【結婚式レポートin愛知県】自由に楽しくカッコよく!ふたりで選び、創った時間です
主役はゲストふたりがもてなし会場を笑いの渦へ
オーダードレスとタキシード、ヘアメイク、カメラスタッフ。すべて自分たちの感性で探し、選んだ。お互いに一番自分らしくいられる相手だからと決めた結婚。だからこそ特別な一日は、自分たちらしく楽しみたいと。「この会場に決めた理由の一つが『ゲルニカ』の壁画です。私にとって、この絵は平和の象徴であり、命の尊さを感じさせるもの。この絵の下に座って、大切な人たちと共に、この日を迎えられることに感謝したい」と美香さん。高砂席の周りは、その命が尽きることのない、ドライフラワーで彩られた。
兄との入場、母のベールダウン、父と腕を組んで新郎の元へ。大好きな家族全員に送り出してもらいたかったと、美香さんが決めたスタイルだ。人前式でゲストが拍手で承認すると、その流れで乾杯、祝宴へ。自然とゲストの気持ちも高揚していく。エンターテイナーといわれる駿太さんのアイデアだ。ここからは駿太さんの独壇場。自らマイクを持って入場し、音楽に合わせてゲストの手拍子を誘う。極め付きは、自ら余興を披露。お決まりのメイクを施し、ふたりの軌跡を語った。お開きのあいさつでは感極まって、涙を流す駿太さん。しかしゲストは大爆笑!最後まで、会場内はふたりらしさが全開満開だった。
高校生の時に出会ってから10年間。細く繋がっていたSNSで見た、大人になった美香さんのこの笑顔にひと目ぼれした駿太さんが猛アタック! わずか4カ月の交際でゴールイン!
会場のレストランはウエルカムスペースも広々
ブーケもウエルカムボードも美香さんの母の手作り。自宅の庭の花をドライフラワーにしたもの
ゲストとの一体感を大事にしたいと高砂席はソファ席に
再入場では音楽に合わせて全員でダンス。最高潮に
プロポーズの時にもらったダズンローズもドライフラワーにして飾った
ゲストがボトルにフルーツを入れ、式の中でふたりがお酒を注いで果実酒を完成させた
テラスでの人前式。最前列でビデオカメラを回していたのは新郎の父
乾杯の後、ゲスト一人一人に感謝を伝えながら祝宴へ
白塗りの駿太さん自らの余興。生い立ちから家族の紹介、美香さんとの出会い、奇跡の再会、交際開始と、ポンポンと軽快な口調で面白おかしく語る駿太さん。終始、会場内は大爆笑の渦に包まれた
愛知県春日井市在住
鮫嶋駿太さん(29歳)
美香さん(29歳)
挙式日:2020年2月22日
挙式披露宴:THE GATEHOUSE
ゲスト数:86名
出会いは高校1年生の時だが、その後は別々に歩み、10年後に交際スタート。2019年8月に婚姻届を提出。
※ゼクシィ東海版2020年7月号より転載
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