【結婚式レポートin北海道】みんな一緒に同じ空を見上げて、思いを一つに

大学時代、共に部活動に打ち込み、ダンスパートナーとして支え合ってきたふたり。2年間の交際期間中に遠距離恋愛も経験し、結婚は横浜に就職した新婦が、新郎の住む札幌に来る形で実現した。
「自分を信じてついて来てくれた彼女に、感謝を伝えたいことと『幸せにする』という誓いをこの結婚式で形にしたい」と語った新郎。新婦も「家族やゲストの皆さんに、感謝の気持ちを伝えたい」と“感謝”をテーマに挙げた。
ダンスを通じて絆を深めた大学時代の同級生など、たくさんの友人に見守られ始まった挙式は入場直後の新婦と母の涙に、ゲストも涙。全員が自分のことのように喜び、誓いの場に立ち合った。降っていた雨が弱まり、バルーンリリースは念願のテラスで。
「みんな同じ場所で、一緒にセレモニーができるのは貴重な機会。全員の笑顔を見ることができて良かったです」
ゆったり空間で行ったパーティは、距離を取りつつ楽しく和やかな時間に。新郎が新婦に贈った愛情いっぱいのサプライズは、全員が驚き感動した。ラストはふたりらしく「ありがとう」の気持ちをダンスに込めて。ゲストの存在、言葉、過ごした時間、一生忘れない最高の日になった。

天井が高く、テラスのあるチャペルにひと目ぼれしたという新婦。挙式前には自分の親に感謝のビデオレターを。新郎の父と母には手紙を贈った

幸せのバトンを渡したブーケトスの1シーン

パーティ終了を迎えた新郎新婦の退場後、この日のために用意した衣裳に着替えてサプライズダンスを披露。大学の仲間も一緒に踊り「ゲストに喜んでもらえて嬉しかったのと、社会人になってからみんなで踊る機会はなかったので、一緒にダンスができて楽しかったです」とふたり

バルーンに願いを乗せて、全員で一斉に空へ

ホテル自慢の味を組み込んだ和洋中のコースでゲストをおもてなしした

生まれた病院、母校、祖父母宅など、新郎が新婦ゆかりの地を巡る映像が流れ、各所で受け取ったバラを花束にして扉から登場。愛が伝わる新郎のサプライズに新婦はもちろん、ゲストも涙し、会場は感動に包まれた

新婦友人が描いてくれたイラストをウエルカムボードに

新郎父の笑顔のスピーチから、家族の仲の良さが伝わった

Profile

札幌市在住
牧野裕太さん（24歳）
彩香さん（24歳）

挙式日：2020年8月29日
会場：プレミアホテル-TSUBAKI-札幌

北海道生まれの新郎と福岡生まれの新婦。同じ大学の競技ダンス部でペアを組み、卒業後に交際スタート。

※ゼクシィ北海道版2020年12月号より転載

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