結婚指輪は大切な人との絆を感じられるもの。日常的に身に着けている人が多い一方で、「禁止というわけではないけれど、職場では外している」という人も少なくないよう。職場でも気兼ねなく身に着けるためには、どんな指輪を選べばいいのでしょうか。普段使いできる指輪のポイントについてご紹介します。
普段から着けている割合は、
妻が64.6%、夫が61.7%
ゼクシィが「結婚指輪を普段から着けていますか?」と先輩カップルにアンケートを取ったところ、##s##「基本的に着けっぱなしにしている」と答えた人が、妻は64.6%、夫は61.7%##e##。多くの人が日常的に結婚指輪を着けており、男性も抵抗なく普段使いしているよう。
一方で、「たまに着けている」という人は、妻が23.3%、夫が21.8%、「特別なことがあるときだけ着けている」とした人は、妻は7.8%、夫は10.7%と、場面によって着けたり外したりしている夫婦も一定数いました。「ほとんど着けていない」という答えは、妻が4.4%、夫が5.8%という結果に。
手になじむデザインや着け心地、
素材選びにも注意を
同じアンケートで、どんな場面で結婚指輪を外すかを聞いた結果、最も多かった答えが「家のお風呂に入るとき」で33.5%。その次に、「料理をするとき」と「温泉に入るとき」が31.0%、「外出から帰ったとき(家の中では外している)」が30.5%と続き、「仕事中」と答えた人も22.5%いました。職場で禁止されているケースもありますが、##s##家事や仕事中に付く傷や変色、職場での印象を気にして外している人も多い##e##よう。
指輪を着けっぱなしにすると傷が付きやすい場面も増えますが、しょっちゅう着けたり外したりしていると、紛失するリスクが高くなります。ずっと長く、毎日着けられる指輪を選ぶには、どんなところに注意すればいいのでしょうか。
こだわりが詰まった個性的な指輪もステキですが、主張が強すぎるとシーンによっては派手な印象になることも。##s##シンプルなデザインの指輪なら、場所や場面を選ばずに、年を重ねても違和感なく身に着けることができます##e##。婚約指輪や手持ちの指輪との重ね着けを考えても、シンプルな指輪がおすすめですよ。
他のアクセサリーを着けたときも邪魔にならないような、シンプルなデザインを選びました。(27歳/千葉県)
あまりダイヤが多いと派手になるので3粒くらいにしました。(30歳/東京都)
何十年も身に着けるものだから、何歳になっても似合うシンプルなものがいいと思いました。(20歳/三重県)
指にしっくりとなじむ着け心地の良さも、普段使いのための大切なポイント。まず重視したいのが、##s##指に合ったサイズを選ぶことと、着けていて気にならない重さであること##e##。指輪の内側が丸くなっているものや傾斜が付いているものは、指に当たる部分が少なく着け心地が滑らか。表面のデザインだけでなく、内側の形状も意識してみて。
また、##s##隣の指に当たらないデザイン・形状を選ぶこと##e##も大切。着け心地は人によって異なるので、特に指輪を着け慣れていない男性はしっかりと試着をして確認しながら選びましょう。
自分の手の大きさにも合っていて、指を曲げたときに違和感のないものにしました。(28歳/大阪府)
夫はパソコンを使う仕事なので、キーボードの入力時に気にならないものを選びました。(26歳/神奈川県)
着けている感覚や締め付け感が少ない結婚指輪に。(33歳/大阪府)
外れにくく、それでいてきつくないサイズに気を付けました。(34歳/岡山県)
目立たないデザインを意識しすぎると、シンプルすぎて味気なく感じることも。小さなダイヤモンドをあしらったり、緩やかなS字ラインやV字ラインにしたりと、##s##適度な華やかさがあると気分もアップ##e##。さりげないキラキラは、派手に見えず特別感を演出してくれますよ。
夫と私、それぞれが好きなデザインを選びました。私は見ていて心がときめくような華やかさのある指輪をセレクト。(33歳/茨城県)
シンプルすぎると安っぽく見えて着けなくなりそうだったので、華やかさを意識して選びました。(26歳/東京都)
小さなダイヤモンドが入っていて、さりげなくキラキラ輝くところが気に入りました。(28歳/大阪府)
##s##自分が持っている洋服やアクセサリー、好きなファッションを意識して、合わせやすい指輪を選ぶ##e##のもおすすめ。個性的で華やかな服装が多い場合はデザイン性の高い指輪でも違和感はありませんが、シンプルなカジュアルファッションが多い場合、華やかすぎる指輪は主張が強く見えてしまうことも。
指輪を選ぶ際、普段の服装でショップを訪れて、似合う指輪をアドバイスしてもらうのもいいですよ。
フォーマルにもカジュアルにも似合うシンプルな指輪です。(28歳/埼玉県)
指輪だけが主張しすぎることなく、普段の洋服と合わせてもおしゃれさのあるデザインを選びました。(28歳/千葉県)
普段の服装や腕時計とのコーディネートを考えて決めました。(27歳/奈良県)
指輪を普段使いしていると、どんなに気を付けていても傷や汚れが付いてしまうもの。きれいな状態をできるだけ長く保つためには、##s##傷が目立たずメンテナンスしやすい指輪##e##を選びましょう。
結婚指輪の定番、プラチナやゴールドは純度が高いと傷が付きやすい素材です。他の金属と混ぜることで強度が高くなります。##s##純度が「Pt900」のプラチナや「K18」のゴールドは傷が付きにくく、普段使いの結婚指輪におすすめ##e##です。
また、肌の色になじみやすく見た目もかわいい人気のピンクゴールドは、汗や温泉で変色しやすい素材なのでご注意を。
メンテナンスが丁寧なブランドやショップを選び、気付いたときにケアすれば、常にきれいな状態をキープすることも可能です。
表面がボコボコとしたデザインなので、傷がまったく目立ちません。(27歳/東京都)
何かの拍子に宝石が取れてなくなったりしないように、あえて石を入れず、丈夫な指輪を選びました。(35歳/宮城県)
傷が付く可能性を考えて、強度の高いプラチナを選びました。(29歳/静岡県)
職場の雰囲気になじむデザインと
着け心地で選んで
「職場でも外さず身に着けたい」「結婚指輪の存在が仕事のモチベーションにつながる」という人も多いはず。衛生面や安全面から着けられない職業もありますが、着用OKの場合はビジネスシーンでも不自然にならない指輪を選んで。職場の雰囲気にもよりますが、あまり主張が強すぎるものは避けた方が無難です。
普段の生活の中でも職場でも、指輪選びで重要なのは着け心地。サイズが合わなくて締め付け感があったり、着けていて重く感じたりと、気になる部分があると仕事への集中力に影響する場合も。##s##着け心地に違和感がなく、自然と指になじむもの##e##を選びましょう。
デザインによっては、普段のファッションには合っていても、##s##職場の服装だと少し派手に見えてしまうものも##e##。服装は仕事によって、スーツやオフィスカジュアル、制服などさまざまですが、ストレートラインの落ち着いたデザインならどんな服装にも対応できます。緩やかなS字やV字の指輪も、派手な印象にならず個性を出すにはおすすめ。素材はプラチナやホワイトゴールドを選択肢に加えてみて。
男性は職場での着用に抵抗を感じる人も少なくないので、彼の意見も聞きながら選ぶといいですよ。
結婚指輪はアームの幅によっても印象が変わります。幅が広い指輪は存在感があってしっかりとした着け心地ですが、カジュアルな印象になるので職場の着用には気を付けた方がよさそう。太い指輪は細めのものに比べて締め付け感もあるので、指輪を着け慣れていない人にはなじみにくいかもしれません。
##s##平均的な結婚指輪の幅は2.5~3.0mm##e##。手の大きさや指の太さによって見え方のバランスや着け心地は異なるので、幅にも注目して検討を。
仕事に集中していると、結婚指輪まで注意が向かず「気付いたら細かい傷が付いていた」なんてことも。重い荷物を持ったり工具を使う仕事の場合は、意図せず変形させてしまうこともあります、常に身に着けていると細かな傷や汚れが付きがちになるので、##s##傷や変色、変形に比較的強い素材##e##を選んでみて。チタンやジルコニウムは強度の高い新素材として注目されています。
また、2.0mmなどの細い指輪は華奢な雰囲気で女性に人気ですが、幅が狭くなると耐久性も低くなります。変形のリスクを考えた幅やデザインを選ぶのもポイントですよ。