【結婚式レポートin北海道】溢れる涙をこらえながら、素直に伝えた“ありがとう”
当日まで何十回も読む練習を重ねてやっと言えた思い
自他共に認めるほど普段から涙もろい新婦。この日、家族に向けて感謝の気持ちを書いた手紙だけは絶対に最後まで読みたいと、半年以上前から心の準備をしてきたそう。「練習のたびに、一人で何回も号泣していました。でもせっかくの機会なので、最後まで読み切りたいと思って」
“誰よりも大切に思っていてくれたからこそ、叱ってくれたパパ。ママ、私の今の夢は、優しくて自慢のママみたいな素敵なお母さんになることです”。涙をこらえる父と母の姿にもらい泣きしながらも、感謝の品をプレゼント。親の幸せそうな表情は、一生忘れられない宝物になった。
コロナ下で当初の予定よりも大幅にゲスト数が減ってしまった中「楽しみにしているよ」と言ってくれたゲストや、出席できなくても電話やメールで祝福してくれた友人たちの気持ちを、本当に嬉しく感じたと話すふたり。
「挙式が始まって彼が入場したとき、ブーケのサプライズに涙してくれた親友の姿、友人のスピーチなど『無事にこの日を迎えることができたんだなぁ』と思うと、涙が止まらなくて。皆さんの温かな気持ちを肌で感じることができ、今まで以上に感謝の気持ちでいっぱいになりました」
アイテム作りなど、たくさんサポートしてくれた母とのベールダウン。感謝の思いと涙が溢れた
式の緊張が解け、フラワーシャワーの祝福で心から喜びを実感
トスセレモニーではなく、いつも近くで支えてくれる親友へブーケをサプライズプレゼント
ウエルカムコーナーやケーキには、ふたりのイニシャルを飾った
試食した際に、料理のおいしさに感動したという新郎新婦。「味もボリュームも大満足!」と嬉しい声をたくさんもらった
新郎から新婦へ花束のサプライズ。「私の一番好きなピンクのバラを選んでくれるなど、心遣いが本当に嬉しかった」と新婦
ドレスの色当てクイズは、4色の花から1輪選んでもらう形に。入場時は、ゲストが手にする光景が花畑のようで心に残ったそう
「Prince&Princess」をテーマに、ピンクの花とプレゼントボックスなどで、会場をキュートに飾り付け
全席に新婦母手作りのペーパーフラワーと会話用の口当てを用意
ふたりが全席を回り、久々に会う友人と会話を楽しんだ
札幌市在住
小山田尚裕さん(27歳)
優梨奈さん(24歳)
挙式日:2021年3月6日
会場:藻岩シャローム教会
新婦のアルバイト先に新郎が入社し、2年半ほどの交際を経てプロポーズ。2020年3月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ北海道版2021年10月号より転載
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