【結婚式レポートin群馬県】会うべき人と巡り会えた感謝と喜びが溢れた日です
マグロや太鼓など迫力ある演出にゲストもくぎ付け
平日は仕事、休日は練習や舞台で忙しく、「俺には和太鼓がある。結婚はしない」と母に告げていた祐貴さん。でも尚代さんと出会ったら「私も小さい頃からガールスカウトを続けているし、太鼓が人生という生き方、素敵だと思う」と応援の言葉が。そして、初めて彼の舞台を見た尚代さんは鳥肌が立つほど感動。お互い「価値観が一緒。この人となら未来が見える」と確信し、お世話になった人にしっかり感謝を届けられる世界に一つの結婚式を叶えることに。
あでやかな和装で入場したふたりの祝宴は、鏡開きから威勢よく。ゲストを驚かせたのは、プール前でのマグロ入刀セレモニー。「想像以上に大きくて彼も私もびっくり。握りたてのお寿司もおいしくて、喜ばれました」。そして圧巻だったのは新婦が「ぜひ」と願った新郎の和太鼓演奏。腹の底から声を出し、鮮やかなバチさばきで打つ和太鼓は魂を揺さぶるような迫力で、みんな前のめりになって聞き、拍手喝采。涙ながらの花嫁の手紙や温かな絆が伝わる謝辞の後も、伝統の木やり歌、子どもたちの和太鼓、三本締めとビシッと和で決め大盛り上がり。「みんなの祝福を思い出せば何があっても頑張れる」とふたりの絆はまた強くなった。
謝辞で「私はダメダメな人間で」と話した瞬間「そんなことないぞ」と声援が。両家父が代わる代わる新郎の汗と涙を拭き、和柄ドレスが似合う花嫁も爆笑。親への記念品はそれぞれが毛筆で書いた感謝状
両家父母と新郎新婦で挙げた日光東照宮での挙式映像を流し、巫女姿のめいたちの先導で入場
地酒の樽で鏡開きを
新郎渾身(こんしん)の和太鼓演奏。「ぜひ生で見て聞いてほしかったんです」と新婦
友人のだるま作家から贈られた黒白だるまを飾って
新郎が指導する上州和太鼓の迫力ある演奏でお開き
プロのマグロ解体ショーの後、握り寿司でファーストバイト。ゲストにも大トロ中トロ赤身の3貫を振る舞った
群馬県の形をした鶴模様の黒引き振り袖に合わせ、華やかな扇子をオーダー
祝宴前、新婦が教える保育園やガールスカウトの子どもたちが祝福に駆け付けた
友人のサプライズ余興は新郎の歌。アドリブで新婦の名を入れて歌いほろり
30余年前、両家父母も文金高島田で挙式。3組の写真を並べて飾った
群馬県伊勢崎市在住
高橋祐貴さん(32歳)
尚代さん(36歳)
挙式日:2019年10月22日
会場:アイランドヒルズ迎賓館(群馬県)
ゲスト数:120名
地元の居酒屋で「いい人がいる」と紹介され意気投合。新郎は和太鼓、新婦はガールスカウトがライフワーク。
※ゼクシィ茨城・栃木・群馬版2020年9月号より転載
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