
【結婚式レポートin北海道】改めて、家族や友人に支えられていると実感

ゲストに感謝の気持ちが伝わるおもてなしを重視
大切な家族、親族、職場の方々、友人に感謝を伝える場としてふたりが選んだのは、チャペルのあるフレンチレストラン。「プロポーズを受けたときに初めて訪れ、心温まる接客や料理、ワインのおいしさに感動しました。その感動をぜひ、ゲストの皆さんにも味わっていただきたくて」と新婦。料理、サービス、雰囲気、すべてが上質なふたりの思い出の場所で、最高のおもてなしを準備した。
せっかくなら直接、感謝の思いを伝えたいと会話の時間を多く取り、笑顔で言葉を交わした新郎新婦。話上手なゲストのおかげで盛り上がったサプライズスピーチや、コロナ下で来られなくなった海外在住の幼なじみからのオンライン祝福メッセージ。また、出席がかなわなかったゲストからもたくさんの祝電が届き、周囲の支えを実感した。
新婦の友人たちが結婚していく中、娘の将来を心配していたという父と母。その後、新婦の父は闘病生活に入り、結婚が決まって新郎が初めて顔を合わせたのは告別式だったそう。「泣いてしまうので読むつもりはなかった」という花嫁の手紙。母へ、そして天国からずっと見守ってくれている父へ、ありがとうの涙と共にしっかり読み上げた。
ファーストミート後、目の前の赤れんが庁舎でロケーションフォト
挙式のお手伝いをしてくれた新郎の2人のおい。かわいいリングボーイが場を和ませた
シンプルなケーキを生花でデコレートし、大人華やかな仕上がりに
2年前に他界した新婦の父に代わり、バージンロードは大好きな弟と。一番近くで幸せを祈っていてくれた母とのベールダウンでは、溢れそうになる涙を懸命にこらえた
中座のエスコートは新郎が母、新婦は祖母をサプライズ指名。驚きながらも喜びの笑顔でいっぱい!
ゲストに喜んでもらえると確信して選んだレストランウエディング
久しぶりに会う友人たちと記念撮影や会話を楽しみ、最高の一日となった
婚約者と一緒にオーストラリアからメッセージを届けてくれた、新婦の幼なじみ。生まれたときから家族ぐるみで親しく、その母もパーティに出席し祝福してくれた
親、ゲスト、会場のすべての人へお礼を伝えた新郎謝辞。「感動した」との声が多数
全員が涙に包まれた感謝の手紙

札幌市在住
川村健二さん(32歳)
亜里紗さん(32歳)
挙式日:2021年9月19日
会場:レストランMINAMI
同じ病院で4日違いに誕生した縁のあるふたり。野球やミュージカルなど共通の趣味が多く、交際へ発展。
※ゼクシィ北海道版2022年3月号より転載
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