【結婚式レポートin静岡県】プロポーズをした思い出のこの場所で結婚を誓います
私たちが住む町、自然豊かな浜松へようこそ
「佐鳴湖の美しさと、私たちが新しい生活を始めたこの場所を知ってほしくて」と喜衣さん。岐阜県出身の正太さんと山梨県出身の喜衣さんは、正太さんの職場がある浜松に新居を構えた。ゲストのほとんどは初めて見る佐鳴湖。チャペル前面の大きな窓から一望の湖に、ゲストから歓声が上がった。ここは正太さんが喜衣さんにプロポーズをした、ふたりにとっても特別な思い出の場所。夕暮れ時と相まって、見事な夕日が誓いを立てるふたりを包み、友人らの祝福の拍手が鳴り響いた。
初対面となるお互いの友人同士も絆を結んでほしいと、男性にはお揃いの蝶ネクタイを、女性にはリストレットブーケを用意。小物を着けるだけで会場内の一体感が一気に高まった。特に結婚式は初体験という喜衣さんの友人らは、ふたりが用意した粋な演出に笑顔が弾けた。「幼い頃、母から自分が日本人ではないことで苦労しなかった?と聞かれたことがあって。一度もそんなこと思ったことないんです。合唱部で一緒に頑張ってきたかけがえのない友人もできて、毎日がとっても楽しい。親への感謝をちゃんと伝えたいと思っています」。喜衣さんは想いを手紙に託し、そっと親に届けた。
言葉を交わさず共に涙を流したベールダウン。「感謝の思いが溢れて言葉にならなかった」と喜衣さん
人前式では正太さんがゲストからバラを集め、プロポーズを再現
ゲストのための蝶ネクタイとリストレットブーケ。「共通の趣味がフェスなので、フェスのような一体感を感じたくて」と喜衣さん
お揃いの蝶ネクタイで、ゲスト同士の会話も弾んだ
デザートにマカロンボックスを用意。宝石箱に入っているマカロンに女性ゲストからは大歓声
ゲストインタビューでは懐かしいエピソードが次々と
正太さんからのサプライズプレゼント。「どんな時でも笑ってくれている喜衣。これからもよろしく」のメッセージと共に
喜衣さんの手紙に号泣する弟とフィリピンから駆け付けた叔母
中座は弟と。外はマジックアワーで幻想的な光景が広がっていた
湖をイメージしたシェル素材の席札
ゲストへの手紙はイラスト付き
楽しそうにリストレットブーケを着け合う友人ら
ブーケトスならぬ「宝くじトス」では争奪戦が繰り広げられた
静岡県浜松市在住
角崎正太さん(27歳)
喜衣さん(23歳)
挙式日:2023年1月21日
挙式・披露宴会場:THE ORIENTAL TERRACE HIDEAWAY(静岡県)
招待客:46名
同じアーティストのファンで、2019年に神戸のライブで出会う。翌年交際開始。2022年1月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ静岡版2023年6月号より転載
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