70%の花嫁が知らなかった! ドレス選びの「お金のコト」5
結婚式の中でももっとも夢が膨らむ準備のひとつがドレス選び。でも、憧れのドレスを決定するときに立ちはだかるのが「お金」という現実。知らなかったために、いざ試着や予約の段階でさまざまな出費が発生し、とまどったという花嫁さんも多数いました。そこで、先輩花嫁のほとんど(約70%)が「知らなくてガッカリした」ことをアドバイスを含めてご紹介。あなたのドレス選びの手助けになりますように!
70%が知らなかった!
「ドレス込プラン*1でも、場合によっては追加料金が発生する」ことを
対策/「ドレス予算を多めに用意する」「予算以内のドレスだけ見せてとお願いする」
同じショップ内のドレスでもインポート、デザイナーズブランドなどさまざまなバリエーションがあるもの。「着たいな」と思ったドレスがすべて“予算オーバー”ではテンションダウンは免れません! 予算に制限がある場合は、ドレス予約のタイミングで「予算以内のドレスだけを試着したい」と伝えておくとよいでしょう。
「知らなかった」花嫁Voice
「選んだドレスに追加料がかかると担当者から聞いて予算オーバーに。一律料金でなんでも着られると思っていたので残念でした」(noelさん)
「契約の時点では知らなかったので、予想よりもお金がかかることに。追加料金なしのドレスは数が少なく、昭和のような古臭いデザインしかなかったので契約前に教えてもらいたかったです」(野良猫さん)
75%が知らなかった
「レンタルよりオーダー(持ち込み込)の方が安くなることがある」ことを
対策/「レンタルドレスとオーダードレスの両方の満足度を比べて検討を」
提携店でのドレス選びで満足できた花嫁さんは問題ないのですが、レンタルドレスの試着では「『胸の開き方はAのデザイン』『リボン飾りはBのデザイン』が好み!」といったことが発生して決められず頭を悩ませる花嫁さんが続出。
「オーダーは高い」というイメージがあるかと思いますが、ショップによっては「持ち込み料一部負担」のようなサービスや、手の届く価格で販売をしている所も多々あります。
特に「こだわりが強い」「オリジナリティが大切!」「レンタルでは決められなかった」花嫁さんは、オーダーショップにも足を運んで比較検討してみるとよいでしょう。
「知ってた!」花嫁Voice
「先に結婚式を挙げた友人に聞いていて、実際に私はオーダーメイドで購入。持ち込み料がかかっても、レンタルするより購入した方が安かったです」(鶴崎真純さん)
「二次会用のドレスを探している際にインターネットでドレスが¥24,300~(送料込)と安く作れる事を知り、実際に購入しました」(RKさん)
79%が知らなかった
「アクセや手袋、靴などの小物は安く自分で購入してもよい」ことを
対策/「手持ちのアクセサリーのラインナップをチェックし、市販の相場を調べて事前準備を」
レンタルの場合ドレスが決まったところで、ショップの担当者からアクセサリーやシューズのアドバイスや提案があることもありますが、ちょっと待って。契約にある場合を除いては、アクセサリーや手袋等は自分で用意してもOK。すすめられたものが価格も含めて満足できるものなのか、ドレスショップに行く前に判断できるように市場価格を知っておきましょう。
また、最近だと手作りアイテムをネットで購入したり、家族のものを借りるなど上手に工夫する花嫁さんも。
「知っていた」花嫁Voice
「レンタルのアクセサリーは高いことを見学で見て感じたので、自分の気に入った物を色々なお店を見て探していました」(根本麻衣さん)
82%が知らなかった!
「レンタルでもクリーニング代や破損に備えた保険がかかる場合がある」こと
対策/「レンタルならばドレス予算には余裕をもつことで、心の余裕も」
初めてのドレス選びで気がつきにくい落とし穴は保険やクリーニング代。契約の段階になって説明されることもあり「驚いた」の声が続出。レンタルする数が多くなればそれなりの金額になるので、ドレス試着の予約時に併せて聞いておくと、気持ちよくドレス選びができるはず。
「知らなかった」花嫁Voice
「ドレス試着開始の時点で、ドレスコーディネーターの方よりクリーニング代が別途かかると説明が。会場を決める際の見積もりにはなかったので少し驚きました」(中町佳織さん)
「保険は見積もりに入っていなかったため、直前に説明を受けて知りました。保険料はタキシード1着、ドレス1着、紋服1着、色打掛1着の計4着分で¥30,000くらいと高かったけど、もしもの時を考えて支払うことに。ただ、保険は結局使いませんでした」(aiさん)
【試着時のテンションを下げないための+α 番外編】
82%が知らなかった! 「ドレスの試着数に制限がある」ことを
対策/「スケジュールには余裕をもって、試着日は1日ではなく数日用意」「試着できるドレスの数の目安を先にショップに聞いて心構えを」
予約制で制限時間のあるドレスショップならば、試着数にも制限があるのは当然なのだけれど、ウエディングハイになっている花嫁さんは気が付けないもの。試着を希望するドレスがたくさんある場合は、何日かドレス試着日を設定して申し込んで納得できるドレス選びを。
「時間内なら何着でも試着できると聞いていましたが、1着あたり30分以上かかったため、思ったより多く試着できませんでした」(saoriさん)
「着たいドレスがたくさんあったのに、試着数が決まっていてびっくりしました。結局、どのドレスも着てみたくて何度もお店に通いました」(るるさん)
From 編集部
夢のドレス選びは最初から最後までHAPPYであってほしい!
「知っておけばいろいろできたのに」と、ドレス選び前後でガッカリしてしまった先輩花嫁さんの声を受けてこの企画ができました。
実際の対応はショップごとに異なる場合が多いのですが、試着予約時に「予算」「ドレス込プランであれば、そこに含まれないけれど必要な内容」についてだけは確認しておくと、お金のことで悩まずに満足できるハッピーなドレス選びができるはず。この企画をクリップして、試着予約をする前に一度見返してくださいね。悔しそうな顔をしている花嫁さんの顔画像が目印です(笑)。
取材・文/青柳恵美香、小林有希 イラスト/naohiga 構成/小林有希(編集部)
※掲載されている情報は2016年4月時点のものです
※記事内のコメント(一部)と数値は、2016年2月にマクロミルが実施したアンケートとゼクシィ花嫁1000人委員会に対して実施したアンケート回答によるものです
※紹介している事例は対応ショップごとに異なります
[注釈]
1ドレス込プラン:挙式・披露宴プランの中にドレスのレンタル代が含まれていること
- 挙式半年前
- ドレス・衣裳
- アイテム検討期
- 常識・マナー
- シンプル
- ふたりらしい
- 安心したい
- 楽しく読む