【結婚式レポートin佐賀県】親族・先祖も大集合テーマはOBON Wedding！

結婚式場のアルバイトで出会ったふたりは当然、結婚式が大好き。このご時世でもできる限り、ゲストを楽しませる場をつくりたいと、まずは2022年8月、親族だけでの結婚式を開催することに。日取りは13日で、テーマは「OBON Wedding」。コロナ下前、毎年お盆になると、親族でワイワイ過ごしていたことを再現しようと考えた。
挙式はチャペルでの人前式に。ふたりが笑顔で入場すると、親族が温かい拍手で迎えてくれた。誓いの言葉は、新郎親から新婦、新婦親から新郎への問いかけに応える形に。また「涙は挙式に置いていこう！」と、ふたりは親への感謝の手紙も挙式内で朗読し、感動と涙を分かち合った。
披露宴では、コの字形にテーブルを配し、「お盆の集まり」を表現。乾杯後は、ふたりから両家の親族紹介を行い、場が温まったところで「お米」を主役にしたさまざまな演出、さらに両家が一緒に盛り上がれるゲームを用意して楽しい時間を満喫。式後は親族からたくさんの「ありがとう」が寄せられたそう。「大好きな親族との時間を満喫できて、本当に良かったです」とふたり。またこの日、祖父が見せてくれた嬉し涙も、ふたりの大切な宝物になったのだとか。

親族に見守られながらの挙式。誓いはキスではなく、ハグで！

挙式では、新郎新婦それぞれが、親に感謝の手紙を朗読

披露宴では、新郎新婦が両家の親族紹介を。名前を呼ばれた新郎祖父が両手を上げて立ち上がったことから、後の親族も両手を上げて立ち上がる楽しい連鎖が。コの字形に配したことで、ふたりは皆の顔を見ながら感謝を届けることができた

ファーストバイトは、新郎祖父が作ったお米を炊いたごはんで。巨大な山盛りごはんは、新郎が洗面器と紙粘土でDIYした力作

プチギフトは、新婦母の友人のケーキ店に依頼した祝儀袋形のクッキー

新郎の地元・伊万里の焼き物からオレンジ、新婦の地元・外海町の海からブルーの色でゲストにペイントしてもらったウエディングキャンバス

親族がふたりへ、お祝いボードをプレゼント

退場時には全員が立ち上がって拍手

テーブルコーディネートは爽やかに

おにぎりはゲストにも振る舞われた

ラストバイトは、両家母がふたりの好きな具を詰めて握ったおにぎりで

Profile

福岡県みやま市在住
松尾悟大さん（27歳）
晴圭さん（27歳）

挙式日：2022年8月13日
会場：アクアデヴュー佐賀スィートテラス（佐賀県）

結婚式場のアルバイトで知り合い、交際スタート。親族結婚式の後、10月には友人を招待した結婚式も開催。

※ゼクシィ福岡・佐賀版2023年3月号より転載

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