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【結婚式レポートin東京都】遠回りしたぶん視界良好。“大事”がよく見えてます
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みんなが集まる、ただそれだけで“楽しい時間”
新郎はロマンチストなサプライズの仕掛け人、新婦はシャイなサプライズ嫌い。「結婚式では絶対やらないで」と伝えていたのに、やっぱりちゃんと用意していた。真冬のアンティークガーデンをテーマにした祝宴がお開きになると、新婦の明日の誕生日を祝うケーキが登場。そして新郎からはメッセージ。「生きてきて関わってきた人、全てにありがとうを伝えます。でもやっぱり一番大事な身近な人、千容。心の中ですごく感謝しています」と。新婦は胸いっぱい、涙が止まらなかった。
結婚を決めて親に彼女を紹介した矢先、白血病と診断された。無菌室ではガラス越しで会話。「まるでドラマみたい」と思ったし、「こんな自分でも見てくれるんだ」とも思った。病気になった本人より支える側がつらいことも知った。次第に“大事なもの”を考えるようになり、彼女、家族、友人と深く関わりたいと強く願うように。その気持ちから結婚式を計画。ところがコロナでハワイ婚はキャンセル、夏の国内結婚式も延期してようやく迎えた今日。運命に振り回されたぶん視界良好、また大事なものがよく見えた。「みんなが集まる、ただそれだけで楽しい!」とニッコリ。笑顔で格別な一日を振り返った。
「彼の魅力は、自分にも私の友人にも優しいこと」と千容さん。フレンドリーな新郎は、新婦職場の人たちとも友人とも打ち解けて仲良しに
やむを得ず欠席した人にライブ中継
スマホのモニターをシュッとすると、写真が画面に飛んでいく。欠席した人も自宅から思い出写真を次々と投稿
新郎が好きなアセビの枝をゴールドに染めてキャンドルを灯し、冬の装い。テーブルには新婦が好きなネイティブフラワーを飾り、春の訪れを待ちわびるミモザも
デニムのオーダーメイドドレスで、ケーキではなく大きなハンバーガーに入刀!
ゲストには名入りの引出物をプレゼントした。男性陣はファッションブランドのタンブラー、女性たちにはブラシや口紅を
「歩んできて良かった、と振り返る人生にしてほしい」と新郎父からエール
普段はけんかばかりのふたり。新郎は心に秘めていた思いを言葉にした
美容師の先輩が、お色直し前にロングヘアをボブスタイルに! 「私が今、仕事をできているのは先輩のおかげだから」とお願いした
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東京都江戸川区
松村紘幸さん(32歳)
千容さん(30歳)
挙式日:2020年12月19日
会場:CARATO71
プロデュース:JULIA’S ROSE (ジュリアスローズ)
ゲスト数:67名
新郎はイベントスペース運営スタッフ、新婦は美容師。サプライズプロポーズはなんと新婦職場の美容室で。
※ゼクシィ首都圏版2021年6月号より転載
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