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【結婚式レポートin東京都】未来への高揚を感じる大正ロマンスタイルです
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作家夫婦が作った映像と指輪でふたりの世界へ
舞台は、ハリウッド映画のロケ地にもなった和のレストラン。入場したふたりは2階席の回廊をぐるっと回って、階下へ。「ドレスはレトロな風情漂うワンショルダー。あえて今風でないデザインに」と新婦。目指す雰囲気は大正ロマン。「当時は個人が解放され、新しい時代への希望に満ちていたと思うんです。そんなムードで、ふたりらしくみんなと過ごしたい」と笑った。
オープニングは、映像作家である新郎作のアニメから。スクリーン左から小学生の男の子が歩き出し、背景にはレスリング、棒高跳びなど挑戦してきたスポーツや人形劇活動が流れ、社会人の新郎が登場。スクリーン右からは赤いランドセルの女の子が歩き出し、一輪車に夢中になったりテニスの部活仲間と過ごしたり。ジュエリーを学んだフィレンツェの景色も。そんなふたりが赤い糸に導かれ結ばれる物語はわずか1分30秒だが、みんなすっかりふたりの世界へ。そしてジュエリー作家の新婦が作った指輪が披露されると、高砂席は人だかりの撮影会。山モチーフのデザインは人生を表現したのだそう。作家同士の夫婦の歩みは、何か新しいワクワクを周囲にもたらすような、そんな未来を感じさせる門出になった。
階下でケーキセレモニーが始まると、2階席の人たちも身を乗り出して大盛り上がり
仲良く男4兄弟の新郎中座シーン
和食コースの目玉はすしビュッフェ
和装にお色直し。洋髪には、会場にデコレーションしたまりをイメージする髪飾りを弾ませて。飾り襟は、着物が好きな新婦母に見立ててもらった
山をモチーフに、緩やかな坂と急勾配をデザインした指輪お披露目中。デザインのエピソードに耳を傾け、みんな興味津々
テーブルがない和の高砂席は、試行錯誤したそう。金屏風に毛氈(もうせん)を敷き、ウンリュウヤナギを加えた装花でダイナミックに
ふたりのキャラクターのウエルカムボードは、オープニング映像の予告板。映像に登場した友人たちに原画をプレゼントすると、とても喜ばれた。作者の新郎にとっては「自分の人生を振り返り、彼女の人生を知ることもできた」と制作時間も宝物
新郎が好きな福島のお酒を鏡開き。この後ゲストはたるを囲んでお酒を酌み交わし、自由に歓談
1階席と2階席が一体感ある会場で
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神奈川県川崎市
金子 修さん(39歳)
美砂さん(35歳)
挙式日:2019年12月7日
会場:西麻布 権八(東京都)
ゲスト数:88名
物作りを仕事に。日常の中に何かヒントを見つけると仕事モードに切り替わる、公私混同OKな似た者同士。
※ゼクシィ首都圏版2020年6月号より転載
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