カップルのホンネ通信


結婚が決まると、結婚式や関連イベントなど、やることがいっぱい。やりたいことはたくさんあるけれど、すべてやるには時間もお金も掛かってしまう…ということで、何かをあきらめなくてはならないときがありますよね。でも、その取捨選択で後悔はしたくない!…とは誰もが思うはず。そこで、先輩カップルに「『やればよかった!』結婚式が終わって後悔していること」についてアンケート。やらなかったけれど、やればよかったことは?やったけれど、こうすればよかったと思ったことは? などなど、あきらめた背景や後悔している理由も紹介します。(アンケート回答数: 197人)
まず、結婚式や関連イベントについて「やればよかった」「(実施はしたけれど)こうすればよかった」という後悔があるかどうかを聞いてみたところ、実に9割近い人が「ある」と回答。どんなにじっくり考えて入念に結婚準備を進めていても、終わってみて「やっぱり…」という思いが残ることは、誰にでもあるようです。
この後「やればよかった」「こうすればよかった」と思うポイントを、多かった順に紹介していきます。


- ■ある 88%
- ■ない 12%
挙式・披露宴の準備中は、時間にも気持ちにもなかなか余裕が持てないもの。そんな中、「やらなくて後悔」していることのトップは「ダイエット」(46人)。「やったけれど後悔」でも2位(27人)にランクインしています。
さらに注目したいのが「ブライダルエステ」。「やらなくて後悔」3位(23人)、「やったけれど後悔」では1位(36人)と、多くの人が後悔。この、衣裳映えに関わる2つの項目「ダイエット」と「エステ」は、たくさんの人が後悔しているポイントであることがうかがえますね。
このほか、「プロのビデオ撮影」「衣裳の選定」も後悔が大きく残るポイント。ただし、フリーコメントを見ると、やむを得ない事情もあったことがわかります。

挙式・披露宴の「やればよかった」「こうすればよかった」後悔エピソード
- ダイエットは、ドレス試着の時点で体型があまり気にならなかったので放置していたけど、挙式日が近づくにつれて二の腕が気になってきました。そのままにしていたら、当日はもちもち二の腕をさらすことに。(28歳女性・28歳男性)
- ダイエットが間に合わなかった! 一番きれいな自分の写真を残すために、もっと前から計画すればよかった。(32歳女性・27歳男性)
- エステに通いましたが、それ以外の努力は全くしていなかったので効果はありませんでした。(29歳女性・29歳男性)
- プロのビデオ撮影。友達が撮影してくれるというので頼みませんでしたが…やはり素人には限界が。ちゃんとプロの方に頼めばよかったです。(28歳女性・28歳男性)
- お車代。遠くから来た友達が多かったので渡さなかったけど、せっかく来てもらったので感謝の気持ちを込めて渡せばよかった。(27歳女性・30歳男性)
- フラワーシャワー。節約になるかなと思ってしなかったけど、あらためてゲストの前に登場する演出としては、やったほうが盛り上がったなと思いました。(30歳女性・30歳男性)
- 親族と写真が撮れなかったので、テーブルフォトを入れて皆で撮る時間を作ればよかった。(29歳女性・31歳男性)
- プロフィール映像などで幼いころの写真とか、部活動の懐かしい映像とかを出せば、お客さんにも喜んでもらえたかも。(38歳女性・41歳男性)
- ブライダルネイルは金銭面を考慮してやめ、セルフネイルにしたけれど、指先のアップ写真が想像以上に多く、やはりプロに頼めば良かった。(35歳女性・43歳男性)
- ファーストバイトは恥ずかしくてしませんでしたが、写真映えする演出だし、結婚式でしかできないのですればよかったと思っています。(26歳女性・29歳男性)
- ブーケトス。未婚者に対して失礼かと思い行わなかったが、楽しみにしていた人が多かったようで、演出があったほうが盛り上がったと思う。(34歳女性・32歳男性)
- ドレス選びで失敗。披露宴会場があまり広くないのに、着たかったプリンセス風のベルラインのドレスにしたら案の定、ゲストの間を通ることができず、ゲストに椅子ごと動いていただかなければならず、自分もうまく歩けず、つまずいた。(25歳女性・25歳男性)
- 料理がフレンチだったのでワインを飲んでほしくて、ビールは本数限定に。でもあいさつ回りには結局ビールが必要。けちらず飲み放題プランにすればよかった。(30歳女性・43歳男性)
- カタログ式ギフトと引菓子の2点を紙袋に入れて持ち帰ってもらったけど、少しボリュームが寂しかったかも。もう少し何か足してもよかったかな。(30歳女性・30歳男性)

結婚式以外の、結婚関連イベントについても「後悔」していることを聞いたところ、「やればよかった」「こうすればよかった」ともにトップにランキングされたのは「前撮り」。時間やお金に余裕がなかった人、当初はあまり必要と思わなかった人…理由はさまざまですが、たくさんの人が何らかの心残りを抱えているようです。
「ハネムーン」も同様。結婚前はいつでも行けると思っていたけれど、日常生活が始まるとなかなか行けない、ハネムーンとして行けるのは新婚のうちだけと実感した…などという声が多いよう。先輩たちのフリーコメントも参考にしてみましょう。

挙式・披露宴以外の「やればよかった」「こうすればよかった」後悔エピソード
- 前撮りはするべきだった。当日はバタバタして、緊張や照れもあってカメラの前でうまく表情が作れなかった。前撮りをしておけば、もっと気に入った写真があったのでは、当日にも生かせたのでは、と後悔。(35歳女性・32歳男性)
- ハネムーン。当時はふたりともお金と時間の余裕がなかったけど、ハネムーンと言えるのは一度だけなので、海外に行っておけばよかった。結婚すると日々の暮らしが大変で、なかなか旅行に行こうと思えない。(32歳女性・27歳男性)
- 顔合わせの食事会はしたけれど、結納品のやりとりはしなかった。けじめとして、婚約指輪と記念品の購入を間に合わせ、親の前で贈り合えばよかった。(33歳女性・36歳男性)
- 婚約指輪の代わりに、ペアウォッチを購入。そこそこの値段だったのに、3カ月後に新婦側の時計が壊れて修理に。やっぱり指輪にすればよかった。(25歳女性・25歳男性)
- 結婚報告はがきを、欠席だった方に出そうか悩んでいるうちに、タイミングを逃してしまった。お祝いを催促しているように感じられるのでは?と思ったからだけど、結婚のことは知っているのだから、あらためて報告したほうがよかったのかもと今でも思う。(29歳女性・29歳男性)


先輩から学ぶ今回のポイント
※データの数値は小数点以下四捨五入しています
データ出典/結婚情報サイト「『やればよかった!』結婚式が終わって後悔していること」
調査期間/2015/6/23~7/22 回答数197人