【結婚式レポートin群馬県】みんなが幸せに。そしていい夫婦になれますように！

14歳の時に家族でペルーから移住した新郎と、群馬で生まれ育った新婦。「親や家族、今まで支えてくれた人たちに感謝を伝えよう」と大好きな地元で結婚式を挙げることに。

誓いの舞台はステンドグラスが美しい大聖堂。「父と長いバージンロードを歩き、バトンタッチの時には母も一緒に。親から巣立つ瞬間のようで感動しました」と新婦。厳かな誓いの後は、ペルーらしい陽気で明るい歌声と生演奏に包まれて退場。広場ではゲストが作る円の真ん中にふたりが立ち、「おめでとう！」と一斉に花を投げてもらった。「ペルーにはない風習。みんなとふたりの幸せを願い、最高の気分でした」と新郎。お菓子投げやウエルカムパーティでゲストとの距離をぐっと縮めた後は、大人プリンセスな空間で心弾む祝宴を。一番の見せ場は、ペルー人の新郎父母に教えてもらったファーストダンス。優しい笑顔で見つめ合いながら踊るふたりは最高に幸せそうで会場中が温かな気持ちに。花嫁の手紙の中で新郎父母にスペイン語で想いを伝えたり、新郎から新婦へ心のこもった映像や11本のバラを贈ったり、終盤のサプライズで幸せはさらに大きく。「ふたりの物語が始まった日。これからが楽しみです」

お開き直前、新郎が新婦ゆかりの地を巡った映像を流し、ゲストからバラを集めて愛の言葉を伝えるサプライズを。「彼女が喜んでくれて嬉しかったです」

新婦を娘のように可愛がってくれる新郎の親もふたりを祝福。新郎母は新郎に続き、新婦にもキスを。「両家の親同士もとても仲良し。ペルー人の母も彼女のお母さんと同じ留め袖を着て喜んでいました」と新郎

各卓のフローティングキャンドルをともして感謝を

挙式後はピンチョスやカクテルを用意しウエルカムパーティを。新郎新婦もひとりずつ自由に動いて久しぶりに会うゲストとのおしゃべりや記念撮影を満喫

父母から新郎にバトンタッチ

チャペルのテラスから菓子まきを。「大人も童心に返って楽しんでくれ、大好評」

ステンドグラスから差し込む光が大理石のバージンロードに美しく映りこむ大聖堂。厳かかつ心温まる誓いが叶った

ギターやトランペットの生演奏の先導も

大好きなモチーフにいちごをたっぷりのせたケーキに

新郎父母と一緒に練習したファーストダンスを笑顔で披露

Profile

群馬県前橋市在住
吉岡ディエゴさん（27歳）
奈々さん（27歳）

挙式日：2022年11月20日
会場：マリエール高崎（群馬県）

2021年夏に出会い、彼が彼女の優しさと可愛さに惹かれ猛アタック。12月に初デート。2022年夏プロポーズ。

※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2023年7月号より転載

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