【結婚式レポートin静岡県】便箋いっぱいに手紙を書ける大切な人だけを呼びました

都内に住むふたりが伊豆のワイナリーで結婚式を挙げることになった最大の理由は広い敷地。ゲストとリラックスして過ごしたいふたりにとってぶどう畑が広がるワイナリーは最高の場所だった。「それにワイナリーならお酒が好きな父も喜んでくれると思って」と新婦の優季さん。日頃から「相思相愛」と話す大好きな父の喜ぶ顔が目に浮かんだ。新郎の悠さんも「僕たちの登場を見逃さないで」とゲストに事前に告げ、期待値をアップ。出席が楽しみになる工夫を凝らし準備を重ねた。
この日、ふたりは馬に乗って披露宴会場に登場！　期待に満ちたゲストの想像を超える演出に拍手喝采が送られた。悠さんがシャンパンをサーベルで抜栓するサーベラージュを行い、パーティがスタート。「便箋にびっしりと手紙を書ける人を招待したい」。その言葉通り、会場にはふたりの大切な人ばかり。和やかに過ごすうちに、あっという間にフィナーレとなり、ぶどう畑に上がる大きな花火にこの日何度目かの歓声が上がった。興奮冷めやらぬゲストが館内に戻ると、レターウオールには一人一人に宛てたふたりからの長い手紙が。ゲストが便箋に目を落としている間、幸せな沈黙が会場を満たした。

サーベルの扱いに苦戦する新郎に声援が飛び、サーベラージュが成功してシャンパンが勢いよく噴き出した瞬間、大きな拍手が湧き起こった

挙式では新郎も新婦も父母に手紙を読み、ふたりのオリジナルワインをプレゼントした

お色直し中座は大好きな祖母と。可愛い孫と腕を組み、祖母もニコニコ笑顔に

屋外に出て、みんなでぶどう畑を見ながらピンチョスをつまみ、ワインを飲んで歓談する楽しいひとときを過ごした

ふたりがウエディングケーキの小さな花火に火を付けた瞬間、ぶどう畑の上に打ち上げ花火が

おそろいのシャツを着ているのは新郎の中学高校の仲間たち。長い付き合いで父母とも仲良し

人前式ではワインのエチケット（ラベル）に署名し、ふたりのオリジナルワインが完成。ぶどう畑に佇むふたりのイラストが描かれている

海外のパーティ風に、ゲスト卓は長テーブルをレイアウトして和やかに

ゲストは思いがつづられたふたりからの手紙を読み、ほほ笑んだり、涙ぐんだり

Profile

東京都在住
福岡 悠さん（29歳）
優季さん（28歳）

挙式日：2022年9月23日
プランニング：allie（アリー）
会場：中伊豆ワイナリーシャトーT.S
ゲスト数：50名

友人に誘われ一緒にハンバーガーを食べたのが初顔合わせ。以後デートを重ね、人生のパートナーに。

※ゼクシィ静岡版2023年3月号より転載

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