【結婚式レポートin北海道】『おめでとう』の声でやっと一歩、踏み出せました
ガーデンとカフェをテーマにした大人ウエディング
新婦が憧れていた、挙式のシャワーセレモニー。らせん階段で迎えるゲストの手から純白の羽根と緑鮮やかなリーフが舞い上がり「おめでとう」の声がふたりに降り注いだ。
夫婦となって1年がたっても「あまり実感がありませんでした」と振り返る新婦。人と会う機会が減り、気持ちが不安定になっていた準備期間は「結婚式、楽しみにしているよ」というゲストからの連絡が心の支えになっていたそう。支えてくれたゲストへ思いを込めて、羽根と一緒に交ぜたのは“平和と安らぎ”を花言葉に持つ、オリーブの葉。
「来てくださるゲストの皆さんにも、多くの幸せが訪れるように願って。シンプルですが、私たちらしいかなと」
30歳を超え、年齢を積み重ねたからこそ「派手ではなくゲストとの関わりを重視した大人の結婚式にしたい」と考えていた新郎新婦。ナチュラルな装飾と、カフェで働いていた新婦のエッセンスを組み合わせた空間は、理想に描いたガーデンウエディングのイメージとぴったり重なった。
「リラックスして言葉が交わせる、フランクな距離感が良かったです。おめでとうの言葉をたくさん頂き『夫婦として認めてもらえた』と実感することができました」
「姉が神前式だったので、私は父とバージンロードを歩きたいと思って」と新婦が選んだキリスト教式。母とのベールダウンも心に残った
テーブルと席の間をゆったりとったパーティ会場。感染予防対策にも気を配った
入り口には新婦の姉が書いてくれたウエルカムミラーや、カフェ系アイテムを飾った
学生時代の友人によるスピーチでは、今まで知らなかった気持ちに触れ、新郎新婦共に親友の思いと存在の大きさを再確認
パパママの出席が多く、子ども用メニューやプレゼント、ベビーベッド、授乳室の用意も喜ばれた
中座サプライズで指名した友人は、驚きと感激で号泣。「長い付き合いの中で初めて見た涙。嬉しかったですね」と新婦
ブルーベリーをあしらった大人可愛いケーキ。セレモニーでは同じ年の両家姉による先輩夫婦バイトも
全員に協力してもらったウエディングバルーン
装花はグリーンとホワイトをメインに、ナチュラルガーデンをイメージ。高砂席のソファがゲストとの触れ合いの場になった
札幌市在住
荒関 努さん(34歳)
いくみさん(33歳)
挙式日:2021年12月4日
会場:ホテルモントレエーデルホフ札幌
2020年11月22日に婚姻届を提出。立地や季節をゲスト目線で考えて、希望が叶う中心部のホテルを選択。
※ゼクシィ北海道版2022年7月号より転載
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