【結婚式レポートin神奈川県】ゲストとの距離を縮めたら幸せが倍増しました

「ゲストに楽しんでもらうのが一番、自分たちは二番」をモットーにプログラムを考えたふたり。ウエディングケーキのセカンドバイト、中座エスコートはサプライズでゲストを指名。新郎は友人の余興に飛び入り参加し、新婦は新郎へのサプライズも兼ねて、学生時代のダンスサークルの仲間と共に舞台に立ち、本格的なダンスを披露した。

「こんなにもゲストが楽しみ、喜んでくれているなんて！」と実感したのは、ビールサーブ兼フォトラウンドで各卓を巡った時。普段は寡黙な新婦祖父が、ビールをグラスではなくピッチャーに注いでほしいとリクエストすると、「乾杯！」と仰ぐようにしてぐい飲み。親族一同、初めて見る祖父のテンションの高さに、叔母がぽつりと「幸せを分けてくれてありがとうね」と言った。また、距離を縮めたことで、ずっと名前だけ聞いていた、お互いの大切な人たちの名前と顔がようやく一致。「直接お会いできただけでも嬉しかったのに、祝福までしてもらえて、喜びが何倍にも膨れ上がりました」。今日までの感謝を込めて、ゲストに楽しんでもらいたいと企画した結婚式。「ゲスト一人一人と気持ちまで共有できた、大切な時間になりました」

「ここで挙式がしたい！」とふたりがひと目ぼれしたチャペル。「幸せになってね」と耳元で告げられた母のベールダウンで必死に涙をこらえた新婦も退場時は、ゲストの表情につられて笑顔に

披露宴の幕開けにふさわしい心躍る多彩な前菜

横浜らしい景色をバックに

パティシエと直接打ち合わせて実現した、カップケーキタワーのウエディングケーキ。ふたりの同期たちを指名してセカンドバイトを行った

挙式後、ブーケトスの代わりにパラシュートベアをバズーカで打ち上げ

各卓を巡ったビールサーブでは、ゲスト一人一人と心を通わせることができた

スワッグを習っている新婦の希望で装花はドライに。「持ち帰ってそのまま飾っていただけるのも◎」

ゲストの名前と顔が一致して喜んだのはふたりのみならず父母も同じよう

友人の余興を一緒に楽しんでいたふたりだったが、途中、新婦が席を立って余興のダンスに参加。新郎は状況を理解するのに時間がかかったとか。「毎週集まって練習を重ねてくれた友人たちに感謝です」

Profile

神奈川県
藤井弦二郎さん（25歳）
玲奈さん（27歳）

挙式日：2023年4月2日
会場：ノートルダム横浜みなとみらい
ゲスト数：79名

会社の内定会で知り合い意気投合した、商社に勤める同期のふたり。共通の趣味はオンラインゲーム。

※ゼクシィ首都圏版2023年10月号より転載

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