
【結婚式レポートin新潟県】一緒に踊って笑って距離をぐっと縮めた日

親族は挙式に友人を披露宴に別日でおもてなし
1月5日10時、支度を整えたふたりは、新郎の実家と祖父母の家へ向かった。「足が悪くて参列できない祖父母に晴れ姿を見せ、一緒に写真を撮影しました。こういう家族との時間をちゃんと取りたかったから、挙式は午後スタートに」と新郎。「その後に披露宴をすると、帰りが遅くなり遠方や子ども連れのゲストが大変。だから、思い切って、披露宴は次の週に設定しました」と新婦。「場を分けたら、それぞれが気兼ねなく過ごせるかなとも思いました」
三三九度には新郎の地元・湯沢町の地酒を、挙式後の会食の乾杯酒には新婦の亡き父が好きだった糸魚川市の地酒を選び、地元への愛着を表した。
翌週の披露宴には友人や同僚、地元の知人を招待。「堅苦しいことはなし、ワイワイ楽しんでもらいたい」と、入場シーンから笑いを取れるような演出を工夫した。その後もゲスト席を回ったり、大勢とスナップ写真を撮ったり、触れ合いの時間をたっぷりと。すると、ふたりを介してゲスト同士も打ち解け、町内子ども会のメンバーがダンスを披露したときには、会場が一つに。アンコールには全員が参加し、大きな輪になってダンスした。ふたりとゲストとの間に新たな絆がしっかりと結ばれた瞬間だった。
湯沢町の新郎の実家で仏壇参り
披露宴では、新郎は積極的に友人たちのテーブルを回って、場を盛り上げた
挙式後には親族で食事会を。その日が誕生日の新婦祖母のお祝いも重ね、「おめでとうのピース!」でパチリ
挙式の朝、雪景色の中でスナップ
「大人っぽいマーメイドラインのドレスにずっと憧れていました」と新婦。フラワーアーティストの友人がブーケとヘッドドレスを作ってくれた
祖父を囲んで記念撮影。「祖父が喜んでくれ、ちょっとは孝行ができたかなと思いました」と新郎。その後、親族と一緒に貸し切りバスで会場へ
ゲスト一人一人に感謝を伝えてお見送り。プチギフトには出会いのきっかけとなったバレーボール形のかまぼこをオーダー
子どもたちが多いので、遊べるようにキッズコーナーを用意
着物の着付けを習っていることもあり、挙式は和装で、と決めていた新婦。自身の髪を使って新日本髪を結い、古式ゆかしい白無垢姿に
新婦のおなかには新しい命が。この日、ダブルのおめでたを報告

新潟県糸魚川市在住
高井昭和さん(31歳)
瑞穂さん(35歳)
挙式日:2020年1月5日
会場:ラポート十日町(新潟県)
披露宴日:2020年1月12日
会場:ラポート十日町(新潟県)
ゲスト数:90名
2018年秋、バレーボール大会で、新婦のチームに新郎が助っ人に来たことがきっかけで交際スタート。
※ゼクシィ新潟版2020年8月号より転載
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