【結婚式レポートin千葉県】父が作ってくれたブーケを持ってバージンロードを歩けて幸せでした
父と夫の愛を受け取って幸せいっぱい
娘とバージンロードを歩きながら「ブーケの形が崩れていないか」を心配した父はそういないだろう。住宅の外構工事の会社を経営している新婦の父は、会社のミニガーデンで、お客さまの家の庭に植える植物も栽培している。「父は普段から、そのミニガーデンで摘んだ花を簡単にアレンジして、手土産に持たせてくれるんです。せっかくなら、結婚式でも父が作ったブーケを持ちたいと依頼しました」。依頼を受けた父は、知り合いのフラワーアーティストに猛特訓を受け、練習だけでも12個ものブーケを制作。当日は雰囲気の異なる2つのブーケを用意して新婦に選ばせ、直前まで最終アレンジを施した。
一方、披露宴では新郎が新婦を喜ばせる。新婦に内緒で娘のはるちゃんと二人、新婦ゆかりの人々を訪ね、新婦宛ての手紙を受け取る様子をVTRにまとめて披露。感動で涙の止まらない新婦に、新郎までもが「未来はこんなに素敵な人たちに囲まれて育ったんだね……、改めて結婚してくれてありがとう」と言葉を詰まらせ感謝を伝えた。結婚式のずっと前から、誰かが誰かを想い、一生に一度の日を最高の日にするため準備。そして当日、想像をはるかに超える幸せな時間を共有した。
クラシカルなステンドグラスから日が降り注ぐ大聖堂。新婦父も共に祭壇に上がり、新婦が父にブートニアを挿す「感謝の儀」を行った
新郎新婦に持たせるブーケ&ブートニアを仕上げる父
リングガールは愛娘のはるちゃん。お気に入りのクマさんと一緒に、堂々と大役を果たした
新婦友人のスピーチに聞き入るふたり。初めて聞く感動エピソードに思わず涙が溢れる
両家親のデザートプレートには、新郎新婦からのメッセージが
挙式後、ゲストがつくる花道を進むふたりの幸せそうな笑顔
新郎が新婦ゆかりの人々を訪ね集めた新婦宛ての手紙は、ウォールレター風にしてプレゼント
歓談の時間をたっぷりと設け、ゲストとの会話や写真撮影を楽しんだ
新郎のお色直し中座は3人の可愛い妹たちと
パパとママの晴れ姿を見守る、はるちゃん。「ずっとお利口に、楽しそうにしていてくれて助かりました」
「どちらかが目立ってもいけないから」と事前に相談し、お揃いコーデにした両家母
茨城県土浦市
森本幸太さん(30歳)
未来さん(25歳)
挙式日:2022年9月17日
会場:ST.MARGARET WEDDING
ゲスト数:102名
OB・OGも参加する大学のサッカーサークルの飲み会で知り合ったふたり。愛娘のはるちゃんは2歳半。
※ゼクシィ首都圏版2023年3月号より転載
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