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結婚1~2年目は要注意!新婚生活で“ありがちな”困り事ランキング

いよいよ間近に迫った、新婚生活。ワクワクする一方でうまくやっていけるかどうか不安な気持ちも浮かんできたり……。そこで先輩たちに新婚生活で発生したトラブルを調査。発生率が多かった内容順にそれぞれのリアルな“困り事”エピソードと解決のヒントを紹介します。ふたりで築く新しい生活にどんなことが起こり得るのか、ちょっぴりのぞいてみませんか。

【第1位】お金のこと……発生率51.8%

“互いの状況の不透明さ”と“金銭感覚の違い”が二大トラブルに!

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トラブルの内容は、大きく分けると2つ。1つは互いの貯蓄額やお金の使い方が見えないこと、2つ目は価値観の違いです。“お金が足りない”といった悩みは少なく、この時期は“お金をどのように使うか・管理するか”という、ふたりで生活を営んでいく上での基盤を整える時期であることが分かります。だからこそ、初めが肝心。うやむやにせず向き合いたいものです。

<先輩新妻の困り事エピソード>
●お互いの収支や貯蓄額を把握しておらず、話し合いをしたものの険悪な雰囲気に(さいとさん)
●お小遣い制度は嫌だという夫で、お金の管理をさせてもらえない。コンビニ利用も多く節約意識に欠けるため、ケンカが起こる(ぼんさん)
●彼は全く記帳をしないので私が代わりに行ったところ、休会していた英会話学校の手数料引き落としを発見。無駄なお金を払っていることに気付きました(やっちゃんさん)

先輩新妻の困り事&対応策

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【お金にシビアな彼に歩み寄った】
彼は私以上にお金にシビアで“自分へのご褒美”的な使い方はせず、外食もほとんどなし。慣れるまでは「たまにはおいしいものを食べたいな」と思う私でしたが、「浪費家よりは倹約家の方が良い!」と自分に言い聞かせることに。ちょっと奮発して自分へのご褒美をしたいときなどは、自分の親や友達と行って特別感を味わうようにしています(こまてらさん)

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【貯蓄額をしっかり聞けていない】
彼の貯蓄額についてはっきりと聞けていない状況です。結婚前は、「結婚したら話せる」と思っていたのですが……。やはり結婚前にしっかり話し合っておいた方が良いと思いました(あやこさん)

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【お金の管理の話し合いで苦労】
彼はお金があればある分だけ使ってしまうので、管理は私がすることに。お小遣いなど金額の折り合いをつけるのに苦労しました。自分たちの給与、資産を互いに公開し、また毎月の生計費を知ることで“これだけは貯蓄として残す”という話し合いをすべき。そうすることで小遣いの限度額が把握できると思う(ごーやさん)

コミュニケーションと、お互いの情報公開を

“互いのお金の使い方や貯蓄額が分からない”“価値観の違い”といったトラブルの解決には、コミュニケーションが重要です。結婚前の式費用の検討の際などから話し合えていることが理想ですが、そうでないならなるべく早めに意思疎通を。お金のことについてコミュニケーションがしっかり取れる関係性を、新婚時代にしっかり築いて。

【第2位】食事・料理のこと……発生率49.1%

“味覚”“後片付け”“調理作業”についてモヤモヤが発生!

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食事は毎日のことなので、ここで生まれる夫婦間の不一致は大きなストレスに発展してしまいます。そんなシーンで挙げられたトラブルは、“味覚”といった好みの問題に、面倒な“後片付け”、忙しかったり苦手だと苦行になってしまう“調理作業”の3つが主なトピックでした。

<先輩新妻の困り事エピソード>
●皿洗いをすると夫はいつもイライラ不機嫌に。それでケンカになります(さいとさん)
●とある料理に対し「俺これ無理!いらない!」と言った彼。そう思うなら「せっかく作ってくれたのにごめんな」まで言ってほしかった!私は激怒し3日間口を利きませんでした!(もふたんさん)
●彼は好き嫌いが多く、味の好みを把握するまでが大変だった(AKさん)

先輩新妻の困り事&対応策

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【お互いが納得する味を見つけるのが大変】
私の実家は料理に砂糖を使うことが多く、甘辛い味が好み。でも彼は甘辛いものはほぼ食べられず、ふたりが納得する味を出すのに苦労しました。一緒に住む前に食事をした時などに彼の好みや実家の味を聞いておくと良いかと思います(平木奈々子さん)

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【やってくれたことに「ありがとう」を】
夫が洗い物をしてくれるのはありがたいけれど、洗い方が雑で結局は私がやることに……。今は、洗ってくれたことについてまず感謝を伝え、その後彼の気持ちを害さないように「しっかり洗って」と伝えてやってもらっています(はちこさん)

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【料理しようとしない彼に腹が立った!】
全く料理ができず、作ろうともしなかった。お互いに働いていて、私の方が帰宅が遅いので気持ちが焦るし、腹が立ちました。今は土日は彼に全てをお任せ。見ているとイライラしてしまうのでのぞきません。感謝して食べますが、ダメ出しはします。でもおいしい時はめっちゃ褒めます(しろさん)

歩み寄りを。ゆるく構えることも大切。

話し合いだけで解決するものでもないので、ゆるっと構えるくらいが良さそう。食事作りについては、適宜お総菜に頼るなどしても良いし、後片付けのルールもゆるめに設定を。味付けに関しては、ふたりの味を見つけることを楽しむようにしては。歩み寄れるポイントを探っていきましょう。

【第3位】生活習慣の違い……発生率44.5%

大事ではないからこそ?ささいなことにイラッ!

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挙げられたトラブルエピソードは生活リズムや室温感覚のズレ、電気のオンオフ、扉の開け閉めなどさまざま。大問題ではないものの地味にストレスがたまっていくものでした。結婚前にある程度は把握・予想できていた“違い”でも、四六時中接していればもやもやが大きく育っていくのは必然!

<先輩新妻の困り事エピソード>
●ドアなどの開けっ放し、電気のつけっ放しが多いので、事細かに注意してやめさせている(nさん)
●寝るときにエアコンをかけるかどうかで意見が合わない(かえでさん)
●ひとりで過ごす休日は私は家で家事をすることが多いが、彼はすぐ外出。掃除などしてほしい(さくさくさん)
●朝起きる時間の違いがあり、一日の過ごし方に大きな違いがあった(desterさん)

先輩新妻の困り事&対応策

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【ふたりのルールを作る】
私は朝型、彼は超夜型で休日デートも彼の寝坊で出遅れることがほとんど。準備を始める私の前でまだ寝ている彼にイライラし嫌な気持ちになるので困っていました。とはいえ習慣を直すのは難しいので互いに受け入れつつ「月に1度は休日も8:00時に起きて出かける」など、楽しいルールを作っておくと良いと思います(みさみささん)

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【良い具合を見計らって、調整!】
彼は20:00就寝、2:00起床の超朝型。夜は彼の就寝に合わせて夕飯を作らないと「もう眠い」と言われ、テレビは音を消してと言われ、ものすごくストレスでした(笑)。とはいえ私は彼に合わせられなかったので、夕飯は作り置きにし、夜は温めるだけと時短効果に貢献。テレビの音は、寝て小一時間たったら目覚めないことに気付いたのでそこから音量アップ!(鶴来藍華さん)

ふたりにとっての新たな習慣づくりを

これまで積み重ねてきた生活習慣の軌道修正は難しいもの。相手に変わってもらうように働きかけるか、自分が歩み寄るか慣れるか、これら2つの併用に力を注ぐかでしょう。いずれにせよこの努力の結果はふたりの新しい習慣に繋がっていくはず。じっくりなじんでいくようにコツコツと時間を重ねて。

【第4位】家事分担……発生率23.6%

しないorできるけどやらない、で不公平感が発生!

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食事の後片付け、洗濯、掃除など家事全般の分担にもトラブルの種が。それぞれが抱える不満が大きくなる前にコミュニケーションを取って、ふたりの落としどころを決められれば良いのだろうけれど、理想通りに進むことばかりではないのも現実!

<先輩新妻の困り事エピソード>
●家事は、基本的には私がやっている。夫は1人暮らし歴が長く何でもできるのに、私がお願いしないと何もしてくれない!(Mieさん)
●名もなき家事などを含めた分担が、なんだかんだ私の方が多くなっている……(s.kさん)
●お願いすれば手伝ってはくれるけど、教えるのが大変(ういさん)

先輩新妻の困り事&対応策

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【3~4年かけて家事スキルを向上】
ずっと実家暮らしだった彼。私とは家事スキルに差がありすぎて、また彼にやる気もなかったので新婚当時はほぼ毎日もめてました。それから3~4年たちましたが、だいぶやってくれるように。子育てみたいなものなのか、根気強く教えた結果です(笑)(絵莉さん)

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【食器洗いにダメ出しはしていたけれど】
食器洗いは彼の担当なのに、全く汚れが落ちておらず!毎回怒っているうちにできるようになりました。解決策としては、食器洗浄機を買うのが一番早いかもしれません!(笑)(もいもいさん)

感情的にならず具体的に要望を伝えてみては

家事の滞りは結果として目の前に現れるものなので、困っていることは説明しやすいといえます。相手の態度を非難せず、具体的に「こうしたい、こうしてほしい」と交渉すれば、他のトラブルよりは解決しやすいかも。お願いの仕方や指導は、彼のタイプに合わせて臨機応変に!

【同率第5位】洗濯……発生率22.7%

干し方、畳み方、洗濯頻度の不一致に、心がザワザワ

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洗剤選びに洗い分け、干し方、畳み方、洗濯カゴのたまり具合etc.一連の流れの中に多くの工程を含む洗濯は、個人なりのこだわりやルールが顕著に表れやすい家事といえそう。清潔さやさっぱり感という心地よさにも直結するので、互いの基準がズレてしまうと、なかなかのストレスになってしまいます。

<先輩新妻の困りごとエピソード>
●洗剤と洗濯物の干し方に相手のこだわりがあり、私が合わせていくことになった(Miyuさん)
●夫は干し方から畳み方まで雑で、何度も教えた。最近は「やってくれるだけ良い」と、それらの工程は見ないことにしました(しろさん)
●私の干し方が気に食わないと、何も言わずに直してくる彼。「人によってやり方が違う」ということを受け入れてもらうようにしています(Mieさん)

先輩新妻の困り事&対応策

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【下着はひそかに干してほしい派の夫】
「私の下着は自分に見えないところで干してほしい」と考える夫。でも忙しく家事分担してるのに、そんなわけにはいきません!そこでSNSで「夫は妻の下着を干すか」とアンケートを決行。結果は干す派が95%で「そんなこと言うなら夫も自分のパンツを干すべき」など多くの同意が。それらのスクリーンショットを彼に送ったら、私のパンツも黙って干すようになりました(木村モエさん)

歩み寄りと慣れで、ふたりの感覚を近づけたい!

感覚上のもやもやは、ふたりの落としどころを探っていくほかないのかも。また食事や料理、掃除といった家事のふたりの生活や住居への影響度と比べると、洗濯は個人プレーがしやすい家事だといえます。洗濯方法や頻度について歩み寄りが難しい場合は、それぞれで行うという選択肢もありかもしれません。

【同率第5位】親や親族との付き合い方……発生率22.7%

困り事のほとんどは、付き合い方の“濃さ”の違い

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今回のアンケートで多かったのが“付き合いの頻度や濃さ”にまつわるもやもや。多さや少なさといった度合いの感覚は育った環境で異なり、それらに正解・不正解もありません。“空気を読まないと”という気遣いも発生させがちになるため、ストレスになりやすいのかもしれません。

<先輩新妻の困り事エピソード>
●夫は親族との関係が近く、人見知りの私は苦痛……(ぷーさん)
●親族で行われる全ての食事会に参加すべきか迷った(AKさん)
●夫には自分の親と仲良くしようという様子が見られなくてもやもや。話し合いが必要だと思っている(M8さん)

先輩新妻の困り事&対応策

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【差し入れの多さにもやもや】
月に一度彼の親が来訪しますが、差し入れの多さに困惑。義親は「安かったから一緒に買っちゃった」と言いますが、私は必要なものだけ購入したいタイプ。事前に考えてた献立を変更したり自分が食べたいものがなかなか買えずもやもや。夫に相談し、差し入れの量を減らしてもらうか、なしにしてもらうことを検討中(ふくとみさん)

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【臨機応変にお付き合いを】
彼の実家が近く、お呼びがかかることがしばしば。私がそれに不満をもらしたため、彼の親からお叱りが。今は彼だけ実家に行ってもらうなど臨機応変に対応。短時間なら自分も顔を出すようにしています。また家が近いからこそ何かしてもらったり、贈り物を頂くことも。その際は、必ずすぐにお礼を伝える、無理のない範囲のお返しをするなどで、良好な関係を心がけています(いちごさん)

互いが親・親族との間に入ってフォローを

お付き合いは長く続くものなので、無理をしても続きません。お互いが家族たちとの間に入って、うまく取りなしましょう。また自分の要望を伝える際は、相手の家族を思いやるような配慮も忘れずにいたいですね。

From 編集部

新婚生活の“困り事”に向き合って、家族の土台づくりを

結婚1~2年目は、今まで気付かない、あるいは知っていても気にならなかった互いの違いが表出し、それが原因で起こる“困り事”が多いようです。これらをふたりにとって良い具合に落ち着かせる経験は、共に歩んで行く上での土台づくりとなり、また自信を積み重ねることに繋がるはず。肩の力を抜いて、無理をせず、必要であればラクな手段や考えを取り入れるのも何ら問題ありません。少しずつでも良いので、自分たちのペースでふたりの“困り事”に向き合ってみてくださいね。

構成・文/弘中栄美 イラスト/タカヒロコ
※記事内のコメントは2023年2月に「ゼクシィ花嫁会」のメンバー73人が回答したアンケートおよび、過去2年以内に結婚し、結婚したタイミングで同居を始めた20~30代の女性110人が回答したマクロミル調査によるものです
※掲載されている情報は2023年4月時点のものです

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