【結婚式レポートin石川県】おじいちゃん、ありがとう！彼とふたりで幸せになります

ふたりのウエディングテーマは「形式にとらわれず、自分たちらしく感謝の気持ちを表すこと」。親への手紙や記念品贈呈といった涙してしまうセレモニーは挙式前に行い、披露宴はゲストとの歓談中心のカジュアルなパーティにした。
また、おもてなしにはワクワクする非日常感が不可欠と考えていた新婦。この会場を選んだのも、ユニークな円形のチャペルや、パーティをシックに彩るアンバーなライティングが気に入ったから。さらに、ラスティックウエディングをイメージして、ナチュラルライクな手作りアイテムを準備し、ラフでダイナミックな装花をオーダー。オリジナルの構成やトレンド感のある空間に、ゲストから「今までにない新鮮な結婚式だね！」と嬉しい感想をもらった。
リラックスした雰囲気でゲストと楽しい時間を過ごしたふたり。特に、地元金沢を離れて、新郎の出身地、京都府で1年前から新生活を送っている新婦にとっては、家族や友人と久々に会うことができて嬉しさもひとしお。名残も尽きず、お開きの退場では大好きな祖父を思わずハグするシーンも。節目の結婚式を叶え、あらためて門出の一歩を踏み出したふたりに、ゲストから温かな拍手が送られた。

父母に贈った体重米。袋は手作りで、白いクロスに新郎新婦それぞれの名前を入れてすっきりとシンプルに

ゲスト席にはブライダル新聞と手作りの布の席札をセット。麻ひもで結わえてナチュラル感を演出

挙式前に父母へサプライズ。新郎新婦共に手紙を読んだ。新婦は「胸がいっぱいになって」涙声に

足元もファッショナブルに。斬新なデザインで注目を集める足袋シューズをコーデ

結婚証明書はゲストにペイントしてもらったキャンバスに貼って完成。まるでアートのよう！

新郎新婦がゲスト一人一人に乾杯酒を渡して迎賓

感謝を伝えるテーブルラウンド

挙式日をスタンプした布バッグに、それぞれのゲストへのメッセージカードを入れた“エスコートバッグ”

新婦が勤務していた保育園の園児と保護者が挙式に参列。式後に新婦からお菓子をプレゼント

花材もデザインも新婦がオーダー。アシンメトリーなフォルムが素敵なブーケ

装花でラスティックな雰囲気づくり。伸びやかなパンパスグラスをフィーチャー

Profile

京都府福知山市在住
西村薫尚さん（27歳）
梨奈さん（26歳）

挙式日：2021年10月10日
会場：DESTINO BROOKLYN NEW YORK（ディスティーノ ブルックリン ニューヨーク）（石川県）

大学時代に知り合ったふたり。彼が京都、彼女が金沢で就職し、３年の遠距離恋愛を経て、交際７年で結婚。

※ゼクシィ富山・石川・福井版2022年5月号より転載

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