【結婚式レポートin福岡県】親族・友人それぞれに感謝を届けることができました
二部制にして幸せな時間をたっぷり堪能
2度の延期を経てこの日を迎えたふたり。ゲストの安心・安全を考慮し、まずは親族中心の挙式と第1部披露宴を、続けて友人ゲスト中心の第2部披露宴を行うことに。
挙式はガーデンでの人前式。新婦が留学先の海外で結婚式を目にしたときから憧れており、会場選びの大きなポイントにもなった。初夏の清々しい空気の中、家族に見守られて鉢植えのアジサイに互いの実家の水を注ぎ、愛を誓ったふたり。両家親から贈られた祝いの言葉も記憶に残った。
披露宴は和やかなムードの中進行。親や祖父母が関わる演出も随所に取り入れ、見守る親族も顔をほころばせた。その後にはガーデンにて、新婦が父・新郎それぞれとダンスを披露。慣れないながらも楽しそうに踊る3人に、温かな拍手が贈られた。
第2部は友人ゲスト中心の披露宴。ふたりはよりリラックスした表情で、バルーンリリースや、全員が30歳という偶然を祝したセレモニーなど、楽しい演出を満喫した。
「状況が読めない中、結婚式を諦める瞬間もありましたが、ようやくこの日を迎えてみると想像以上に幸せで感動しました!」とふたり。約2年に及んだプロジェクトは、ハッピーエンドで幕を閉じた。
新郎新婦ともに挙式の入場は父母と。親族は、ふたりが用意した家族写真入りのフレームを手に、祝福を送った
第1部の後半、新婦は父とのダンスを披露
5月下旬の結婚式、テーマは「アジサイ」。両家の庭のアジサイでドライフラワーを作り、それを貼り重ねて結婚証明書に
ふたりのなれそめや対談記事など、内容充実のプロフィールブックは新郎作
待合室では抹茶を提供。茶碗は茶道師範の新郎祖父から借り受けた
友人とはバルーンリリースを満喫
第2部は友人と。全員が同級生、同い年ということでケーキは誕生日風に
全スケジュール終了後、家族で「終わった~!」のポーズで記念撮影
挙式ではアジサイの鉢で水合わせの儀を。その後、鉢は親へのギフトに
受付にもアジサイ
第1部の新婦中座は祖母と
ケーキ入刀の手本を両家親に依頼。当時の写真やBGMも用意して盛り上げた
新郎ともファーストダンス
プチギフトはドリップコーヒー。「引出物の唐津焼のカップで楽しんで」と言葉を添えた
大阪府松原市在住
鶴田宏明さん(29歳)
美緒さん(29歳)
挙式日:2021年5月22日
会場:国指定重要文化財 旧松本邸(西日本工業倶楽部)(福岡県)
12年の交際期間を経て結婚。多趣味な新郎とピクニックが好きな新婦は、周りの皆が認めるベストカップル。
※ゼクシィ福岡・佐賀版2022年2月号より転載
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