【結婚式レポートin岡山県】これからもみんなと笑い合って生きていきたい
ふたりの温かな人柄が笑顔と涙を誘って
まだ誰もいないパーティ会場で、新婦・侑香里さんを待つ新郎・丞さん。振り返って彼女のドレス姿を見るなり、涙。そして侑香里さんが「今までそばで支えてくれてありがとう」という言葉と共に手紙を渡すと、涙を拭いながら笑顔を向けた。その後のファミリーミートや披露宴のスピーチなどのシーンで、丞さんは何度も素敵な涙を見せていた。
ふたりが行ったのは「理念式」と呼ばれる会場独自の挙式スタイル。たまたま仕事の出張先で隣の席になったこと。その日に勇気を出してランチに誘ったこと。丞さんが侑香里さんの27歳の誕生日に、27発の花火とともにプロポーズをしたこと……。ふたりには見えない「繋け(かけ)橋」があったから今日を迎えられた、という夫婦の理念の言葉が会場からふたりへ贈られた。
「いつも天真らんまん」「会うと元気になる」とゲストから評されているふたり。合間に見せるふたりの笑顔は、ゲストからいかに愛されているかがうかがえる温かなものだった。
お開きのスピーチで丞さんが「結婚式の準備ではケンカをしたけど、今日みんなの笑顔を見て嬉しかった。そしておばあちゃんに晴れ姿を見せることができてよかった」と涙。温かい声援が広がった。
涙のファーストミート。侑香里さんは丞さんを温かい笑顔で見守っていた
「感謝を伝えたい友人に」と丞さんは野球部時代の友人に、侑香里さんはバスケットボールを通した友人にサプライズでサンクスバイト
挙式は会場独自の「理念式」。ふたりだけの夫婦としての理念の言葉が贈られ、同時にふたりは父母に感謝の言葉を贈った
お開きのスピーチで感激の涙
写真撮影では、おしゃれをした実家の愛犬も一緒に
「おめでとう!」の声とともにフラワーシャワー
父母へのファミリーミート。「あらー! きれい!」と母たちは嬉しそうな声を上げた
祖母と弟とでお色直しの中座。弟は「今までも、今日もかっこいい兄です!」とリスペクトを込めてコメント
5月の風が心地よいガーデンでの記念撮影
プロフィールブックやメッセージ入り席札などたくさんの手作りをした
挙式では、母からジャケットを着せてもらい、父からグローブを受け取り、手を繋いで入場
この日が結婚記念日の友人にお祝いのプレートをプレゼント
岡山県岡山市在住
平田 丞さん(25歳)
侑香里さん(27歳)
挙式日:2023年5月28日
会場:EYOHAKU―ヨハク―(岡山県)
職場でたまたま隣の席に。偶然の再会で連絡先を交換し、新婦の27回目の誕生日にプロポーズ。
※ゼクシィ岡山・広島・山口・鳥取・島根版2024年1月号より転載
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