【結婚式レポートin東京都】ちゃんとしているところを見せて親に安心してもらいたい

ふたりは次男と次女の末っ子同士。「家族には、いくつになっても甘えん坊の末っ子として心配されているので、結婚式ではホテルの格式の高さを味方に付けて大人の一面を見せ、家族を安心させたいです」とふたり。高さ7mの天井にシャンデリアが輝く大きな披露宴会場で、「乾杯」とグラスを掲げるふたりからは「甘えん坊のイメージを払拭したい」という可愛いもくろみは想像もつかない。

お色直し後の再入場は、友人ゲストのピアノとバイオリンの演奏に合わせて。優雅な調べにうっとりするゲストたちだったが、入場の扉が開くと、新婦側のゲストの多くが「えー！！」と驚愕の叫び声を上げた。普段の新婦のイメージにはまるでないピンク色のドレスを着て登場したからだ。「友達にも普段とは違う意外な一面を見せて、ドキッとしてもらいたい」と言っていた新婦。「色ドレス当てクイズ」も新婦側ゲストにほぼ正解者なしという大波乱の展開に。

歓談タイムは、ふたりそれぞれに自身のゲストの元へ。新婦は友人と顔を寄せ合ってセルフィーを撮り、新郎は男友達の膝を椅子代わりにしておしゃべり。末っ子甘えん坊気質の愛されっぷりは、隠したくても隠し切れない。

新婦のイメージにはないピンク色のドレスに、友人たちは気持ちいいくらい大きくリアクション

「事前に試食して、よりおいしいものをチョイスしながらコースに」

ゲスト一人一人の笑顔が近い挙式退場

両家母へのセカンドバイト後に記念撮影。ふたりの末っ子感がにじみ出る可愛い一枚

高砂席の装花は、天井高に負けないよう高さを出して豪華に

森をイメージした壁のアートライティングが美しい

披露宴終盤、新郎制作のサプライズムービーを見る新婦。お互いの友人18人からバラを集めるダズンローズ演出のVTR終了後、バラの花束を持って新郎が現れると新婦は号泣

ウエルカムスペースには、ゲストとの思い出の写真を飾った

リングガールは３歳の新婦めいが担当。新婦母の手作りリングピローは、めいが持ちやすいよう持ち手を付けた

挙式では、両家父母と新郎新婦が手に手を重ね、一つの家族になる誓いを立てた

込み上げるものを抑えようとフーッと大きく息を吐く新婦父の姿が涙を誘った花嫁の手紙

Profile

東京都北区
津田篤弥さん（27歳）
麻文さん（30歳）

挙式日：2023年3月18日
会場：東京マリオットホテル
ゲスト数：113名

理想の夫婦像は「一緒に食べるとよりごはんがおいしくなる関係」と新郎。「尊重し合える関係」と新婦。

※ゼクシィ首都圏版2023年9月号より転載

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