着剤は水溶きして少し薄めるとまんべんなく均一に塗れて貼りやすいです。後からはがれないよう、隅々まで完璧に!
【How to arrange】タイトル風タグをON
美術館のディスプレーのように、ボードにシンプルなタイトルカードを添えてみては? 簡単でシンプルな印刷文字がアートなウエルカムボードに素敵にマッチ。ちょっぴりウイットを利かせたタイトルで、ゲストをクスッと笑わせられたら最高!
MAKI‘S VOICE
ふたりのデート中に撮った写真、思い出の風景写真はもちろん、ふたりに似ている動物写真をセレクトなんていうのも面白そう! といろんな想像を膨らませながら製作したウエルカムボードです。字や絵の上手下手も関係なくアートに仕上がるDIY術、ぜひ気軽にトライしてみて♪
小杉麻希
「vanillawhite」主宰
http://vanillawhite.stores.jp
自身のウエディングで実現できなかったアイテムの数々を未来の花嫁のために作りたいという想いで立ち上げた「vanillawhite(ヴァニラホワイト)」にて、2004年より招待状やウエルカムボードなどのデザインや制作販売を開始。現在はウエディング広告、雑誌の撮影小物制作やロゴ制作なども手掛ける。皆の想いを一つにしてどんなウエディングにしようかと想いをはせる時間が好き。
制作・文・スタイリング/小杉麻希 撮影/飯貝拓司 構成/磯部 彩
※掲載されている情報は2016年7月時点のものです
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