【結婚式レポートin茨城県】12歳の娘も一緒に。家族３人の幸せをお披露目

「17歳で出産し、21歳でシングルマザーに。ドレスを着ることも、バージンロードを歩くことも諦めていました」。そんな彼女を夢の舞台へ立たせてくれたのは、お互い素を見せ合い好きになった優しい彼。「彼女の屈託のない笑顔を見るのが一番の幸せ。『親子3人で、挙げよう』と僕も挙式に前向きになりました」

ふたりがこだわったのは、12歳の長女の出番をたくさんつくり、大切な人に感謝を伝えること。フラッグガール、開式の言葉、誓いの証人やキスなど人前式から笑顔の娘が大活躍。パパとママとの楽しい日常をつづった手紙のサプライズにはふたりも嬉し泣き。昔からよく知る友人たちも「親子3人幸せそうで安心した」と笑顔と涙で祝ってくれた。

披露宴も、長女の乾杯の発声から和やかにスタート。ゲストが一斉にオープンするギフトや子どもの日イベント、踊りながらの再入場やくじ発表など、親子3人ノリノリでゲストを楽しませた。そしてクライマックス、花嫁が父と祖母に感謝を伝える手紙で大号泣すると会場中がもらい泣き。「大好きな人たちに笑顔で祝ってもらい胸がいっぱいに。私たちと生きていくと決めてくれた彼にも改めて感謝。結婚式、やって良かったです」

記念品贈呈後、約10秒間、固いハグを

サンクスバイトは大活躍してくれた娘のりあちゃんに

ゲストが指でスマイルスタンプを押してくれた結婚証明書。仕上げは人前式中に親子3人で

どんな時も味方でいてくれた新婦父、新郎母、長女に晴れ姿を披露。笑顔の後、父号泣

打ち合わせも親子3人で。スタッフみんなが気にかけてくれ、シェフは毎回長女にアイスを。どんどん豪華になり当日はスペシャルパフェに

新郎新婦もゲストもノリノリ。踊りながら再入場曲当てクイズの当選者くじ引きを

ふたりきりのファーストミート。お互いサプライズで手紙も読み、感謝と決意を伝え合った

チャペルの扉が閉まる瞬間、「うちらのキャラじゃないよ」と何度も新郎に却下されたクロージングキスも大成功

誓いのキスは長女の頬に

工房で作ったお気に入りの指輪。お花のリングピローも新婦が手作り

笑顔で退場。「みんなの顔を見たらまた涙が込み上げて」と新婦

長女がDJに扮（ふん）し親子3人庭から踊りながら再入場

Profile

茨城県水戸市在住
川上大地さん（28歳）
優さん（29歳）

挙式日：2023年5月5日
会場：ディアズ水戸スパニッシュガーデン（茨城県）

10年前にバイト先で出会う。５年位前から親友のように仲良くなり新婦長女も一緒にデート、2022年結婚。

※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2023年11月号より転載

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