
【結婚式レポートin徳島県】徳島らしいにぎやかな宴楽しんでもらえたかな

ゲストみんなのおかげで思い出深い一日に
「父母の世代が行ったような、スタンダードな結婚式に憧れがありました」と話していた新婦なつきさん。さらにこだわったのは、ゲストと一緒に徳島が誇る阿波おどりを楽しむこと。なつきさんの地元島根をはじめ、県外からのゲストに阿波おどりを楽しんでほしいという思いからだ。それは披露宴の後半。和也さんの友人が所属する40人ほどの連の仲間が、おはやしを奏で踊りながらガーデンに登場。踊り方のレクチャーを行ったあとの全員による総踊りでは、ゲスト同士が手を取り合い、笑い合いながら輪になって踊る様子が広がっていた。
憧れていた父母のような結婚式。結婚式を前になつきさんが父母の結婚式の写真を眺めていると、母が自分と同じカラーのブーケを持っていたことがわかった。「小さなことだけど親子を感じました」となつきさん。当日は母も気持ちは同じ。ふたりの晴れ姿に何度も目を潤ませていた。
友人や親族の子どもゲストも多く、演出で大活躍。そのおかげで結婚式は笑顔が溢れる和やかなものになった。「ゲスト一人一人の協力のおかげで、一生の思い出に残る結婚式になりました。感謝の思いで胸がいっぱいです」とふたりは話していた。
晴れやかな新郎新婦の姿を見て何度も涙を拭っていた母
愛車に乗ってリングボーイを務めたのは和也さんの友人の子ども。この車は和也さんが1歳の誕生日にプレゼントしたもの
「なるべく多くのゲストに参加してほしくて」と子どもたちのためのプレゼントタイム
3つに分割するブーケをトス。このブーケを新婦に手渡したのも子どもたちだった
海、釣り、船が大好きという和也さんのために、ウエディングケーキは海に浮かぶ船をイメージして作ってもらった
両家の父母に選んでもらったという色打ち掛け。お色直し入場は、ガーデンから。その艶やかな姿に多くのカメラが向けられた
「カラードレスは人とかぶらないよう、マスタードカラーを選びました」となつきさん。とても似合っていた
美しく躍動感ある阿波おどりにゲストも大感激。みんなで踊り終えるとガーデンに笑顔が広がっていた
共通の友人2組が親子でスピーチ。心和むワンシーンだった
お見送りギフトはクッキーの他に、徳島の伝統的な風習に倣って地元の花嫁菓子も添えた

徳島県鳴門市在住
高橋和也さん(27歳)
なつきさん(30歳)
挙式日:2020年2月15日
会場:樫野倶楽部風雅庭(徳島県)
共通の友人との会食で出会う。1年ほどの遠距離恋愛を経て、和也さんの地元で結婚式をすることに。
※ゼクシィ徳島・香川・愛媛・高知版2020年12月号より転載
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