【結婚式レポートin福岡県】ようやく迎えたこの日、思いを形にできました
時間を得たことで結婚式の感動はさらに大きく
「大聖堂がある会場で結婚式を挙げたい」と、準備を始めて間もなく新型コロナウイルスが流行。5度の延期を経て、ようやくこの日を迎えたふたり。会場コーディネートや演出にも一つ一つこだわり、「ゲストファースト」な結婚式を実現することにした。
挙式前には、ふたりだけでファーストミートを。するとお互いが姿を確認した瞬間、普段はほとんど涙を見せない新郎が突然の涙。新婦が笑顔で寄り添ったこのシーンは、エンドロールにも差し込まれ、ゲストの胸を熱くした。
挙式は、念願の大聖堂で。優しく差し込む光や、天井から舞い降りた羽根も、ふたりの幸せを彩ってくれた。
披露宴は、夕方から夜にかけての時間帯を意識し、キャンドルやペンライト、花火など、光の演出を取り入れながら、皆で楽しめるものに。ケーキ入刀後は、両家親にお手本バイトを披露してもらった後、ふたりもファーストバイトを楽しむなど、家族とのシーンも大切にした。また、「常に新しいものを取り入れたい」と、一から考え直したドレスやヘア、手作りアイテムも女性ゲストに大好評。「延期になったことが全てプラスに転じた結婚式になりました」と、大満足の一日を語ってくれた。
憧れの大聖堂で挙式。「ゲストの顔を見て喜びが溢れました」と新婦
釣り好きの新郎に、「これからは皆で楽しもう」と、父から釣り船のプレゼントが
新婦が新郎に贈った映像では、2年前に予定していた結婚式に合わせ、新郎が新婦に内緒で車を購入してくれていたエピソードなどを紹介
ガーデンの花火で華やかなフィナーレに
会場内には、新郎の地元・山口の名物、瓦そばの屋台も
お色直しに合わせてドレス当てクイズを実施。ピンクやベージュ派が多い中、ブラックを選んだゲストはレア。当選者にはプレゼントを
約3年越しのバージンロードに誰もが感動
ホワイトメインでまとめた高砂席。イメージ通りに作り上げるため、系列の会場からもアイテムをレンタル
ウエルカムボードはふたりの手作り。ポールをゴールドで塗装して組み立て、布は海外から取り寄せた
和装にも映えた円柱形のケーキ
ふたりのケーキ入刀を、ゲストも笑顔で見守った
プチギフトは、ふたりのイラスト入りの缶に入ったお菓子
山口県下関市在住
山本智志さん(28歳)
唯さん(28歳)
挙式日:2022年3月5日
会場:アモーレヴォレ サンマルコ(福岡県)
友人のSNSに登場した新婦に新郎がひと目ぼれ。2017年に交際を開始し、2018年12月24日にプロポーズ。
※ゼクシィ福岡・佐賀版2022年9月号より転載
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