【結婚式レポートin北海道】集まってくれた皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいに
ゲストに喜ばれる演出やアイテムをふたりで準備
少しずつ日常を取り戻しながらも、みんなで集まる機会が減り「簡単だったことが急にできなくなるとわかったからこそ、今日しか集まれないゲストに心から楽しんでほしい」と“喜んでもらえる結婚式”を一番に考えたふたり。負担をかけないように、友人には乾杯のあいさつとスピーチのみお願いし、パーティの演出やサプライズはふたりで企画。ウエルカムボード、映像などのアイテムは、デザイン系の仕事をしている新婦のスキルを生かして自作のイラストを取り入れて手作り。オリジナリティーが光った。
特別な日に、貴重な時間を共にするゲストへ、どうしても直接伝えたかったのが感謝の言葉。親へのメッセージは読まずにウエイトベアと一緒に手渡し、新婦が読み上げたのは、きょうだい、親族、友人など「今日ここにいる皆さん」に宛てた手紙。「これまで励まし、支えてくれた大切な方々へ思いを込めて書きましたが、いざとなると胸がいっぱいになってしまって。皆さんの顔を見ると余計に泣いてしまうと思い、顔を上げることができませんでした」
喜びと感謝、涙と笑いが入り交じった“精いっぱいのありがとう”の気持ちを家族、ゲスト全員が受け取った。
荘厳な大聖堂で、誓いの言葉を宣言した瞬間に「結婚の重みを感じました」と新婦
挙式後、最高の笑顔で迎えたフラワーシャワー
新婦が描いたふたりのイラストを使って手作りしたオープニングビデオ。プロフィールビデオはプロに編集を依頼し、理想以上の仕上がりに
ふたりが試食して質、量共に大満足だったコースで、ゲストをおもてなし
クリームのデコレーションが映えた、華やかな5段スクエアケーキ。それぞれ親友へのサプライズバイトを行い、感謝の気持ちを伝えた
かつてのアルバイト先の同僚が、エピソードを交えながら乾杯のあいさつ。気取らない言葉で、ふたりの素顔を伝えた
中座はかわいがっているめいと手をつなぎ、おいが3人を先導。新郎は弟2人を指名
ゲストにお祝いメッセージを書いてもらった、新婦手作りのアクリルライト
ドレス色当てクイズの正解発表となったお色直し入場は、ゲストが予想した色のペンライトに迎えられて
涙をこらえる新婦父の表情が印象的だったサンクスセレモニー

東京都在住
小笠原 仁さん(27歳)
美伽さん(25歳)
挙式日:2023年5月5日
会場:藻岩シャローム教会
アルバイト先の先輩、後輩として知り合い、交際に発展。2022年6月にプロポーズ、7月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ北海道版2023年9月号より転載
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