【結婚式二次会の幹事】誰に依頼した? 人数は?お礼は?
二次会を成功させるために欠かせないのが「頼れる幹事」。でも一体、誰にお願いすればいいの? ということで、先輩カップルたちが実際に幹事を依頼した際のエピソードとダンドリをスムーズに進めるポイントについてアンケートを実施。ぜひ参考にしてみて。
二次会の幹事、みんなは誰にお願いしているの?
先輩カップルたちの多くが「新郎の友人」、「新婦の友人」、「新郎新婦共通の友人」に二次会の幹事をお願いしている結果に。「家族」、「会社の同僚」、「新郎新婦自ら」よりも、やっぱり気心知れた友人たちに幹事をお願いするというケースが多いよう。
(※複数回答)
●ちなみに二次会幹事の人数は?
1位:2人(44.7%)
2位:4人(25.2%)
3位:1人(10.7%)
(※単一回答)
二次会の規模や幹事にお願いする内容にもよるけれど、幹事の人数は2~4名というのがスタンダードという結果に。新郎の友人だけまたは新婦の友人にだけお願いするパターンに加えて、新郎側と新婦側からそれぞれ1、2名ずつ立てて行うことも。また経験豊富な友人や知人の1人に、単独で幹事を依頼するというケースも。
●ちなみに幹事との打ち合わせ回数は何回くらい?
1位:1回(34.0%)
2位:0回(33.0%)
3位:2回(18.4%)
(※単一回答)
新郎新婦の二次会に関する希望や意向を伝えるための打ち合わせを「1回」行う、というのが最も多い結果に。その後は必要に応じて随時連絡を取り合ったり、状況によっては直接会う時間を設けたりして進めているもよう。
打ち合わせ回数「0回」に関しては、「日常からまめに連絡を取り合っているので打ち合わせの時間を設けなくても大丈夫」というパターンもあれば、「幹事に全てお任せ」というケースも。
それでは以下より、先輩カップルたちが実際に幹事を依頼した際のエピソードとポイントについて見ていきましょう!
パターン1:新郎の友人に依頼する場合
新郎の友人に幹事をお願いした理由として多く挙げられたのが「場を盛り上げてくれるから」という声。その他にも、「男性ならではの低い声で司会の声が聞き取りやすい」という意見も。いずれにしても、多くの新郎友人たちが二次会会場をにぎやかな雰囲気で包み、ゲストを楽しませているよう!
新郎友人に依頼してどうだった?
盛り上げ上手で、私も何度も会ったことがあった彼の友人のおかげで、当日は大盛り上がり! 幹事を行った彼自身も1年前に結婚し、私たちと同じ会場で二次会を行っていたため打ち合わせから当日までとてもスムーズでした。(奥山瑞加さん)
すごく声が聞き取りやすかったのが良かったです。声が小さいために二次会の雰囲気が盛り上がらない……という経験があったので、声が大きくて司会慣れしていた彼の友人に幹事を依頼して大正解でした。(mamikoさん)
依頼時のポイント:新婦側の意見もスムーズに伝えられる工夫を
会場を大いに盛り上げてもらえるのはとてもうれしいことだけど、新郎の友人だけに幹事を依頼する場合は新婦の希望や意見をどんなふうに伝えたらいいか彼と相談してみて。特に新婦の顔見知りでない友人に依頼する場合は、一度食事の場を設けるなどして新婦も話しやすい雰囲気をつくるなどの工夫を。
また「夫の友人ということで直接やりとりができず、準備がどうなっているかわからずにハラハラした」という事態を避けるためにも、幹事と継続して連絡を取る手段についても事前に考えておこう。
パターン2:新婦の友人に依頼する場合
新婦の友人にお願いするメリットとして最も多く挙げられたのが「ツーカーの仲なのでつぼを押さえたダンドリをしてくれる」という声。また女性ならではの感性を生かし、華やかで気配りが行き届いた雰囲気をつくってくれるという意見も。
新婦友人に依頼してどうだった?
幼少期からの付き合いの友人に依頼。私の交友関係をほぼ把握している彼女だったので、ゲストの呼び漏れがなくて助かりました。またサプライズとして親にもコンタクトをとってくれていました!(Azusaさん)
地元の友人で住んでいる場所も近く、小まめな打ち合わせも気軽にできて信頼できる人に依頼。当日は予想通りかつ期待通り、私たちのことを最大限に考えてくれた素晴らしい二次会を企画してくれました。感謝しかありません!(川原梨沙さん)
依頼時のポイント:小まめに連絡を取りつつ、要点はまとめて伝えよう
新婦の友人という間柄を生かして、相談事を小まめに共有しあうことでより安心して二次会のダンドリを進めることが可能。ただし、思い付きでポンポンと相談すると相手を困惑させかねないので、相談時には要点をある程度まとめて行うのがマナー。
また彼の要望や意見に関しても新婦がしっかりヒアリングを行い、彼の希望もしっかりと反映させた二次会を実現しよう。
パターン3:共通の友人に依頼する場合
新郎新婦の共通の友人に依頼する場合「ふたりのことを同じくらい知っている」というのが最も大きな安心材料に。ふたりのなれ初めや結婚に至るまでの過程を知っていればなおさら。新郎側、新婦側のどちらかに偏ることなく、よりふたりの雰囲気にマッチした二次会を実現できる確率が高い様子。
共通の友に依頼してどうたった?
私と彼両方を知っている気の置けない友人に依頼。時間帯など気にせず連絡し合え、小まめに相談することができて良かったです。ふたりをよく知っている上に二次会幹事の経験も豊富だったので、安心してお任せできました。(fukutaiさん)
ふたりの共通の友人で、昔から知っている付き合いが長い友人に依頼。ふたりのことをよく知っているので打ち合わせがしやすかったですし、いろんなリクエストも言いやすかったです。(H.Nさん)
依頼時のポイント:ふたりのリクエストを明確に伝えよう
「ふたりのことをよく知っているから」という理由で全てお任せと投げてしまうのではなく、ある程度はふたりのリクエストをきちんと伝えることが大事。
どんな雰囲気にしたいか、取り入れたいプログラムはあるのか、などふたりの希望を伝えることで、幹事もよりふたりにマッチした二次会のイメージを膨らませることができます。
ちなみに二次会幹事へのお礼、みんなはどうしてる?
【二次会幹事へのお礼方法】
1位:現金または商品券を渡した(33.0%)
2位:食事をごちそうした(26.2%)
2位:二次会の会費を無料にした(26.2%)
3位:プレゼントを渡した(24.3%)
(※複数回答)
最も多かったお礼は「現金または商品券を渡す」という方法。金額は幹事にかけた負担の度合いにもよるけれど、幹事1人当たり5000円から1万円が妥当。
▼二次会ゲストにシェア!
From 編集部
誰に幹事を依頼するとしても「ホウレンソウ」はしっかりと!
どんな間柄の相手に幹事を依頼するとしても、会場決定や二次会予算の「報告」、希望する雰囲気やプログラムの「相談」、そして当日までにしっかりと互いの進捗(しんちょく)をキャッチアップする「連絡」をしっかりと行うことが大切。
また幹事を依頼する相手の得意とする分野について新郎新婦がしっかり把握し、それを生かせるような二次会の内容をイメージしておくことも大事。依頼する側、される側両方が気持ちよくダンドリを進めるために「ホウレンソウ」をしっかり行い、当日までチームとして協力しながら進めていってくださいね。
構成・文/島袋芙貴乃 イラスト/戸屋ちかこ
※掲載されている情報は2017年6月時点のものです
※記事内のデータならびにコメントは2017年4月に「ゼクシィ花嫁1000人委員会」のメンバー60人、マクロミルのモニター103人が回答したアンケートによるものです
- 挙式3ヶ月前
- 二次会
- 打ち合わせ開始期
- 悩み解決