【結婚式レポートin徳島県】海を見ながら阿波おどり。親族との温かな時間でした
ゆかりのある土地の名物をおもてなしに
徳島出身の雄人さんと和歌山出身の春奈さんが、出会ったのは広島の大学。やがて雄人さんは大阪へ。春奈さんは東京へ就職。現在は結婚して富山に住んでいる。ふたりのゆかりの地が全国に広がる中、結婚式をしたのは雄人さんの地元の徳島県。それは「祖母に晴れ姿を見てもらいたい」という理由からだった。
結婚式は両家の親族だけを招待。徳島が誇る鳴門の海を見ながら、開放的な挙式をしたいと願い、海沿いのガーデンで人前式を行った。
そして披露宴の中盤、テラスに現れたのは軽快なリズムに乗った阿波おどりの連。これは大阪の連に所属し、笛を担当している雄人さんの母の計らい。阿波おどりを初めて見たというゲストも大喜びで、踊りのフィナーレには全員の踊りの輪が広がっていた。
また料理にも徳島、和歌山、広島、富山の各地の名物や食材を取り入れてオリジナルのコース料理を提供した。
もう一つのウエディングテーマは「七夕」。ふたりが交際を始め、婚姻届を提出したのが7月7日だったからだ。ウエディングケーキとカラードレスは天の川をイメージ。ふたりらしさを表現した結婚式に、ゲストにとっても忘れられない一日となった。
鳴門の海を背景にしたガーデン挙式
料理にはふたりがこれまで暮らした和歌山、徳島、広島、富山の食材を使ってもらい、世界で唯一のコース料理を作ってもらった
母に手を取ってもらい父のもとへ。そしてバージンロードを進んだ
雄人さんの祖母に晴れ姿を見てもらうことが結婚式をした理由の一つ。「きれいね」と涙を流してくれたそう
交際や婚姻届を提出したふたりの記念日が7月7日、七夕の日。そのためケーキは天の川をイメージした。そして七夕のイメージぴったりのドレスと出会い運命を感じたそう
ふたりの出生時の体重のぬいぐるみを父母にプレゼント
やってみたかった演出の一つがバルーンのドロップ&フライ
挙式ではゲストにリングリレーをしてもらった
雄人さんの母が阿波おどりの準備を進めてくれ、笛のおはやしにも参加してくれた
ギフトやアイテムにも星をデザインしたものをチョイス
「やはり結婚式をしてよかったと、素直に感動しました」と春奈さん。フラワーシャワーではその喜びがピークに
富山県富山市在住
橋本雄人さん(31歳)
春奈さん(33歳)
挙式日:2019年10月19日
会場:グランドエクシブ鳴門(徳島県)
ゲスト数:18名
広島の大学で知り合い、卒業後、雄人さんは大阪、富山、春奈さんは東京へ。春奈さんの30歳を機に結婚。
※ゼクシィ徳島・香川・愛媛・高知版2020年8月号より転載
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