【結婚式レポートin愛知県】今日はここにいるみんなと思いっきり非日常へ

大好きな沖縄で結婚式を挙げようかと考えたこともあったふたり。でも、地元の友達も全員招待しようとすると、なかなか計画は進まず断念。ならば、と次に考えたのは、名古屋で夏のリゾートのような結婚式を実行すること。「結婚式の間は日常のことを忘れていただけたらと思って」とかおりさん。「ゲストに非日常の時間をプレゼントしよう」と決めたら、その後の準備はスムーズに。挙式のスパイダーシャワーや披露宴でのハンバーガー入刀、ドラゴン花火の演出など、アイデアが次々に浮かび、忙しい仕事の合間を縫って、ペーパーアイテム作りにもいそしんだ。
知り合ったのは大学時代だが、実は同じ保育園だったふたり。大喜さんが先にそのことに気付き、卒園アルバムを確認。一気に距離が縮まった。両家の母も同世代で保育園の近くに職場があった共通点も。結婚式当日、そろってふたりを見つめる母の姿があった。
ふたりは「結婚式を涙で終えたくない」と、謝辞の後にもう一度乾杯し、手を振ってフィナーレを迎えた。大輪の花のような笑顔のかおりさん。それは大喜さんが再会してすぐ思い出すほどに、幼い頃からずっと変わらない、周囲を楽しくさせる笑顔だった。

バージンロードの内側の席のゲストから1輪ずつ花を受け取りブーケ・ブートニアの儀式を行った。誰から受け取っても嬉しいからと、あえて席順は決めなかった

大きな真珠のピアスは親友たちからのプレゼント

華やかなスパイダーシャワーに会場が沸いた

「昔、看護師の母が夜勤のときに父とハンバーガーを差し入れしたことがありました」と幼い頃を懐かしそうに話す新婦。よく働き、いつも明るい母が大好き

新郎の希望で、ウエディングドレスもカラードレスもファーストミートを実施。最初のミートのとき、お互いに手紙を渡した

ゲストの名前が刻まれた世界地図の誓約書

海外から材料を取り寄せた新婦作のリングピロー

笑顔でふたりを見つめる両家の母

ゲストの名前が書かれたプレートが卓に

新郎友人のサックス演奏からフラッシュモブが始まり、新郎も参加して新婦の好きな曲でダンスを踊った

ふたりで印刷まで行ったプロフィールブック

「今日、最高の思い出が更新された」と話す新郎の涙

Profile

愛知県岩倉市在住
伊藤大喜さん（26歳）
かおりさん（26歳）

挙式日：2022年1月23日
会場：LAZOR GARDEN NAGOYA（ラソール ガーデン・名古屋）
ゲスト数：70名

最初から家族のような安心感があって、旅好きなことも一致。沖縄の座間味島が大好きな、自然派のふたり。

※ゼクシィ東海版2022年6月号より転載

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