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【結婚式レポートin東京都】愛されていることを改めて実感できる日でした
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予想もしなかったサプライズにゲストまで感動
ファーストミートの後、「実は今日、用意しているものがあります」と手紙を取り出した新郎に、「サプライズとかできるの~!?」と、もうすでに涙声の新婦。「僕と出会ってくれてありがとう」と新郎が手紙を読み上げると新婦は、仕上げてもらったばかりのメイクを崩すまいと瞳いっぱいにためた涙をぐっとこらえながら懸命に新郎の顔を見上げた。「初めて見る表情でした。一生、忘れないです」と新郎。
アパレルに勤めるふたりの結婚式はとにかくおしゃれ。会場・衣裳・装花はもちろん料理に至るまでシンプルかつ洗練された雰囲気にこだわった。音楽はALLジャズ。「いい選曲だな」とおちゃめに笑う、新郎父自らのセレクトだ。そんな新郎父が披露宴結びの謝辞中、「今どきのふたりには、日本の古い慣習を打ち破ってほしい」と新婦父へマイクをバトンタッチ。ふたりに内緒で連絡を取り合い、ダブル謝辞の計画を立てていたようだ。この日は新婦父母36回目の結婚記念日でもあった。マイクを託された新婦父は「誰かに愛されてきた日々が、その人をつくり、その人の強さになります。子どもがいたから成長できました。こちらこそありがとう!」と述べ、その場にいた全員を感動で包んだ。
会場ホテルの屋上にある緑と自然光が注ぐチャペルでキリスト教式
新婦は自称「最強の雨女」で、宣言通り当日も大雨を降らせた。そんな新婦があらかじめ選んだのは、雨でも屋外の雰囲気が味わえるバンケットルーム。全面ガラス張りの天井からは空、大きな窓からは緑が心地よく望め開放感がある。ゲストテーブルには「天井=空」を映す鏡を置いた
高砂席の装花は、新婦の好きな色「オレンジ×ラベンダー」。ウエディングケーキにも装花に使用した生花を飾った
プロフィールブックは、前撮りの写真をモノクロに加工してスタイリッシュに
「ゲストの楽しそうな顔が何より嬉しかった」と新婦
色で選ぶコース料理は“純白”をチョイス
受付スペースには「Best Day Ever(今までで最高の一日)」と書かれた生地を下げたコッパースタンドのみを飾りシンプルに
サプライズだった両父のダブル謝辞。父の話に聞き入る新婦
2着目のカラードレスはカーキ色。「白ドレスとはまったく違うかっこいい印象にしたくて」
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東京都世田谷区
寺田 薫さん(30歳)
紗恵さん(30歳)
挙式日:2022年4月29日
会場:TRUNK HOTEL
ゲスト数:71名
高校・大学の同級生だが、在学中は接点のなかったふたり。社会人になってからのBBQ同窓会で急接近。
※ゼクシィ首都圏版2022年10月号より転載
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