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  3. 婚約指輪と結婚指輪の基礎知識
  4. 婚約指輪と結婚指輪の違い
  5. いつから始まったの? 婚約指輪と結婚指輪の由来

いつから始まったの?
婚約指輪 結婚指輪 由来

婚約指輪と結婚指輪の違い

結婚の際に用意される婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)。この慣習は一体いつから始まったのだろうか? 婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)の由来についてひもといてみよう。

婚約指輪の由来は?

婚約指輪は古代ローマ時代に端を発する

婚約指輪

婚約のときに指輪を贈る慣習は、古代ローマ時代にはすでに存在していた といわれている。指輪は婚約が成立したことを意味し、花嫁は未来の夫に対して純潔を守る義務が発生した。これを破ってしまうと、法的な責任も問われたのだとか。ちなみに、当時の指輪は鉄製だった。

なお、左手の薬指に婚約指輪を着ける慣習も古代ローマ時代からあり、左手は心臓に近く、薬指が心臓に直接つながっていると信じられていたためといわれる。

ダイヤモンドの婚約指輪の起源は15世紀ごろ

婚約指輪にダイヤモンドが飾られるようになったの15世紀頃のこと といわれる。

ハプスブルク家のマキシミリアン大帝(後の神聖ローマ皇帝)とブルゴーニュ公国シャルル勇胆公の娘であるマリアが婚約する際にダイヤモンドの婚約指輪が贈られ、これが史実に残る最初のダイヤモンドの婚約指輪とされている。

ダイヤモンドは美しい輝きを持つとともに、天然の鉱物の中では最も硬い物質で「不屈の精神、永遠の絆、約束」を示すといわれる。そのため、 男性と女性を結び付ける「永遠に続く愛のシンボル」 として婚約指輪に装飾する宝石としてふさわしいとされた。


婚約指輪と結婚指輪の「デザインの違い」についてはこちら

結婚指輪の由来は?

結婚指輪の起源は9世紀のローマ

結婚指輪

婚約指輪を贈る慣習が古代ローマ時代にはあったのに対し、結婚の際に指輪を交換するという慣習が生まれたのはもっと時代が経てからのこと。

9世紀にはローマ教皇ニコラウス一世が指輪が結婚の証拠になると認めた とされる。また、1027年には、結婚式では「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に銀の指輪を交換している」という記録が残されている(ミュール『ローマの結婚指輪の起源』より)。その後、結婚指輪の交換は普及し、13世紀のヨーロッパでは一般化していたとされる。

結婚指輪にまつわるユニークな言い伝え

ヨーロッパでは結婚指輪に関する言い伝えもさまざまある。

例えば、結婚指輪を交換する際に、新郎が新婦の第2関節まで指輪を一気に通すことができれば、結婚生活では新郎が主導権を握れるとか。また、結婚指輪が壊れると、相手が不貞を働いた印であるとされた。

また、 結婚指輪は夫婦の結び付きを表すものなので、生涯外してはならない ともされている。

婚約指輪と結婚指輪の「デザインの違い」についてはこちら

日本における婚約指輪・結婚指輪の歴史は?

結婚指輪は明治時代から

日本で指輪が装飾品として普及し始めたのは明治時代のこと。キリスト教式の結婚式では結婚指輪の交換が行われ、明治の終わりには結婚指輪の広告記事も見られることから、結婚指輪が次第に浸透してきている様子が見て取れる。その後、 大正時代には結婚指輪の慣習は定着した

婚約指輪が定着したのは高度経済成長時代

一方、 婚約指輪の慣習が定着したのは昭和30年代半ば以降 のこと。それまであったダイヤモンドの輸入制限もなくなり、次第にダイヤモンドを飾った婚約指輪が一般化してきた。昭和40年代にはダイヤモンド供給会社による婚約指輪のキャンペーンも行われ、一気に定着した。

婚約指輪と結婚指輪の由来

  • 近年では婚約指輪を一緒に選びたいという女性も
  • 婚約指輪の起源は古代ローマ
  • 婚約指輪が日本で広まったのは高度経済成長期
  • 結婚指輪の起源は9世紀のローマ
  • 結婚指輪が日本で定着したのは大正時代
※参考文献/浜本隆志・著『指輪の文化史』白水ブックス、『ダイヤモンド婚約指輪の歴史』DTC、露木 宏編・著『日本装身具史』美術出版社