【結婚式レポートin東京都】モノトーンからゴールドへ♪色演出した私たちの物語

新郎は奈良、新婦は北海道で育った。両家共に同じテーマパークでのステージショーに魅せられ、家族で何度も訪れた。成長したふたりは職場の先輩後輩として出会い、ひょんなことからそのステージの話になって恋人に。もう数え切れないほど観劇した。「毎回感動して毎回泣いちゃうんです」と美有さん。結婚式はいとしのショーをオマージュすることに。背景も衣裳もモノトーンの世界から始まり、フィナーレでゴールドに染まるドラマチックなステージの“色演出”を取り入れて──。
式の舞台は木目調のシックなチャペル。黒タキシードで決めた新郎と白ドレス姿の新婦は、オリジナルの誓いを立てて和やかな幕開け。白い花を黒いベロアリボンで束ねたブーケもモノトーンを好演出した。そしてバブルシャワーでは、エンディング映像用に新郎が動画撮影するエンタメ感も。続く祝宴はシャイニーな世界。ゴールドの会場にゴールドの衣裳で再入場すると新郎からプロポーズが。普段は「ねぇ」の呼び掛けなのに、「美有の明るさに惹かれます」と、まさかの名前呼びで愛を語りガラスの靴をプレゼント！　予想外の脚本に涙する花嫁はプリンセス。ゲストもときめく物語の中にいた。

「どこか彼に似ている優しい父と、超厳しく愛情たっぷりに育ててくれた母」に見守られた人前式。新郎も母と腕を組んで入場。息子がいる職場の先輩からは「私も息子の結婚式でやってみたい」と好評だった

北海道や海外暮らしの友人に向けて披露宴を中継。友人グループはZoomで繋がって、オンライン祝宴をしつつ結婚式を楽しんでくれた

新婦は職場で「愛情を持って周囲に接すること」を大切にしている。その気持ちを培ってくれた父母に感謝のメッセージを届けた

感動的な手紙の後は、新郎父による笑い満載の謝辞で会場中が笑顔のフィナーレに。カラフルなブーケもふたりが好きなショーからヒントを得たもの

指輪もショーにちなんでゴールドに

まさかのサプライズプロポーズ。泣いて大笑いする新婦にゲストは拍手喝采

ゲストもうっとり、幸せ気分のエンディング映像

足元のウエルカムライトは、みんなの気分を高揚させた

ふわふわスカートにコンフェッティが輝くお気に入りドレスをまとって♪

Profile

東京都町田市
米浪健司さん（27歳）
美有さん（32歳）

挙式日：2021年4月17日
会場：シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
ゲスト数：69名

おとなしく真面目な新郎と元気印の新婦は真逆の印象だけど、同じショーに心惹かれる感性は似た者同士。

※ゼクシィ首都圏版2022年1月号より転載

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