簡単なのにプロっぽい! “ストリングアート”の作り方&実例
インスタグラムなどで話題の「ストリングアート」。「やってみたいけど、難しそう……」と思っている人も多いのでは? 実は、意外と簡単にできて失敗も少ない上に、ウエルカムボードや受付サインなど、さまざまなものに活用できるんです。基本の作り方と先輩花嫁のアレンジ技、ご紹介します!
まずは「基本のハート」を作ってみよう
<「基本のハート」の作り方>
用意するもの
1、型紙/どんなものでもOK
2、板/厚みが2cm以上のもの 1枚
3、ひも/コットンひも、毛糸、麻ひもなどお好みで
4、定規
5、油性ペン
6、はさみ
7、金づち
8くぎ/長さ3cm、頭の部分が平らなもの 適量
※型紙は作りたいモチーフをプリントアウトしたもののほか、自分で描いてもOK!
1、くぎの頭から2cmを測って油性ペンで印を付ける
2、板に型紙を置き、1で付けた印が見えなくなるまで金づちで打つ
完成品の大きさにもよるが、くぎはだいたい1.5cmくらいの等間隔で打つときれいにできる。
真っすぐ打たないとひもがうまく掛からないので注意!
3、くぎを打ち終えたら、型紙を破り取る
4、ひもをくぎに結び付けて固定し、掛けていく
数字の順番で掛けていくと放射線状の模様が浮かび上がる。
写真2枚目のようにランダムに掛けてもOK! 掛けるひもの量によって印象が変わるので、お好みで調節して。
5、ひもの高さを調節し、固定
1本の釘に何度もひもを掛ける場合は、写真のようにひもの高さを調節すると立体感が出てきれいに仕上がる。
7、ハートの周りに沿って3周ほど紐を巻いたら完成!
作りたい雰囲気によってはこの工程は省いてもOK! 何度もやり直しできるから、いろいろ試して自分のベストバランスを探してみて!
アレンジいっぱい! 先輩花嫁の実例を見てみよう
あえて文字を引き立たせた、フォトブース
元々持っていた板を使いリーズナブルに完成させたフォトブース。自分達の写真を大々的に見せるのは少し恥ずかしかったので、ネットで真四角プリントにし、さりげなくガーランドのように見せました。板が薄くクギがぬけやすかったので、厚いものがおススメ。(Nipiさん)
ゲストの目を引く!ナチュラルテーブルナンバー
会場を林の中にいるような空間にしたかったので、丸太をベースに制作。デザインは私、釘打ちは夫と役割分担をしながら楽しんで作れ、制作過程もいい思い出に。程よい存在感にゲストからも「すごく手が込んでいるね!」と感動していただけました。(小澤さんご夫妻)
ゲストと一緒に作る、世界にひとつだけの結婚証明書
ゲスト参加型で形に残るものを作りたいと、ネットで話題のストリングアートを取り入れたオリジナルの結婚証明書に。板に釘を打つだけなので半日で完成。ゲスト全員で作りあげる素敵な演出になり、初めて体験する方も多く楽しんでいただけました。(梨花さん)
ドライフラワーを組み合わせ、ひと工夫した受付サイン
インスタグラムを見て、受付サインはこれにしたい!と思ったのがきっかけ。Groom・Brideと表記したものの、新郎側、新婦側と分からない人もいるだろうと思い、青と赤のドライフラワーをプラス。ゲストたちからも可愛いと好評で「自分で作ったの!?」と驚かれました。(風花さん)
▼ウエルカムボードアイディアは他にもたくさん!
From 編集部
お手軽で簡単なのに、感動されちゃう出来栄えに!
作り方は簡単なのに、細部までこだわった職人技のように見えちゃうのがストリングアートの良さ。毛糸や刺繍糸など巻きつけるものの色や質感によって個性が出るから、まずは簡単なものから始めてみて。
文/滝 紀子 撮影(作り方)/園田賢史 スタイリング/INHERITED(清水大輔、黒濱有利) 構成/小田真穂(編集部)
※掲載されている情報は2018年6月時点のものです
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