【結婚式レポートin東京都】手をつないで歩こう。父からの逆サプライズ
泣いたり笑ったり感情が忙しい最高の一日に!
挙式本番、バージンロードに続く扉の前で、父は何も言わずに娘の手を取った。「腕を組むはずだったのに、本番でいきなり手をつないできたからびっくりしました。でも、それが『子どもの頃と同じように、手をつないで歩こう』という父の粋なサプライズだとすぐに察して、涙をこらえながらバージンロードを進みました」。涙が大きな笑いへと変わったのは、修道女にふんした新婦弟がリングボーイとして登場したから。結婚式のテーマは、ふたりらしくユーモアに。「それなら笑いがなくちゃね!」との母の提案に、弟がノリノリで応えてくれた。
お色直しからの再入場はふたり別々に。新郎はどうしてもやりたかったという大好きな格闘家の入場曲で登場。次に真っ赤なドレス姿の新婦が登場すると、ゲストはこれ以上ないくらいにペンライトを揺らし歓声を上げた。
新婦が親への手紙を読み上げている最中、父母は必死に泣くのを我慢していた。「親が泣いたら娘はもっと泣いちゃうからと、私のためにそうしてくれていることがわかって、余計に涙があふれました」。ふたりと同じように、笑ったり泣いたりしたゲストも「感情が忙しくて最高の結婚式だった!」と感想を語った。
父からの無言の提案で、子どもの頃と同じように手をつないで歩くバージンロード
修道女の衣裳に身を包んでリングボーイを務めた新婦弟。その姿に、キッズゲストを含め全員が大爆笑
エスコートカードは新郎の仕事を連想させる電車特急券に。新婦が一から手作りした
ドレス色当てクイズの当選者にはギフトカードを贈呈
新郎から新婦へのサプライズ。新婦ゆかりの人々を訪ねたVTRの後、新婦の大好きな花・ヒマワリを差し出して、花言葉どおり「ずっと変わらぬ愛」を誓った。「こんなに壮大なサプライズだとは思ってもみなくて、涙腺が崩壊しました」と新婦
お色直し後、新婦の再入場は、この日、一番の盛り上がりを見せた。「あの光景は一生忘れないと思います」
祝福の歓声の中、笑顔で退場
料理がおいしいことも会場選択の決め手に
促されなくてもゲストが常にふたりを取り囲む
プロフィールブックの表紙には、キメキメの前撮り写真を採用してゲストを笑わせた
ゲストにたくさんのカメラを向けられて照れるふたり
東京都在住
池田一貴さん(30歳)
美和さん(29歳)
挙式日:2023年9月23日
会場:シャルマンシーナ TOKYO
ゲスト数:80名
新郎は鉄道職員。新婦は老舗和菓子店に勤務。友人を介して知り合い、新郎の猛アタックで交際&結婚。
※ゼクシィ首都圏版2024年3月号より転載
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