【結婚式レポートin鹿児島県】みずみずしい緑に囲まれて憧れの時を迎えられました

お互い、人に接する機会の多い職種で、コロナ下に結婚式を5度延期し、ようやく迎えた喜びの日。舞台は、かねて新婦が憧れていた美しい庭園を持つ会場で、挙式は洋、披露宴は和と、両方のムードを楽しむことにした。
会場内のチャペルで開催された挙式では、父と入場した新婦が、ゲストの顔を見た瞬間、思わず目を潤ませるシーンが。しかしその後は、ベールダウンを担当してくれた母、リングボーイを務めたおいの笑顔に支えられ、新郎と共に幸せいっぱいの姿を披露することができた。
挙式後は、庭園でアフターセレモニーを開催。フラワーシャワーに迎えられ、ブーケトスや写真撮影を楽しんだ。
披露宴には、なんと庭園から人力車に乗って登場。だるま形のケーキに目を入れる共同作業などユニークな演出でもゲストを楽しませた。再入場では、新婦母がピアノ、新婦姉が歌を担当してふたりを祝福。さらに新婦教え子がお祝いに駆け付けたり、新郎が友人の余興に交じって新婦へサプライズメッセージを届けたりと、お祝いムードいっぱいの披露宴に。「涙あり、笑いありの一日が理想です」と語っていた新婦の夢が、ついに叶えられた一日だった。

バージンロードと天井のライトアップが挙式をドラマチックに演出

披露宴の入場時は、人力車で登場し会場を沸かせた

再入場時には、母の伴奏に合わせて姉が歌い、ふたりを祝福

受付前には大島紬（つむぎ）の織り機を用意。ゲストに1段ずつ織ってもらい、最後に新郎新婦も織り重ね、タペストリーが完成。披露宴の中で披露した

奄美大島の郷土料理・鶏飯も好評だった

新郎友人の余興に新郎が飛び込み、ダンスを披露。その後、新婦に花束とメッセージを贈り、会場を盛り上げた

2度目のお色直し後は、テーブルを回りながらゲストに感謝を伝えた

アフターパーティではブーケトスを。空中で花束が3つに分かれるサプライズにゲストもびっくり

和装に合わせ、ウエディングケーキは立体的なだるま形に。入刀の代わりにチョコレートで、しっかり目を描き入れた

新婦の教え子によるビデオレターの上映後、代表者3人が会場へ。手紙の朗読に、新婦も生徒も、笑顔と涙を見せた

どら焼きをプチギフトに

Profile

鹿児島県霧島市在住
千々岩良泰さん（31歳）
知佳さん（30歳）

挙式日：2022年8月7日
会場：Amaminosato South Villa Garden（奄美の里サウスヴィラガーデン）（鹿児島県）

2017年に先輩の紹介で知り合い、友人として信頼関係を築いた後、2018年に結婚前提で交際スタート。

※ゼクシィ宮崎・鹿児島版2023年2月号より転載

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