【結婚式レポートin岩手県】いっぱい笑って、泣いて思いのたけを伝えた一日に
ゲストの前で誓い、サプライズに感動が広がって
「奈由さんが笑って喜んでくれたら、僕はそれだけで幸せです……」。ファーストミートで新郎、龍さんから贈られた手紙に涙する奈由さん。ふたりの晴れの日は感動とともにスタートした。「ありきたりかもしれないけれど、やっぱり結婚式では家族へ感謝を」と希望したふたりは、ファーストミートを3度に分けて計画。2度目は両家父母、3度目は両家祖父母へ行い、それぞれ手を取り抱き合い、言葉にならない思いを交わした。
もう一つのこだわりは親しい友人の前で誓う人前式。友人代表2人による誓いの問いかけを取り入れ、ふたりらしいセレモニーになった。続く披露宴では「同窓会みたいな時間に」とみんなで楽しめる演出を工夫。余興や記念撮影にも盛り上がった。手紙朗読は新婦だけでなく新郎も行い、それぞれ自分の言葉で真心を伝えた。そしてこの日、お開き後のサプライズとして結婚式を挙げていない新郎父母のためにプチセレモニーを計画。チャペルの扉が開いて父母が入場すると、ゲストの笑顔と花びらが祝福。感極まった表情の父母に誓いの問いかけを行いながら新郎も男泣き! その傍らに寄り添う新婦の笑顔が優しくて「家族っていいな」と誰もが実感した。
両家祖父母にもファーストミートをプレゼント
「待ち時間も楽しんでほしい」と数種類のボードゲームを用意
会場の壁一面に、思い出の写真を飾り付けてお披露目
「ゲストとの大切な思い出に」と花束風ウエディングツリーを用意。待ち時間に指印を押してもらい、完成に
「コロナ下でなかなか会えなかった友人の前で誓いたい」と人前式を選択
ケーキはカラードレスに合わせて、赤のリボン付きに。「かわいい!」と大好評。ケーキセレモニーもゲストに囲まれてにぎわった
両家父母にお手本バイトをお願いし、心温まる時間に
挙式後、純白の生花ブーケを投げて、幸せをお裾分け
この日のために海外から駆け付けた新郎側の親族は、新郎新婦の和の晴れ姿に感激
「僕の自慢の父と母です」と手紙を読んだ新郎が新婦と計画したバージンロード入場のサプライズに、新郎父母は大感激。見守るゲストも思わずもらい泣き
お色直しでは愛車のバイクに乗って新郎がサプライズ登場し、新婦をエスコートして入場へ
岩手県陸前高田市在住
紺野 龍さん(27歳)
奈由さん(27歳)
挙式日:2023年4月8日
会場:リサージュ四季の抄
友人の紹介で出会い、半年後に交際がスタート。三陸の花火大会でのサプライズのプロポーズを経て結婚へ。
※ゼクシィ青森・秋田・岩手版2023年9月号より転載
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